品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

品質工学とLLP

2007-04-08 08:57:01 | 測定、5S
          知多半島花半島の大井港付近の春の磯辺(2007/04/06)

計量には5000年の歴史があり、計量士には50年の歴史がある。その中で品質工学を指導できる計量士が誕生した。計量士の体質の変化の兆しが感じられる。

現状の計量士の一般的な見方は、秤の検査屋であろう。例えば、会社に勤務していたときは秤の検査をやっていなくて、定年になったら計量士会に入って秤に検査をやろうとする計量士さんがこの数年来続いている。

グローバル化社会で、勝ち組の製品は全世界に売れているので、もし、品質問題を起こすとその影響は計り知れない程大きい。品質問題を起こさないためには品質工学は利用される。その品質工学ができる計量士が秤の検査も品質工学も出来るという社会的な見方になるとがよいが、現状は歴史が浅いのでそうのようになっていない。

品質工学のノウハウを持つ計量士は少数であるので、その少数の人のノウハウの活用方法として、LLPを検討してはどうであろうか。刈谷法務局に「コーチISO.LLP」が登記してある。このLLPは、コーチのノウハウとISOのノウハウを持つメンバーが「ISOのためのコミュニケーションセミナー」展開している。品質工学計量士にも、LLPを利用して活動を展開方法も一つの選択肢ではなかろうか。計量士及び計量関係者の体質のグローバル化対応では無かろうか。

計量管理ビジネス:品質工学計量士
老人のにぐるみ

LLP関係ホームページ
http://www.meti.go.jp/policy/economic_oganization/pdf/llp_kaisei.pdf