練習オタクの日々

3日ぼうずにはしたくありません!この日記とピアノのお稽古。練習記録とその他読書などの記録をつけておきます。

レッスン記録

2005-09-09 | ピアノ・音楽
夏休みの間はお稽古をお休みにしていただいているので、実に1ヶ月以上ぶりのレッスンでした。
なんとなくもうピアノを練習するのが習慣になっているので、ほぼ毎日ピアノには向かっていましたが、先生のご指導、たとえそれが悪い点のご指摘だけであっても、全くそのようなアドヴァイスなしにひたすら自分で考えて練習するということがなんて大変なことなのか、とこの夏休みに再認識しました。
先生にちょっとでも何か言ってもらうだけで、練習の方向性のようなものがはっきりするし、励みにもなるし・・・。本当に先生って偉大なんだなぁ・・・。

『テクニック』
黒鍵が入ってくるだけで安定しなくなるので、始めはよく鍵盤を見て、慣れてきたらテキストにも書いてあるように鍵盤をみないで弾けるようにしてゆきたいと思います。
久しぶりに先生のお宅のピアノで弾いたら(少し鍵盤が重い)左手がつりそうになってしまいました。筋力が落ちているのだと思います。

『ツェルニー30番の2』
左腕がまたもやつるかと思いました・・・。左手の訓練の曲なので最初は当然なんだそうです。
曲の中のどこで力を抜けばよいか、自分なりに考えて、うまく力が抜けて弾けたときにその感覚を覚えておいて次回につなげればよい、とのお話。そうか、練習はその時だけじゃなくて未来に向かって延々と続いているものなんだなぁ。
でも、ツェルニーは1曲終わるごとに達成感があるので、練習していて楽しいです。

『プレリュード15番 雨だれ』 ショパン
なんとか夏休みの間に通して弾けるようにはなったけれど、たくさんの疑問点が・・・。
中間部のペダル使いがいまいちなのでよく練習してくるように、とのこと。ペダルを上げすぎのようなので、全部上げてしまわないで半分くらいで止めるようにするとよいらいしいです。それから踏み変えがうまくできていないくて音がぶちぶちと切れてしまうので、ペダルを上げるタイミングももっとよく練習したほうが良さそうです。
また、和音が続くところでは、「雨だれ」のようなラの音と和音を別々に弾いて練習して、和音だけで綺麗に音がひびくようになったらそこにラの音を付け加えて練習する、という2段階方式をとる、とのこと。なるほど~。こういうことは先生に聞かないと効果的な練習方法がなかなか自分では見つからないものです。
最後に、中間部からAメロに戻るところの4つの音の弾き方がよく分からなかったので先生に伺ったところ、一音一音ペダルを踏み変えて弾くか、始めの音でペダルを踏んで、残りの3音はペダルをはずして伸ばし気味に弾くか、そのどちらかがよいのでは、とのこと。自分でいろいろ弾いてみて、どちらがよいか考えてみます。

この曲を弾いていて、始めの部分とか、なんとなく演歌っぽいなぁ、と思うときがあって、よく聴いてみたら、装飾音の部分が演歌のこぶしに近いような気がするのですが、そんなことを言ったらショパンさんに怒られてしまうでしょうか