詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

想い馳せ

2011年01月14日 14時30分25秒 | Weblog
  

         辿り来し ひと日ひと日に 想い馳せ

              大切な 生きる支えを 胸に置く


    『俳 句』  端渓の硯書初め父偲ぶ

    『俳 句』  雪吊りや湖畔の宿の暮れ泥む

    《川 柳》  寒い日も犬に誘われウォーキング

    《川 柳》  日記帳何時の間にやら記録帳

    【冠 句】  雪止まず 修練の道踏み固め

    【冠 句】  独りの灯 言葉の温み持ち帰る

    【冠 句】  拠り所 紐解く古書に花しおり


                               


 大学ノートに綴った古い日記を、時に触れ読み返すと、私の辿ってきた人生の

 足跡が様々な言葉で残されています。

 喜び、哀しみ、怒り、迷い、悩み、涙、、、一生懸命生きてきた様子が昨日の

 事の様に,感慨深いものが溢れてきて、歳を重ねていく姿が見えます。

 柴犬が大好きで、「チロ」「ゴンタ」と名付け、子供達と一緒に育ってきましたが

 その幼き頃の無邪気な二人の様子が、日記に楽しく残っています。

 そして大切な”日”に挿してある「花しおり」を開き、気持ちが揺らぐ日には

 読み返し、又前向きになれる元気を取り戻しています。

 最近は「日記帳」というより「記録帳」になっている部分も多くありますが、

 毎日就寝前にその日の自分を振り返り、明日に向ける気持ちを大切にして、

 素直な気持ちを書き止めてから、<私の一日>を閉じています。



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      本当に明らかな道は暗いように見え、
      本当に進んでいく道は退いているように見え、
      本当に平らかな道はでこぼこしているように見える。

                               (老子のことば)

 
コメント (6)
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