詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

見えぬ傷

2013年07月14日 14時51分17秒 | Weblog

               乱れ雨 吐きし一語に負う呵責

 

    (冠 句)        見えぬ傷 差別の罪を児に諭す

                 風ひゅうと 傲慢の背を糺される

                 日照雨 枯渇の余生趣味あらば

                 夏の夜半 切なく響くギターの音

                           試しみる 積み来し努力信じねば

                 気も新た 耐えし病も踏ん張って

 

  趣味を活かして叶えた夢、叶えたい夢に、日々を満たされ、、、がむしゃらに走ってきた

  凸凹道も、今は静かに走れる<余生の路>になりました。

  願うならば歯がゆい慢性病の痛みから逃れ、100%の気力・体力で挑みたい趣味の道

  ですが、、、在るがままの状況に折り合いを付け、一歩ずつ、少しずつ、私の願う生き方を

  続けられればいいなぁと思い、日々大好きなギターの練習に励んでいます。

  

  前回に続き、2回目の慰問演奏が控えています。

  曲数も増やし、施設の皆さんに喜んでもらえる訪問になるように、メンバーの気持ちを

  一つにして、真心を届けられるよう、頑張って練習に励んでいます。

  「竹田の子守唄」も、ギターで弾き歌う予定です。切ない歌詞に哀しく響く子守唄ですが、

  京都で生まれたこの歌に秘められた思いを受け止め、万感こめて演奏したいと思います。

  竹田の子守唄(リンクを貼っています)他、今私達のギターサークルで演奏できる曲を、

  素敵な仕上がりになればと願います。

  

 

               ← <ツルアリドオシ> とても可愛い花です。

                               是非、拡大クリックして見てくださいね。

                               

                 今日もお立ち寄り頂き有難うございます。

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10 コメント

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Unknown (花キャベツ)
2013-07-16 17:46:53
酷暑の毎日ですが第2回の慰問演奏を控え、頑張っておられますね。

「竹田の子守唄」については全く知りませんでしたが、今回ポエムさんのブログからいきさつや内容を知りました。

今回の冠句の1句目は子の子守唄が土台になっているのでしょうか?

4,5、および6句はポエムさんの生活を詠われたものですね。

・試しみる 積み来し努力信じねば

この句は私は好きですね。日頃の努力が発揮されるよう試みてみて上手くいけば大いに自信がつきますね。

3句目の
・日照雨 枯渇の余生趣味あらば
ポエムさんはまだまだ「枯渇の余生」と言う程ではないでしょう。

兎も角ギター、コーラスまた創作と多くの趣味を楽しまれているポエムさんですから身体に気をつけられ、今後もますますのご活躍を期待しています

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花キャベツさん (ポエム)
2013-07-16 21:31:31
お忙しい中嬉しいコメントを頂き有難うございます。
竹田の地名は日本に多くありますが、この子守唄は京都の竹田ですね。日本の哀しい歴史が今も残って、色々考えさせられました。

枯渇の余生はまだまだ先にしておきますね。
私の周囲にちょっと淋しい日々を送っている人がいて、楽しい趣味で気持ちの転換が出来ればいいのになぁと思い、、、冠句になりました。

今日は支部の句会でしたが、欠席しましたので、句誌が届くのが楽しみです。秋の文化祭に向けての投稿がこれから幾つかあるので、頑張ろうと思います。
返信する
同感 (ポパイ)
2013-07-17 16:47:04
日照雨 枯渇の余生趣味あらば

この句を 読んで 前の方と同じ感想を持を
持ちました、まだまだ私たちは 
若造と思っています。

人のために、自分の趣味を生かされている
ポエムさんは 12分にお若いです。
返信する
ポパイさん (ポエム)
2013-07-17 19:30:57
嬉しいコメント、感謝します。
ポパイさんからお借りしました「ツルアリドオシ」、可愛いお花ですね。人に優しく接し、大きな気持ちで見守るような花に思えます。いつも私のブログを引き立てて頂いて有難うございます。
昨日はギター、今日はコーラス、大好きな趣味に生き生きしています。
返信する
考えを深める機会に (茲愉有人)
2013-07-19 22:19:38
今回も様々に考える材料を記された冠句からいただきました。
ありがとうございます。

いずれも、なるほどと感じつつ、中でも次の3つに思いを深めています。

乱れ雨 吐きし一語に負う呵責
風ひゅうと 傲慢の背を糺される

 この二句、内省の行為の厳しさを感じます。
 ブツダの「真理のことば」(発句経)の冒頭の句に通じると受け止めました。
 中村元氏はこう訳しているのです。
 「ものごとは心にもとづき、心を主とし、心によってつくり出される。もしも汚れた心で話したり行ったりするならば、苦しみはその人につき従う。ーー車をひく(牛の)足跡に車輪がついて行くように。」(第1章・1、岩波文庫)

見えぬ傷 差別の罪を児に諭す

 差別だと意識していない差別、言葉の暴力、慣習盲従と自覚していない認知・・・・
 心の傷を無自覚に与えてしまう行為
 そういうことをキッチリと児に諭せるっていいですね。皆がそうあれば・・・・。

「竹田の子守唄」リンク先、拝読しました。
どんな唄だったか・・・・ネット検索すると、YouTubeで何人かが唱われているのを見つけました。そういえば・・・・かつて、その曲を聴いたことがありました。

元唄もアップされていますね。リンク先に掲載されている歌詞が曲として聴けました。
(たぶん、既にご存じでしょうね)
竹田の子守唄 原曲 ~ 赤い鳥Ver. 【cover】 :YouoTube
http://www.youtube.com/watch?v=Uwd-_Rsh5WQ
竹田の子守唄(元唄) :YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=duX-s8tNo-M&list=PLD6E9C07B61F2A099&index=4

赤い鳥のグループ以前に、高田恭子さんが唱っていたというのも初めて知りました。
高田恭子 継子 竹田の子守唄 (加藤和彦 大塚孝彦) 小室等 :YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=2Xar_D8L--s&list=PLD6E9C07B61F2A099

こんな切り口での動画にも出会えました。
竹田の子守唄(1/2) :YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=OXPLPjzVI-U
竹田の子守唄(2/2) :YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=uIBsNsHrPFk

蛇足かもしれませんが・・・・付記しておきますね。

マスコミって、なんなのだろう・・・・・そんな思いです。
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茲愉有人さん (ポエム)
2013-07-20 10:38:33
いつも有難うございます。
貼って頂いたリンクを見て、この歌を歌うときの心構えでしょうか、悲哀をかみ締めて歌詞に籠められた思いを深めて歌いたいと、そんな風に思っています。

同じく歌う「イムジン河」にも同じ気持ちがあります。

いじめが後を絶たず、また悲しい死が報じられています。
私も孫からよく聞く「きもい」という言葉に、なんともいえない傷つく言葉だと思い、それを学校で日常茶飯事に言われている言葉と聞き、胸が痛みます。

慰問演奏で歌うには暗い歌かもしれませんが、高齢の皆様方には、共感して頂ける曲だと思います。

マスコミの持つタブーの良識、寝た子を起こす懸念、色々なことも併せてみる機会が持てました。

篤いコメントを頂き、感謝しています。
返信する
イムジン河も・・・ いいですね。 (茲愉有人)
2013-07-20 18:40:49
こちら曲の方を私は良く覚えています。フォーク・クルセダーズのなつかしい動画と歌声をYouTubeで見つけました。
イムジン河 フォーク・クルセイダーズ
http://www.youtube.com/watch?v=1-eJDL3zLCQ

これも放送禁止になったようですが、そんなこととは無関係に、
いい曲はいい! その曲の生まれた背景を私自身知らずに、まずあのメロディーと歌詞に接した記憶があります。あらためて、曲の背景を認識しましたが、それとは独立して、やはりあの曲自体に惹かれますね。

曲の背景を知っておくことも情報として、押さえておくべきかもしれませんね。
その上で、自分がどう考えるかは別問題だと思います。
私はまずあの曲自身に惹かれています。やはり、青春時代の欠かせぬメロディーです。

フォー・クルの思い出とは別に、YouTubeでこんなバージョンを初めて知りました。

キム・ヨンジャ イムジン河~フルバージョン~
http://www.youtube.com/watch?v=GOFFjpyVmvI
李政美 イムジン河を歌う Lee Jeongmi sings Rimjin River
http://www.youtube.com/watch?v=F5ljrfUp-G4
朴保 イムジン河を唄う
http://www.youtube.com/watch?v=3tnrkFk37xg

イムジン河への思い・・・・・我々よりも、もっと切実な思いが込められていると感じます。

同じ河を方言として、イムジン河、リムジン河の二通りの発音のしかたがあるのですね。これまた、知らなかったことです。

お陰様で、何十年も経って再認識しました。いい刺激です。ありがとうございます。(蛇足を重ねることになりますが・・・・)


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茲愉有人さん (ポエム)
2013-07-20 19:30:30
イムジン河に寄せる思い、母国の歌手が歌われるイムジン河を聴くと、また違った悲しさ、切なさも感じ取れるように思います。
ギターを始めて、より深みを増した曲の一つです。
私達のギターサークルの大事な持ち歌の一つとして、これからも弾き続けたいと思います。

今日は「サマーポップス コンサート」~なつかしの昭和歌謡~を聴きに行ってきました。
「涙の太陽、亜麻色の髪の乙女、ブルー・ライト・ヨコハマ、、、」等など沢山歌ってきました。
素晴らしいリードギター演奏もしっかり耳にコピーし、声量のあるボーカルの歌唱力にも、学ぶ事が一杯ありました。

再度のコメント有難うございます。
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Unknown (kenny)
2013-07-23 07:01:13
梅雨が明け、あっという間にもう23日です。 今日になってしいました。 

慢性病の痛と向き合い、しっかりと毎日を送られている様子が句から、文章の中から伺えます。 何事にも懸命に取り組まれるポエムさん、いくつかの趣味を持っておられて本当に良かったですね、と思い浮かべながら読ませていただきました。。

今、私も趣味に生きているようなものです。現役時代と変わらぬ時間の過ごし方に自分でも驚いています。当時は体調の好不調がありました。同じ忙しさでも自分の好きな事だけを選べる今は幸せなことです。それはやはり趣味なんですね。 

「日照雨 枯渇の余生趣味あらば」、「夏の夜半、切なく響くギターの音」 に目が行きます。 そうかー、と。 

今Tさんの指導で荒城の月を弾いています。やはり個人指導を受けられた方は違います。 山や史跡歩き、PCに疲れたら横にあるギターを、が習慣付きました。

これからの私にヒントを与えて頂いた今日のブログでした。ありがとうございます。




 
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Kennyさん (ポエム)
2013-07-23 19:28:51
いつも有難うございます。
毎日暑いですね。 規則正しい生活をしたく、家事と趣味とのバランスを取りながら過ごしています。
昨日から始まった夏休みのため、朝から孫たちを預かって、祖母としての役目を果たしていますが、始業式にはそれぞれ一段と成長し、元気に登校できるよう、45日間ちょっと大変ですが、お嫁さんの手助けを頑張りたいと思っています。

Kennyさんもギター、頑張っておられますね。
今、右手に腕カバーをはめて、ギターボディーへの汗染み対策をして、日々練習していますが、クラシックギターはハードルが高いです。

秋の文化祭に向けての冠句投稿にも頑張らないといけないのですが、、、こちらも暑くて集中力がダウンし、中々進まないです。体調を崩さないようにガンバリマスね。
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