詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

本当の力!

2015年09月20日 13時19分50秒 | Weblog

秋晴れの良き日、相次ぎ孫の運動会が行なわれました。

一生懸命走り、踊り、跳び、音楽に乗ってリズムを刻み、そして振り分けられた任務にマイクを

手に進行の目配りをして、、、幼き日の姿を思い浮かべ、スクスク育った児達に、感動の涙で

胸が一杯になりました。

夫々の場面に、それぞれのドラマがありました。先生にフォローされて皆と一緒の輪の中で

踊る子、走る子、体に抱えるハンディーにも負けず、笑顔が満ち溢れて、その頑張る姿に、

先生の温かさと共に、生きる素晴らしさ、大切さも、ジーンと感じました。

未来に向かい、大きな夢を胸に描き、子供達の広く長い道に、明るい陽がさす事を願わずに

いられません。 さぁ みんな がんばって 自分の道を切り開いて行こう!

 

今までに詠んだ冠句から、今日の思いの句を並べてみました。

 

             若い風 挫折怯まず立ち向かう

             匂い立つ 自立す誉れ満身に

             青果実 挫折の種を吐き飛ばす

             登り坂 脇目も振らぬ我が闘志

             日々新た 良きライバルに煽られる

             馬駆ける 一心不乱に拓く道

             低い嵩 ハンディーに克ち満つ誉れ

             躍動す 大役を終え湧く自信

             遠響き 児に継がれゆく伝統芸

             引き継いで 花に緑に萌ゆる町

             山に向く 親に逆らう道なれど

             青む河岸 瞼に浮かぶ木の母校

             話し好き 孫の自慢はさて置いて

             独り立ち 思惟を重ねる道標

             煌きて 拓く子の夢天真に

 

           みんな 笑顔で            

 

                   

 

  季節の変わり目に崩した体調に、やりたいことが出来なく臥せっていましたが、

  孫たちから元気を貰い、少しずつ、気持ちを立て直しています。

 

  今日の新聞に「試される知性」として、美輪明宏さんの思いが書かれていました。

  安保法案に反対し、平和を訴え続けてきた歌手ですが、ヨイトマケの唄を、絶唱された姿を

  目に浮かべながら読みました。

      

       安保法は数のごり押しで成立しました。与党は最初から自信満々でしたし、

       野党だって通ることは分かっていたはず。成立の時の混乱も茶番劇にすぎないん

       です。強引に物事を進めるやり方は結局のところ、あの戦争に突き進んだ軍事

       内閣と同じじゃないですか。

       ですが、そういう人(国会議員)を選んだのも選挙民。支持した人にも責任は

       あるんです。法律を通した国会議員も、閣僚も、そしてその人らを選んだ人も、

       自分が戦争に行くと思っていない。 だから、こういう法律が成立する事態に

       なるんです。

       今回の安保関連法の成立では、けがの功名もありました。それは、これまで

       政治は分からないと言って参加してこなかった主婦や若者ら「政治のアマチュア」

       たちがデモに参加したりして、声を上げるようになったことです。与党の人たちも

       びっくりしているんじゃないでしょうか。

       日本は「大和の国」。

       文字通り、大きな「和」を持って成す国です。金持ちも貧乏人も、醜い人も美しい

       人も、分け隔てなく、いさかいなく、上手にやる国なんです。それなのに今の時代

       は、争いばかりの国になってしまった。

       権力者と政治を変えるには、一人一人が考え『知性』を持って行動することです。

       「知性」を持った人が選挙で投票すれば、それが民主主義の力になるはずです。

       果たして今回の法律の成立が、その民主主義の力を取り戻す起爆剤になるか

       どうか。今はまさにそれが試されているんじゃないでしょうか。

 

  心に残る同じ思いの記事でした。 テレビで放映された議員達の乱闘の姿を見て、

  孫たちは、「大人の議会でどうしてこんなケンカと同じ事をするんだろう」と疑問を口に

  していました。子供達の澄んだ瞳に残った今回の無様な映像に、目を背けました。

  多くの不安が消えないこれからの日本に、嘆き悲しむ日が来る事の無いよう、祈るばかり

  です。 

 

                 いつも読んでいただきありがとうございます。

       

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