詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

慰問演奏に叶う夢

2013年06月29日 15時40分36秒 | Weblog

 

              夢叶う オープニング曲に笑み弾み

 

  <冠 句>    泉湧く 小さな役も生き甲斐に

             声かける 傲り無き瞳に満つ慈愛

             澄み渡る のどかな余生身を委ね

             陽は優し 佳き人生を振り返る

             提げ袋 母の生きがい今はデイ

             耳を貸す 心残して去るホーム

 

                      

 

   昨日、フォークギターの仲間と、慰問演奏に行ってきました。

   通所サービスの介護施設を利用されておられる皆さんの中には、杖を携えた方、車いすの方、

   ベッドに臥せっておられる方、ぬいぐるみを赤ちゃんのように胸に抱っこされている方、、、

   それぞれに不自由な身体となられ、ここに来ておられます。

   廻りの環境に上手く馴染めなく、一人大きな声をあげて、不満をぶつけておられる方もいましたが

   施設のスタッフの皆様方の、とても温かい瞳と笑顔には、頭が下がる思いで一杯でした。

   この場所に来られる迄には色々な葛藤もあったかと思いますが、デイサービスを利用する事を

   生きがいとされておられる姿に安堵し、今、別の施設でお世話になっている色々と難しい面を

   持つ母の姿を思い重ね、少し胸を痛めながら、、、頑張って演奏してきました。

   

   「♪ 切手のないおくりもの」 をオープニング曲として、「ふるさと」 「若者たち」 「イムジン河」

   「琵琶湖周航の歌」 「上を向いて歩こう」 「今日の日はさようなら」 の7曲を、楽しく歌い演奏

   できたと思います。 私達のギター伴奏にのって、皆さんが一緒にコーラスして楽しんで下さり、

   歌で繋がる触れ合いに、胸が篤くなりました。

   演奏の合間には、メンバーの一人が自作の紙芝居の披露で、一段と盛り上げてくれました。

   滋賀に残る民話の世界に皆さんを一気に引き込み、故郷への想いを深くして頂けたと思います。

   

   後、反省会をかねて皆でコーヒーを飲みに行き、心地よい疲れを癒しました。次回の慰問計画も

   あり、みんなの瞳はキラキラと輝いています。

 

                今日もお立ち寄り頂き、ありがとうございます。

コメント (8)
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