詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

秋刀魚焼く

2009年10月22日 11時08分08秒 | Weblog
今ならば 大人の答え 出せるけど

    折り合えず 母に叛いた 悔いを引き

                            


  【冠 句】 サンマ焼く 悔いを引き摺る過去消して

  【冠 句】 風に知る 虚勢を張った影何処

  【冠 句】 実を結ぶ 人恋しくて蒔いた種
 
  【冠 句】 サンマ焼く 二世帯暮らし根を下ろす

  【冠 句】 佳い話 嫁がはにかむ三人目

  【冠 句】 風変わる 子に護られる老いの場所


                       三人の 孫に囲まれ 睦まじく

                             サンマ焼き 今日の幸せ しみじみと


           

           お店に脂の乗った秋刀魚が手頃な値段で売っています。
           こんがり焼けた秋の匂いが部屋に満ち、こんな所からも
           小さな幸せを、ふっと感じます・・・
           
コメント (2)
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