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やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

ヨコヅナサシガメ(共食い)(富山市婦中ふるさと自然公園/富山市[婦中町]羽根)

2022-04-15 04:15:49 | 昆虫類

この前の日曜日、家族で花見に行ってきました。桜吹雪が散るなか、霞む立山連峰も一望でき、楽しい半日を過ごしてきました(いつも一緒に花見していた孫娘が大学入学して上京。チョッピリ寂しい花見です…)。

越冬を終えたヒオドシチョウがときどき桜の花の蜜を吸っていますが、なかなかうまく撮れません。

花見もそこそこに、何かいないかと苔や地衣に覆われた桜の古木の幹を見て回っていると、何かが動いていました。すぐにはわかりませんでしたが、ヨコヅナサシガメが長い口吻を何かに突き刺して吸汁しています。よくみると、同じヨコヅナサシガメのようです。共食いです。

少し高い位置だったので、見ていても樹皮などに紛れてよくわかりませんでしたが、写真はなおのこと訳のわからないものになってしまいました。


《共食いしながら歩き回るヨコヅナサシガメ 2022/04/10》


《共食いしながら歩き回るヨコヅナサシガメ 2022/04/10》


《サクラの花の蜜を吸うヒオドシチョウ 2022/04/10》

※ 昨日は朝から細かい雨がときどき降る、うすら寒い一日。外作業はあきらめ、昼から免許更新に行ってきました。冬の間に高齢者講習を終えていたので、視力検査、写真撮影が終われば、少し待ってから新しい免許証(もちろんゴールド免許)を受け取って終了。全部で30分間ほどだったでしょうか。
  71歳以上だったので、今回の免許証の有効期間は、優良運転者、一般運転者ともに、「更新前の免許証の有効期間が満了した後の、3回目の誕生日から起算して1ヵ月が経過する日」(つまり3年間)。
  次回の更新時には後期高齢者。高齢者講習を受講する前に認知機能検査を受けなければいけないようです。

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モンシロチョウ(睡眠)(富山市)

2022-04-14 04:37:33 | 昆虫類

2022/04/10の朝、今年我が家の庭ではモンシロチョウを初めて見ています。

その日の夕方、ダイコンの株のあたりをひらひら飛んでいたモンシロチョウが、葉の裏側に昼間とは違う雰囲気でとまりました(16:56)。テラスで本を読みながらモンシロチョウの様子を見ていましたが、17:53になっても同じ状態です。触角を前に倒しており、睡眠(?)に入ったのではないかと思います。

念のため、翌朝確かめる(05:41))、前日と同じようにとまっていました。


《ダイコンの葉の裏側で睡眠?に入るモンシロチョウ(16:56)2022/04/10》


《ダイコンの葉の裏側で睡眠?に入るモンシロチョウ(16:57)2022/04/10》


《ダイコンの葉の裏側で睡眠?状態のモンシロチョウ(17:53)2022/04/10》


《翌朝も同じ場所で睡眠?中(05:41)のモンシロチョウ 2022/04/11》

※ 最近、晴れた日が続き、「春バテ」気味のようです。
  ウェブサイト『人事部コラム/ 『タツミの訪問看護』採用サイト』に、「春バテ」の体調不良、原因と対策についてが紹介されていました。
   春バテってどんなもの?
    春バテとはその名の通り、春に起こりやすい心身の不調のことです。
    春は環境の変化や気候の変動によって自律神経が乱れやすくなります。自律神経に
    は、昼間の活動時に活発になる「交感神経」と、夜リラックスしている時に活発に
    なる「副交感神経」があります。この二つのバランスが崩れると、心や体に様々な
    不調が現れます。
   春バテの主な症状
    ・体がだるい
    ・やる気が出ない
    ・朝起きるのが辛い
    ・寝つきが悪く眠りが浅い
    ・昼間眠くなる
    ・食欲が出ない
    ・気分が落ち込む
    ・イライラする
    一つでも当てはまった方は春バテの可能性があります。
   春バテの原因は?
    寒暖差
     春は、1年の中でもとくに寒暖差が激しく、1日の寒暖差の平均は9.2℃。身体が寒
     暖差に対応するために相当量のエネルギーが消耗され、「疲れ」や「だるさ」を感
     じやすくなります。
    気圧の変化
    生活環境の変化によるストレス
    花粉症によるストレス
   「春バテ」になりやすい人の生活習慣チェックリスト
     □ お風呂はシャワーのみですませる
       (私→毎日風呂に入る)
     □ 夜、眠る直前までスマートフォンを眺めている
       (私→スマホは必要な時だけ)
     □ ストレスや心配事が多く、気持ちが落ち込んでしまいがち
       (私→心配事は一時棚上げしてしまうことにしている)
     □ 休みの日は運動するよりも、家でだらだら過ごすのが好き
       (私→毎日が日曜日で、晴耕雨読が理想)
     □ 食欲があまりない
       (私→食欲旺盛で体重が70kg台に届きそう)  
  私の場合、晴れるとついつい、野外にでかけたり庭仕事をしたりの連続になり、「晴バテ」なのかも知れません。晴耕雨読、雨読の時間がなくなり、図書館から借りてきた本もパラパラ見ただけで返却してしまうものが多くなりそうです。

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カメノコテントウ(富山市)

2022-04-13 03:28:22 | 昆虫類

犬と散歩しようと、勝手口から出たとき、カメノコテントウが物置の壁にとまっているのに気づきました。我が家の庭では初見。ナナホシテントウなどよりひと回り大きなテントウムシです。


《倉庫の壁にとまっていたカメノコテントウ 2022/04/11》

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オオカマキリ(前幼虫/脱皮)(富山市)

2022-04-12 04:54:29 | 昆虫類

富山は、一昨日、昨日、今日(2022/04/11)と三日続いての夏日。

朝の6時ころ、犬との散歩を終え、鉢植えの草花などに水遣りをしているとき、昨日のことを想い出して庭木に取り付けてあるカマキリの卵のうを見て回りました。予想したとおり、最後に見たユズに取り付けたオオカマキリの卵のうから、何かが湧くように出てきていました。タイミングよく、前幼虫が卵のうから次々と出てきて、ぶら下がり、脱皮して1齢幼虫になっていくときでした。卵から前幼虫から出てくる(孵化?)様子は、卵のうの中なので確認できません。

前幼虫が卵のうから出てくる様子は、まるで水族館で見たことのある「チンアナゴ」のようでしたす。

この1齢幼虫の脱皮は、10時ころには終わりました。まだいくつも卵のうがあるので、
 ① オオカマキリの1齢幼虫は何時ころ出てくるのか?
 ② ハラビロカマキリの1齢幼虫は何時ころ出てくるのか?
など、確かめてみたいと思います。

これだけ全部がカマキリの成虫になれば、庭中カマキリだらけになる筈ですが、そこは自然の摂理、天敵に食べられたり餌の制約があったりしてそこそこの密度になると思っています。

ここでもう一度、オオカマキリの孵化の様子について書かれた、『フィールド版昆虫ハンター/カマキリのすべて」のページを引用しておきます。
「春爛漫のころからオオカマキリの孵化が始まります。エビのような形をした『前幼虫』が卵鞘から出てきます。頭には茶色でなめらかなこぶ状の構造があります。これは『頭頂嚢』で、卵鞘から出てくる時に頭を守るクッションの役割をしています。役割を終えた頭頂嚢は1~2時間ほどで体内に吸収されて、なくなってしまいます。
 やがて、白い糸でぶらさがったまま前幼虫が脱皮をはじめます。
 糸はとても細く、少しでも風が吹くとブラブラとゆれますが簡単に切れるようなことはありません。少しずつ脱皮が進むにつれて、カマキリの形になってきます。」

写真はそれほどうまく撮れませんでしたが、見たかった瞬間をみることができ、この日一日は充実感がありました。(なので、今回は同じような写真ですが、いっぱい載せました。)


《オオカマキリの卵のうから次々に前幼虫が出てきて脱皮して1齢幼虫に(06:07)2022/04/11》


《オオカマキリの卵のうから次々に前幼虫が出てきて脱皮して1齢幼虫に 2022/04/11》


《オオカマキリの卵のうから次々に前幼虫が出てきて脱皮して1齢幼虫に 2022/04/11》


《オオカマキリの卵のうから次々に前幼虫が出てきて脱皮して1齢幼虫に 2022/04/11》


《オオカマキリの卵のうから次々に前幼虫が出てきて脱皮して1齢幼虫に 2022/04/11》


《オオカマキリの卵のうから次々に前幼虫が出てきて脱皮して1齢幼虫に 2022/04/11》


《オオカマキリの卵のうから次々に前幼虫が出てきて脱皮して1齢幼虫に 2022/04/11》


《オオカマキリの卵のうから次々に前幼虫が出てきて脱皮して1齢幼虫に 2022/04/11》

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オオカマキリ(1齢幼虫)(半飼育)(富山市)

2022-04-11 03:47:01 | 昆虫類

富山は、昨日、今日(2022/04/10)と二日続いて夏日。庭では、昨日開花し始めたジューンベリーの花が今日はもう満開です。

朝、9時半ころ、庭のセイヨウバイカウツギに取り付けていたオオカマキリの卵鞘から1齢幼虫の脱皮殻がぶら下がってい揺れているのに気づきました。よく見ると、1齢幼虫がたくさんうろついています。前幼虫が脱皮してからそれほど時間がたっていないのではないかと思います。

オオカマキリの孵化の様子については、『フィールド版昆虫ハンター/カマキリのすべて」に詳しく書かれています。
「春爛漫のころからオオカマキリの孵化が始まります。エビのような形をした『前幼虫』が卵鞘から出てきます。頭には茶色でなめらかなこぶ状の構造があります。これは『頭頂嚢』で、卵鞘から出てくる時に頭を守るクッションの役割をしています。役割を終えた頭頂嚢は1~2時間ほどで体内に吸収されて、なくなってしまいます。
 やがて、白い糸でぶらさがったまま前幼虫が脱皮をはじめます。
 糸はとても細く、少しでも風が吹くとブラブラとゆれますが簡単に切れるようなことはありません。少しずつ脱皮が進むにつれて、カマキリの形になってきます。」

庭にはまだまだオオカマキリやハラビロカマキリの卵のうが取り付けてあるので、今度は前幼虫が卵のうから出てくるときや前幼虫が脱皮して1齢幼虫が出てくるところを見てみたいと思います。


《オオカマキリの卵のうと1齢幼虫 2022/04/10》


《オオカマキリの1齢幼虫 2022/04/10》


《オオカマキリの卵のうと1齢幼虫の脱皮殻 2022/04/10》


《オオカマキリの1齢幼虫 2022/04/10》

※ この日(2022/04/10)、我が家の庭では今年初見のキアゲハとモンシロチョウが飛んできました。昨日今日の暖かさで、季節が急激に進んでいます。


《庭に飛んできたモンシロチョウ 2022/04/10》


《大根の葉で休むモンシロチョウ 2022/04/10》

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スギカミキリ♂(猿倉山森林公園/富山市[大沢野町]舟倉)

2022-04-10 04:04:23 | 昆虫類

ソメイヨシノが花咲くときは、スギカミキリが出てくる時期。どこででも、スギの木があるとついスギカミキリを探してしまいます。

花粉症のため頭がスッキリしないので、まとめなおししないで引用文をそのまま紹介します。
スギカミキリは、「スギ・ヒノキに集まる大型のカミキリ。黒い体色に黄色い紋が特徴的。黄色い紋には変異があり、縦に繋がったり、紋が消失する場合がある。♂は♀よりも小型で触角の長さは体長と同じ位。♀は♂よりも大型で、触角の長さは体長よりも短い。スギやヒノキの害虫とされる。」(ウェブサイト『虫ナビ/スギカミキリ』)

スギカミキリはスギの害虫として関係者には有名ですが、マツの害虫としてその何十倍も有名なマツノマダラカミキリは、見つけたことがありません。見つけたいと思っています。


《スギカミキリが潜んでいたスギ 2022/04/02》


《スギの樹皮の下に潜んでいたスギカミキリ♂ 2022/04/02》


《スギの樹皮の下に潜んでいたスギカミキリ♂ 2022/04/02》

※ 市立図書館から4月9日(土曜日)に借りだしてきた本です(妻の本も含まれています)。
   1 『地球の中身』(廣瀬敬・著)
   2 『読んで、旅する。ー旅だから出逢えた言葉Ⅲー』(伊集院静・著)
   3 『千年の読書ー人生を変える本との出会いー』(三砂慶明・著)
   4 『旅の絵日記』(和田誠・平野レミ・著)
   5 『摩訶不思議な棋士の脳』(先崎学・著) 
   6 『鎌田式「スクワット」と「かかと落とし」』(鎌田實・著)
  1~3は(確か)図書館の新着図書にあった本、4は(確か)新聞の読書欄で見かけた本、5は先日借りてきて読んだ「うつ病九段」の著者の本、そして6は図書館にミニ展示してあったので衝動的に借りた本です。

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ヒメツチハンミョウ♂(寺家公園/富山市[大沢野町]寺家)

2022-04-09 04:42:00 | 昆虫類

公園の公衆便所の窓のそばを、ヒメツチハンミョウが1匹、歩いていました。ヒメツチハンミョウについては、2022/03/24と2021/12/11のブログで、同じ公衆便所で見かけたことを紹介していますが、その時はいずれも♀でした。

今回見かけたヒメツチハンミョウは、♂です。♂は、触角は中ほどが大きく膨らんでいます。

ウェブサイト『虫ナビ/ヒメツチハンミョウ』には、次のように紹介れています。
巨大な腹部を持つツチハンミョウの一種。
 ハンミョウと付くが、まったくの別種。ツチハンミョウの仲間は、上翅が短く、腹部がむき出しになっている。更に、変態にも特徴があり、3齢幼虫では蛹に似た姿になり歩くことも食べることもしない特別なステージがあり、更に脱皮することで蛹となり、このような変態を過変態と呼ぶ。… 。
 本種は触れたりするとカンタリジンという有毒物質を分泌する為、注意が必要である。
 本種は土中に数千個に及ぶおびただしい数の小さな黄色い卵を産み付け、孵化した幼虫は花の上で待機し、マルハナバチに乗り移ることで、マルハナバチの巣に侵入して、卵や花粉などを食べて成長する。」


《公衆便所の窓のそばを歩いていたヒメツチハンミョウ♂ 2022/04/01》


《ヒメツチハンミョウ♂ (触角の中ほどが大きく膨らんでいる) 2022/04/01》

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コブハサミムシ(産卵)(猿倉山森林公園/富山市[大沢野町]舟倉)

2022-04-08 01:33:37 | 昆虫類

展望台の管理棟?の裏側で、落ちていた(敷いてあった?)古いベニヤ板をはぐると、ハサミムシが3匹いました。翅の先端部が黄褐色なので、コブハサミムシのようです。

コブハサミムシについては、「菅平生き物通信(第15号2012年1月発行)/コブハサミムシ・生命のリレー(清水将太)」にわかりやすく説明されていましたので、抜粋して紹介します。

 「…昆虫のなかには、越冬後まもなく繁殖を行う種がいます。…コブハサミムシもそのような昆虫の一つです。…
 このコブハサミムシは、一年で世代交代します。春先にふ化して夏に成虫となり、成虫の状態で越冬します。普段は植物上で生活していますが、越冬の際には地中へ移動します。そして雪解けが進んだ春先、母虫は川筋の石の下などに巣をつくり産卵します。しかし、産卵後、卵を放置するのではなく卵や若い幼虫の世話をします。
 …本種の母虫は全卵を一か所に積み重ね、しばしば卵を舐めたり動かしたりします。そして、幼虫がふ化する際には卵の殻を除去し、幼虫が巣の外へ出てしまったならば巣に連れ戻すという行動をとります。…
 ”保育行動”はハサミムシ類の大きな特徴の一つです。…
 …本種の幼虫は、ふ化後しばらくして巣立ちします。実は、巣立ち前に衝撃的な出来事が起きます。母虫がわが子に食べられてしまうのです…」

ここで分からなかったのが♂のことです。
 ① ♂♀はいつ交尾するのでしょう?
 ② 交尾後、♂はどなうるのでしょう?

私が見たのは、まさに「巣をつくり産卵」している状態のようです。卵と♀(らしきもの)と♂(らしきもの)各1匹(巣はわかりません)、それに、卵のある巣と♀(らしきものが)1匹です。

♀(らしきもの)と♂(らしきもの)とは、〈大きさ〉〈腹節の数〉〈尾鋏の形〉が違うように見えます。

「母親の最後に関わるムシたちの話」(埼玉県立大学共通教育科・小林憲生ほか)には、コブハサミムシは「秋に交尾し、オスは越冬する前に死んでしまいます」と書かれています。

私が見た♂(らしきもの)は、♀なのでしょうか?何故一つの卵塊に♀が2匹いるのでしょうか?

コブハサミムシの♂♀の区別について、ウェブサイト『虫ナビ/コブハサミムシ』には、「尾鋏が大きく湾曲するものをアルマン型、長く真っ直ぐに伸びるものをルイス型という。♀では尾鋏が短い。」と書かれています。 

また、ウェブサイト『イッカク通信発行所/フィールドノート/コブハサミムシ』には、「…オスとメスはそれぞれ違う形のハサミをお尻に持つが、オスのハサミにはさらに二つの形がある。グイッと強く内側に曲がるものとスーッとゆるやかなカーブを描くものの二つだ。前者はアルマン型、後者はルイス型と呼ばれ、その出現頻度は地方によって違うという。」

写真からでは、わからないことだらけです。わからないから、おもしろいのですが…。


《大きなベニヤ板をはぐった状態(卵と母虫ともう1匹(♂?)がいる) 2022/03/29》


《卵と母虫ともう1匹(♂?) 2022/03/29》


《小さなベニヤ板もはぐった状態(巣に卵と母虫がいる) 2022/03/29》


《巣の中の卵と母虫 2022/03/29》

※ 在日ウクライナ大使館に、僅かな額ですが寄付してきました。今の日本は平和ですが、いつ何時ウクライナに起きているようなことが起きるかもわかりません。そうならないことを祈っています。
  参考までに、大使館のツィッターを紹介
    『ウクライナを応援したい方々用に、寄付金を送金できる銀口口座の詳細を更新いたします。
      以下になります。
       三菱UFJ 銀行 広尾支店 047 普 通
       口座番号0972597 エンバシーオブウクライナ 』

 
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ハラビロカマキリ(卵のう)(半飼育)(富山市)

2022-04-07 03:54:52 | 昆虫類

庭で雪折れしたローズマリーの枝を片付けているとき、ハラビロカマキリの卵のうが付いているのに気づきました。少し小さめです。昨年、農薬替わりにと試しに放昆?したハラビロカマキリが産んだものに違いありません。

我が家の庭には、昨年いつもの散歩で見つけてとってきたオオカマキリやハラビロカマキリの卵のうがあちこちに取り付けられています。今年の庭は、カマキリだらけになるでしょうか?


《ハラビロカマキリが卵のうを産み付けていたローズマリーの繁み 2022/04/05》


《ローズマリーの枝に産み付けてられいたハラビロカマキリの卵のう 2022/04/05》


《エゴノキの枝に取り付けたハラビロカマキリの卵のう 2022/04/05》


《ヤマブキの枝に取り付けたオオカマキリの卵のう 2022/04/05》


《ユズの枝に取り付けたオオカマキリの卵のう 2022/04/05》

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イタドリハムシ(富山市)

2022-04-06 03:06:40 | 昆虫類

庭で草むしりなどをしていると、小さな虫が舗石の上を歩いていました。黒色に朱赤色の斑紋があるイタドリハムシです。我が家の庭で見かけるのは初めてです。すぐに飛んでいきましたので、移動の途中に翅休めに立ち寄ったのでしょうか…。ちなみに、我が家の庭にはイタドリハムシの食草は生えていません。

自分に知識がない(あっても、いい加減なもの)ので、ウィキペディア(Wikipedia)からイタドリハムシの説明を抜粋しておきます。
「イタドリハムシ(虎杖葉虫…)は、鮮やかな斑紋の甲虫。ハムシとしては大柄で、テントウムシの仲間のようにも見える。別名としてカメノコウムシ(亀の甲虫)がある。…
成虫は春から秋に主としてイタドリの上に見られ、その葉を食べる。ほかにイイタドリやスイバなども食草とする。人が近づくと手足を縮めてころりと落ちる擬死の習性をもつ。幼虫もイタドリの葉を食べる。
成虫越冬であり、春に越冬した成虫が食草を来訪、産卵する。孵化した幼虫はそれを食べて夏ころに新成虫が出現する。」


《庭の舗石の上を歩いていたイタドリハムシ 2022/04/05》


《庭の舗石の上を歩いていたイタドリハムシ 2022/04/05》

上の写真のイタドリハムシは、見つけた時にカメラが近くになかったので、篩った土の微塵の上にしばらく置いておいてから、発見時の様子を再現して写したもの。体に細かい土がついているのは、そのためです。

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ホソウスバフユシャク♂(寺家公園/富山市[大沢野町]寺家)

2022-04-05 05:55:58 | 昆虫類

公園の駐車場にある公衆便所の壁に、薄い茶灰色、ウスバフユシャクによく似た蛾(比べるとやや小さい感じか?)がとまっていました。

帰宅後、ウェブサイト『日本産フユシャクWEB図鑑』で調べると、「内横線が3の字」のように見え(そう思ってしまうと、そう見えてしまいます)ホソウスバフユシャクのようです。

同サイトによると、ホソウスバフユシャクは「”冬の終わりを告げる蛾”と言われるように関東では2月中旬から3月上旬にかけて出現し、山地では4月下旬から5月下旬に出現する早春型フユシャク。本属中では最も遅い出現…。…雄の前翅長は15mm前後でInurois属の中では小さいほう。前翅外横線はM1脈でやや「く」の字をなし、クロテンフユシャクに似る。…内横線は3の字…」だそうです。


《公衆便所の壁にとまっていたホソウスバフユシャク♂ 2022/03/29》


《ホソウスバフユシャク♂(内横線は3の字) 2022/03/29》

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アトジロエダシャク(寺家公園/富山市[大沢野町]寺家)

2022-04-04 05:04:06 | 昆虫類

公園の駐車場にある公衆便所の窓に、灰色で頭部などが毛深い蛾がとまっていました。(私にとっては)これといった目立った特徴がない蛾なので、いつものように、日本の蛾(約6,000種)の絵合わせによる似たもの探しの始まりです。『日本の昆虫1400②』、『蛾の生態標本図鑑』、最後に『ウェブサイト「みんなで作る日本産蛾類図鑑V2」(10,000枚以上ある全成虫縮小画像一覧)を何度か見直して、シャクガ科エダシャク亜科のアトジロエダシャクが似ていることで自分を納得させました。

(高校時代、昆虫はもちろん植物にも詳しかった友だちにその秘訣を尋ねると、ひと言「図鑑(みちろん保育社の原色図鑑)を枕に寝てる」でした。当時の私には、当然今の私にもそのようなガッツはありません。)

その後、ウェブサイトなどで、確認です。発生時期、生育場所、幼虫の食樹その他の情報、…。

アトジロエダシャクについて、いつも参考にしているウェブサイト『北茨城周辺の生き物』では、「アトジロエダシャク 垂直尾翼を持つ蛾:その訳は如何に」と題して、次のように紹介してありました。
  「春早くから見られる普通の蛾です。食餌植物が多いので普通に見られるのでしょう。早春に羽化するので防寒用に毛深い翅を持っていると思われます。…
   明るい場所で見ると鱗粉が金色に輝き奇麗です。しかし,暗い場所では黒っぽく写ってしまい…奇麗な感じはしません。
   …気が付きませんでしたが、何と飛行機の垂直尾翼のような物…が付いているのを今年発見しました。
   これは何だろう。何かの間違いではと思いもう1枚…斜め上から写しました。間違いなく垂直に立っている物が写っています。ネットで調べたら存在に気づいている方は多くはありませんでしたが、取り上げているサイトがあり確信しました。
   それは後翅後角に付いているそうですが、…。」

最初に見かけた日(2022/03/29)の写真では、この「垂直尾翼」はよく確認できませんでしたが、その後2022/04/02に写した写真を見ると、(偶然にも)後翅後角に垂直尾翼のような物がありました。


《公衆便所の窓にとまっていたアトジロエダシャク 2022/03/29》


《公衆便所の窓にとまっていたアトジロエダシャク 2022/03/29》


《後翅後角に垂直尾翼のような物が見えるアトジロエダシャク 2022/04/02》

※ 先日(2020/03/26)、NHKテレビのBSプレミアムで、「カールさんとティーナさんの古民家村だよりー新潟の“奇跡の集落″の暮らしを描く、映像の歳時記ー」の最新版、「2022冬」が放送されることを知り、録画予約するとともに生の放送も楽しみました。いつものことながら、心が癒される内容です。
  この番組は、NHKによると、「新潟の限界集落の空き家を次々に美しくよみがえらせてきた、ドイツ人建築デザイナーのカール・ベンクスさんと、料理やガーデニングが得意なアルゼンチン人の妻ティーナさん。 集落にはカールさんの古民家にひかれて移住してくる人が増え、昔ながらの住民との交流も深まっている。「ここは世界一美しい場所」「ぜいたくではないけれど、この暮らしこそが真のぜいたく」と語るカールさんとティーナさん。和と洋、古いものと新しいものが心地よく共存する古民家での二人の暮らしを中心に、豊かな自然の中でゆるやかにつながりながら生きる人々を描く、映像の歳時記。」です。
  録画しておいたので、また何度も見直ししそうです。

《NHKBSpより》

《NHKBSpより》

 このとき、たまたま図書館からカール・ベンクス著「古民家の四季」を借りてきて読んでいるところでした。本は原則買わないのですが、本体価格1,600円と手ごろ、カールさんに少しですが協力する意味で1冊買おうと思いました。AMAZONで調べると、絶版なのか、中古品で¥30,800で出品されていました。あまりの値段で、しかもカールさんに印税が入らない中古品。もちろん、そこまでしては買いません。再販されてもいいのじゃないかと思います。


《カール・ベンクス著「古民家の四季」》

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ハスオビエダシャク(寺家公園/富山市[大沢野町]寺家)

2022-04-03 03:49:11 | 昆虫類

公園の駐車場にある公衆便所の窓に、淡褐色の蛾がとまっていました。翅頂から伸びる濃褐色の斜線が特徴的で、これならすぐにわかると、いろいろ探しましたがわかりません。なんとか辿りついたあまり自信のない結論がシャクガ科エダシャク亜科のハスオビエダシャクです。

ウェブサイト『K'S LIFE LIST/昆虫/ハスオビエダシャク』には、次のように紹介されていました。「春を告げる代表的なエダシャク。本州では低地から山地まで個体数が多い普通種…。前翅の黒い帯や点の変異は大きく、線ではなく点列の個体もいる。本種を初めて見るとエダシャクには見えない。種類が分からず、ヤガ科の中を延々と探してしまう初見殺しの蛾でもある。ヒロバトガリエダシャクなど、春のエダシャクはそういうのが多い。…岩手県と関西どちらでも普通種で、春のエダシャクで最も個体数が多いものの一つ。都市郊外の小規模な公園でも見られる。個体数が多いのか、低木や草にとまっている姿を見ていることもある。」


《公衆便所の窓にとまっていたハスオビエダシャク 2022/03/29》


《公衆便所の窓にとまっていたハスオビエダシャク 2022/03/29》


《公衆便所の窓にとまっていたハスオビエダシャク 2022/03/29》

※ 市立図書館から4月2日(土曜日)に借りだしてきた本です(妻の本も含まれています)。
   1 『イギリスの村』(安野光雅・著)
   2 『本物の読書家』(乗代雄介・著)
   3 『ムスコ物語』(ヤマザキマリ・著)
   4 『(続)犬棒日記』(乃南アサ・著)
   5 『うつ病九段』(先崎学・著)

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マツヘリカメムシ(寺家公園/富山市[大沢野町]寺家)

2022-04-02 06:25:33 | 昆虫類

寺家公園駐車場にあるサクラの老木の幹に、マツヘリカメムシが1匹とまっていました。冬眠から目覚めて活動しだしたのだと思います。マツヘリカメムシは、主にマツ類に付きその種子や新芽などから吸汁するようなので、これからマツに移動するのでしょうか?

マツヘリカメムシについては、このブログ(2022/03/14)でも昨年(2021/12/10)に公衆便所の壁にとまっていたことを紹介しています。


《サクラの老木にとまっていたマツヘリカメムシ 2022/03/29》


《サクラの老木にとまっていたマツヘリカメムシ 2022/03/29》

※ 長かった冬が終わり、昨日(2022/04/01)、富山でもやっと桜の開花宣言が出されました。これから、富山でも生きものが活発に動き出しそうで、このブログで紹介する話題には事欠かなくなりそうです。


《富山で開花宣言(北日本新聞朝刊2022/04/02)》

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エサキモンキツノカメムシ(越冬)(富山市寺家)

2022-04-01 04:45:27 | 昆虫類

そろそろスギカミキリが出てくる時期なので、寺家公園から東に向かう狭い道を少し歩きながらスギの木で探してみました。

結局、スギカミキリは見つかりませんでしたが、スギの樹皮の下にエサキモンキツノカメムシが3匹越冬していました。


《スギの樹皮下で越冬していたエサキモンキツノカメムシ 2022/03/29》


《スギの樹皮下で越冬していたエサキモンキツノカメムシ 2022/03/29》

※ 寺家公園に来て、時々はトンネル(池原1号隧道)までは往復して自然観察していましたが、この人が誰も寄り付かないような場所が全国的にも有名なところとはまったく知りませんでした(林道のようなこの道が、主要地方道であることも知りませんでした)。
  きっかけは、数日前のそれほど天気がよくない午前中。私が池原1号隧道の途中まで行って引き返してきたとき(途中、倒木や残雪があり、車は通行できない状況)、寺家方面から女性がたった一人で歩いてきたのです。ここは、ふつうの女性が一人で歩けるような場所ではありません。すれ違ったとき挨拶して、初めてその女性が若い白人女性で、スマホをかざしながら歩いてきたことに気づきました。日本語は上手でした。この付近は、クマも出るし女性が一人で歩けるようなところではないと伝えましたが、トンネルまで行けるのかと尋ねて、そのまま歩いて行ってしまいました。狐につままれたような気持ちでした。
  帰宅後、ネットで調べると、このトンネルは「その道」の人たちには全国的?にも有名なスポットだったことがわかりました。
  一つは『道路趣味界』。あるウエブサイトには、こう書いてありました。「黄色く県道色に塗られた道路表記。だが、まさにこの地点から東、まるで実在しないかのように薄い表記へと変わっている。この路線は、富山県道67号宇奈月大沢野線。この先に、三本の隧道がある。その名も池原一号、二号、そして三号隧道。我らが道路趣味界において、同じ日本海側、または北陸エリアに含まれる新潟県の旭隧道や中山隧道、石川県の戸谷隧道と並び、全国区の超有名物件である。これらに共通しているのは、「狭くて通り抜けが困難」であること。残念ながらわたくしが自分の目で確かめ得たのは、現在までのところこの池原の三隧道だけだが、まぎれもなく「通り抜けは困難」だった、当時のわたくしの技量では。」
  そして、もう一つが『心霊スポット』。心霊スポット大図鑑というウエブサイトには、こう紹介されています。「…
県道67号線に、寺家トンネル呼ばれる有名な心霊スポットがある。寺家トンネルは、3本の連なるトンネルの総称としてそう呼ばれている。霊的な噂としては、女性の幽霊が出没するそうである。車で通過するのが困難な場所としても有名な同所であるが、車で通過中の怪現象も報告されている。」
  こんな有名な場所とは、まったく知りませんでした。


《寺家トンネル(池原1号隧道)の寺家側入り口 2022/03/29》

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