キチョウがブルーサルビアの蜜を吸っていました。このあたりでキチョウは多くはありませんが、春、夏、秋を通して見られるます。これまで、シャッターチャンスがありませんでした。
キチョウは、成虫で越冬します。
《キチョウ 2011/09/13》
キチョウがブルーサルビアの蜜を吸っていました。このあたりでキチョウは多くはありませんが、春、夏、秋を通して見られるます。これまで、シャッターチャンスがありませんでした。
キチョウは、成虫で越冬します。
《キチョウ 2011/09/13》
まだ明るいのに、河原の1メートルほどの高さの草むらから、スズムシの鳴き声がしてきます。草むらの下は昼なお薄暗いから鳴いているのでしょうか?
下の写真は、草をかき分けて見つけたスズムシです。
《スズムシ 2011/09/06》
「痛っ!」腕に鋭い痛みが走りました。痛みの犯人は、通り道にあるモッコウバラの葉の裏のイラガの幼虫がでした。
《イラガ(幼虫) 2011/09/12》
ジャコウアゲハの♀が、産卵場所を探すかのように草原の表面を滑るように飛んでいるのに時々出会います。しかい、食草のウマノスズクサが見つからないのか、とまってくれませんでした。
エノキの木陰を覗いていると、黒っぽい大型のチョウが飛んできて、エノキの葉に止まりました。ジャコウアゲハの♀でした。
《ジャコウアゲハ♀ 2011/09/11》
庭を耕していると、30~40㎝の深さの土の中から、トノサマガエルが出てきました。冬眠するにはまだ早いと思うのですが…。(あわてていて、クローズアップレンズをつけたまま遠くから撮影したので、ピントがあっていません。)
《トノサマガエル 2011/09/08》
朝になっても、「リ・リ・リ・リ・リ…」とハラオカメコオロギが鳴いています。
ハラオカメコオロギは、「羽化したばかりの個体には後羽が付いており、これを用いて良く飛ぶ。また灯火にも良く飛来する。 暫く経つと後ろ足を使って自ら後羽を抜き取り、本格的な繁殖行動に移る」(『Wikipedia』)そうです。
《ハラオカメコオロギ 2011/09/06》
ブルーサルビアの花の前でホソヒラタアブがホバリングをしていました。
ホソヒラタアブは、花によくくるハナアブの仲間です。成虫は花の蜜や花粉を食べますが、幼虫はアブラムシを食べるそうです。
《ホソヒラタアブ 2011/09/08》
カクレミノの花が咲き出し、ハチやチョウなどがたくさん集まっていました。
ヒメスズメバチは、「オオスズメバチに次いで大型の種で,腹部は黄色と黒の縞模様をしています.本種のみ腹端が黒色なので他の4種(腹端は黄色)とは容易に区別ができます」(『都市のスズメバチ』)。
《ヒメスズメバチ 2011/09/07》
河原に繁茂したクズの周辺に、ウラナミシジミが飛んでいました。
ウラナミシジミは、「もともと熱帯・亜熱帯に分布するが、移動性が高いチョウで、春から秋にかけて温帯域に分布を広げ、冬には寒さのため死滅するというサイクルを繰り返している。日本でも西日本の温暖な地域では1年中見られるが、東日本では夏から秋にかけてが多く、冬から春にはあまり見られない」(『Wikipedia』)とされています。
富山県でも越冬できず、ふつう8月上旬から10月下旬に見かけるようになります。
《ウラナミシジミ 2011/09/06》
干からびたミミズの死骸をオカダンゴムシ数頭が食べていました。オカダンゴムシは、落ち葉や動物の死骸などを食べ土壌に還元する自然界の分解者です。
オカダンゴムシは、植木鉢などの下でよく見かける甲殻類です。刺激を与えると丸まることから、ダンゴムシと名づけられたようです。同じような環境で見かけるよく似たワラジムシは、刺激を与えても丸くなりません。
日本に生息するオカダンゴムシ科の仲間はオカダンゴムシとハナダカダンゴムシの2種で、いずれも外来動物です。オカダンゴムシは北海道から九州まで広く分布していますが、ハナダカダンゴムシは、横浜市、神戸市、富山市、滋賀県、桐生市で確認されているだけです。
《オカダンゴムシ 2011/08/01》
《オカダンゴムシ 2011/07/27》
オクラの葉の上にフタトガリコヤガの幼虫がいました。フタトガリコヤガの食草は、フヨウ、アオイ、ワタ、ムクゲなどアオイ科の植物で、同じくアオイ科のオクラの害虫でもあります。
《フタトガリコヤガ 2011/09/02》
庭のキュウリの葉はウリハムシが食べていますが、ここで何を食べているのかクロウリハムシも見かけます。クロウリハムシは野生のカラスウリ類の葉を好み、成虫で越冬します。
《クロウリハムシ 2011/09/02》
花が咲き始めたシュウカイドウの葉に、キマダラセセリがとまっていました。ここでは、今年になって初めて見かけました。
キマダラセセリは、富山県では「平地で多く記録されている」(『富山県の蝶Ⅱ』1999)そうです。
《キマダラセセリ 2011/09/02》
セミを捕っていた孫娘が、鱗粉のついたセミが捕れたと持ってきました。網の中を覗くと、大きなガが入っていました。実は、私はガが苦手です。胸部背面に独特の人形(どくろ)模様があったので、メンガタスズメだろうと思いました。写真は、ケヤキの幹にとまらせて写したものです。
インターネットや図鑑などを見ると、よく似た種にクロメンガタスズメがいるようです。南方系の種で富山にはいないのかも知れませんが、写真で見ると何やら似ているような気もします(肝心の区別点が写っていません)。
《メンガタスズメ? 2011/08/25》
枯れ始めたキュウリの葉に、ナミテントウが1頭とまっていました。ナミテントウは、ごくふつうに見られるテントウムシで、成虫も幼虫も植物につくアブラムシを食べます。成虫で集団越冬します。
ナミテントウの模様は、「赤地に黒紋」から「黒地に赤紋」までさまざまな変異があります。見かけたナナホシテントウは、「黒地にオレンジ色2紋」タイプですが、西日本では「黒地に2紋」タイプが一番多いようです。
《ナミテントウ 2011/08/29》