昨日の続きで、今回見かけた最後(3番目)のゼフィルスについてです。
スギ林がときどき混じる小さな沢沿いのコナラなどの雑木林の中の道を歩いています(未舗装の狭い農道という感じの道です)。
道沿いのところどころにあるアカシジミやウラナミアカシジミを見かけた林のギャップで、道を3mほどの高さで横切って飛び近くの木の葉にシジミチョウがとまりました。翅はオレンジ色ではありません。
写した写真をモニターで確かめると、ミズイロオナガシジミでした。
ミズイロオナガシジミについて、ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/ミズイロオナガシジミ』には次のように説明されていました。
「成虫は年1回、関東地方以南の暖地では 6月頃から、寒冷地では 7-8月頃に見られ、夏の終わりには見られなくなる。 活動するのは主に夕方で、日中は飛ばずに木の葉の裏などで休んでいることが多い。…
幼虫の食草はブナ科植物で、…クヌギや、ほかにコナラ、…などの新芽や葉を食べて育つ。
ゼフィルスの中でも比較的生息地の広い種で、近年に都市化が進み森林が失われた地域の公園や住宅地などでも見られることがある。」
《陽光のあたる葉の上にとまるミズイロオナガシジミ 2022/06/18》
《陽光のあたる葉の上にとまるミズイロオナガシジミ 2022/06/18》