プランター植えの賀茂ナスの葉に、ニジュウヤホシテントウ類がついていました。今年、ナスの出来はよくありませんが、この虫もこれまではほとんど見かけませんでした。(そういえば、キュウリやゴーヤにたくさんやってくるウリハムシも今年は少なかったように思います)。
『日本の昆虫1400②』には、この仲間は「類似種が多く、識別は困難なため、"ニジュウヤホシテントウ類“として扱う。」と書かれています。
成虫も幼虫もナス科植物の葉を食べるナス科農作物の害虫です。
《賀茂ナスの葉のニジュウヤホシテントウ類 2020/08/18》
《賀茂ナスの葉のニジュウヤホシテントウ類 2020/08/18》
※『わくわく昆虫記ー憧れの虫たちー』(丸山宗利著・山口進写真)の虫たち 11/56 シロスジカミキリ(夏)
「シロスジカミキリ」の副題は、「ー少年時代の私を圧倒した大きさと力の持ち主ー」です。関東では、少し郊外の公園のクリやコナラの木などで見つけることができるそうです。
私が意識してシロスジカミキリの成虫の姿を確認したのは、3~40数年前の一度だけ。小佐波御前山への途中のコナラの木で見かけましたが、写真は撮っていません。その後、シロスジカミキリの産卵痕がある木などで気にかけて探していますが、見つけることができません。
成虫の写真がないので、下の写真は産卵痕の写真です。シロスジカミキリの♀は、生木の幹の低い所にやってきて、木の皮をかじって円形の穴をあけて産卵、横に移動しながら次々と産卵するので、木の幹には独特の産卵痕が輪状に残ります(ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/シロスジカミキリ』参照2020/08/19)。
《コナラの幹のシロスジカミキリ産卵痕 2012/07/07 頼成の森》