やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

ヤマトシジミ(睡眠)(富山市)

2020-08-17 09:44:37 | 昆虫類

早朝、庭に水遣りをしていると、ラベンダーの葉にヤマトシジミがとまっているのに気づきました。触るくらいにまで近づいても逃げません。翅を閉じて前翅を下に落とし、触角は前方に倒しています。眠っているようです。


《ラベンダーの葉で眠っていたヤマトシジミ 2020/08/17》


《ラベンダーの葉で眠っていたヤマトシジミ 2020/08/17》

※『わくわく昆虫記ー憧れの虫たちー』(丸山宗利著・山口進写真)の虫たち 8/56 カナブン(夏)

「カナブン」の副題は「-銅色の艶に立派な体躯。私にとっては珍しかった虫。-」。カナブンは東京周辺では局地的で、丸山さんもなかなか見られない虫だったようです。
子どものころの私も、カナブンはシロテンハナムグリの10倍ほど(?)採れにくかった気がします。もっとも、このカナブンも樹液にきているところではなく、偶然飛んできたものを捕まえるものですから…。希少性とシロテンハナムグリよりよく飛ぶことから、子どもの私には一番人気で、同じような虫ではカナブン>シロテンハナムグリ>ドウガネブイブイの順でした。最下位のドウガネブイブイは、「へ(屁)こきぶんぶん」と呼んで見向きもしませんでした。そんな人気のカナブンでしたが、カブトムシやクワガタを捕るようになると、見向きもしなくなってしまいました。
丸山さんが「ただただ美しさの衝撃とその色彩の細かな様子だけが記憶に残った」とされるアオカナブンやクロカナブンに(それと意識して)出会ったのは、還暦を過ぎてからです。


《2階の部屋の網戸にとまっていたところを孫娘が見つけたカナブン 2020/06/21 富山市》


《交尾するアオカナブン 2016/07/08 頼成の森》 


《シラカシの樹液を舐めるクロカナブン 2011/07/26 富山市》

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