やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

頼成の森のキノコ(68)クロハナビラニカワタケ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2016-09-06 11:09:21 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、五十音順に紹介していきたいと思います。なお、キノコは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定いただきました。

クロハナビラニカワタケはシロキクラゲ科シロキクラゲ属の小型から中型のキノコで、夏から秋にかけて、広葉樹材上に発生します。「子実体」は重なり合った八重咲きの花状、表面は平滑、色は暗褐色、乾燥すると黒色で透明感は少なく、肉質はゼラチン質ですが不食です。(『カラー版きのこ図鑑』参照)

《コナラの丸太に発生したクロハナビラニカワタケ 2009/11/26》

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ゴマダラチョウ(太郎丸公園/富山市太郎丸)

2016-09-06 09:45:09 | 昆虫類

公園の周囲に植栽してあるシラカシなどには、イラガやヒロヘリアオイラガの繭がたくさん付いています。ブラブラしながらそれらの木を眺めながら歩いていると、青い小さい虫が眼に入りました。イラガセイボウです。何かを探すように樹冠をせわしく動き回っています。

結局イラガセイボウは見失ってしまいましたが、樹冠の中の繁みにゴマダラチョウを見つけました。細い枝に黄色い口器を伸ばして何かを吸っています。逆光気味に見るゴマダラチョウの翅は、ときどき紫色がかって見えます。しばらくすると、モンスズメバチが飛んで来てゴマダラチョウを追い払ってしまいました。

《黄色の口器を伸ばして吸汁するゴマダラチョウ 2016/09/03》 

《モンスズメバチに追い払われるゴマダラチョウ 2016/09/03》

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