Brawn GP & SAF1 & HRF1 - Fan

 F1 メインっス。
 外野から好き勝手な事をギャースカ喚いています。

今年一年、ありがとうございました

2006年12月31日 14時23分46秒 | その他
当ブログに訪問して読んでくださった方々。
たくさんのコメントを寄せてくださった方々。
厚く、深く、御礼申し上げます。
ありがとうございました。

このブログはほとんど“情報”ではなく、私の“感想”をひとりよがりにつらつらと書いてたものばかりだったにも関わらず、本当に有り難いことです。
おかげ様で私にしては、かなりのハイペースで更新していけました。
まぁ、来年も変わらないダメっぷりになっちゃうんでしょうが、どうか読んでやってくだされ。m(_ _)m

それでは皆さん、良いお年を~。

い・よ・い・よ “第1位”

2006年12月28日 12時31分09秒 | F1
第1位はもうこれしか残ってないですよ。
“Honda Racing ハンガリーGPで第3期初優勝” です。
やはり“勝つ”ということは最高に気持ちイイです。
で悩みましたが、“勝利”に勝るものはないということで、これを第1位に選びました。

2004年は2位は何度か獲れたのに、あと一つが遠くて遠くて。
今年のオフの速さをもってしても、シーズン序盤から全く勝てなく、『このチームはずっと勝てないのか?』なんて、ファン失格な思いを抱いてしまったこともありました。ゴメンナサイ。

2000年の復帰から114戦。
正直ここまでかかるとはほとんどの人が思っていなかったでしょう。
かくいう私もその一人です。『なんでこんなチーム(BAR)と組んだんだ!』と思ったこともありました。
バトン様も2000年デビューの同期なんですよね。

長かったなぁ~。
でも勝ってしまった今、振り返ってみると、アッという間だったなぁ~。

総集編などでも、このハンガリーGPでの第3期初優勝&君が代は必ず流れますが、その度に感動できます。
それは、私がただの単細胞ということもあるんですが、戦略がバッチリだったからここまで素直に喜べるんだと自分では思います。
これまではBAR時代から、チャンスをよく戦略やピット作業でのミスでフイにしてきたのですが、この時は違ったですから。
ホント、らしくなかったです(爆)。
やはりこういう風に“きまらないと”勝てないんですね。

“ブルドック”中本さんを中心とした体制が浸透していっている現在。
シーズン途中で中本体制に変わって、開発したものを前倒し前倒しで投入していった成果も大きかったです。  
この時は運もありましたが、来季はさらなるHondaスピリット注入で、来季はさらに姿勢が変わってくることでしょう。

シーズン終了後、バトン様が中本さんに言ったそうです。
『シーズン後半の開発を開幕からやっていれば、俺たちはこんな位置にはいなかったよね』と。

そのとおりです。
と言うことは、オフシーズンからすでに中本体制で挑む来季は、トンデモナイ活躍をしちゃうということですね!

2006シーズン10大ニュース “第2位”

2006年12月26日 12時15分53秒 | F1
第2位は “ミハエル 引退” です。
世界的にはこの出来事がダントツの1位にくるニュースなんでしょうね。

達成できていない主要記録は、パトレーゼの出走回数記録くらい(惜しいのは、1999年イギリスGPで骨折して6戦欠場したが、それがなければタイ記録での引退だった)で、他はことごとく破ってしまったF1史上最高ドライバー(記録上)が引退してしまうわけですから。
私は7月中までの段階では、『まだ引退しないだろう』と考えてましたけどね。
でも、ミハエルはずっと、去就の発表を遅らせようとする姿勢を見て、徐々に『フェラーリはライコネンと契約済みで、ミハエルはその契約を破棄させるために引き伸ばそうとしているのかも?』と考えるようになってきました。
で、イタリアGP後に引退表明。
その時には、恐らく世間一般の方々と同様に、『引退かぁ』と覚悟していたので、驚きは思ったほどありませんでした。

しかし、今年のミハエルはほとんどミスなかったですよね。
モナコ予選時の“路上駐車”を除けば、オーストラリアGPのクラッシュと、トルコGPのターン8の膨らみくらいなんじゃなかったでしょうか?
去年の方がよっぽどミスしていた印象がありますよ。

最終戦はまさに異次元のオーバーテイクの連続でしたし、今季を見ていて速さはまだまだ十分なことを見せ付けてくれてましたから、やろうと思えばまだ3年くらいは軽く出来るんでしょうが。
しかし、私は彼のこの時期の引退も『それはそれで良いかな』と思っています。
まぁ希望を言えば、あと1年。せっかくなんだからライコネンと同じマシンでチームオーダーなしのガチンコで、実はどっちが速かったのか?という疑問を晴らして欲しかったですけどねぇ。

今後の彼はどんな仕事をしていくのかは、まだハッキリしていませんが、勝負人の彼はしばらくすると暇を持て余してしまい、ウズウズしそうな気がします。
案外フェラーリのテストで乗らないですかね?
2年後くらいに戻ってくる可能性。私は否定はしませんよ。

2006シーズン10大ニュース “第3位”

2006年12月25日 11時53分04秒 | F1
トップ3の順位はさ~ら~に悩みましたねぇ。
ハッキリ言って、どれ1位でも良いくらいです。
そんな中の第3位は “SAF1 エントリー承認おりる” です。

最初のエントリーリストには、供託金が間に合わず漏れてしまい、その当時は真っ青になったことを覚えています。
だって、その後のレイエントリーを認めてもらうには、全チームの承認が必要でしたからねぇ。
基本的に日本人はF1界では好かれていないと聞くので、『ごねるチーム、あるんだろうなぁ。こりゃ、供託金以上にやっかいかもしれない・・・』と。
なので遅れたに関わらず、全チーム了承してくれた(ミッドランドはちょっとごねたが、最終的にはバーニーの助けもあり、了承してくれたし)のは誠に嬉しかったですよねぇ。ありがとうございました。

それにしても50億円を超える供託金を貸してくれたのって、一体どなたなんでしょう?
孫社長という説もありますし、馬主で有名な関口房郎会長だという説もありますが。
こんなこと詮索するのはナンセンスでしょうが、窮地を救ってくれたお方に感謝はしたいなぁ。
それにしても、ポケットマネーで50億円とは・・・、その資金力にあやかりたいデス(笑)。

今季のSAF1チームはズ~ッとピンチの連続でしたが、私はこのエントリー承認がお金の問題も含めて、一番のピンチだったと思ってるので、この嬉しいかった出来事をトップ3に入れました。
確か、最終締め切りの2日前にFIAからお金の振込みを確認されて、承認おりたんですよね。
いやはや、とにかく良かった。

今もシャシー問題などもありの、新車造りで大変だとは思いますが、それでも去年の今頃に比べれば精神的に全然楽でしょう。
その分のパワーは来季のパフォーマンスに反映されるハズ。
あぁ、妄想でまたニヤけてしまう。

10大ニュース “第4位”

2006年12月22日 18時49分49秒 | F1
第4位は “ユージ スーパーライセンス剥奪” です。

第7位に書いたSAF1のブラジルGPなどは何度思い出してもニヤけてしまうのに対し、こちらは何度思い出しても腹立たしくなってしまいます。
そりゃ確かにF1経験は全然不足していますよ。
でも、あの時点でライセンス剥奪はやはり不当だという思いです。

FIA・モズレーからのアドバイズという名の“命令”・・・
理不尽です。
理不尽すぎます。
故 冬木弘道さんが小姓に見えてしまう理不尽さです。(この話がわかる人、どれくらいいるのかなぁ?)

これにはSAF1潰しのためという話もありました。
この当時、2008年からのエントリー承認がプロドライブに決まった直後。
で、それにあふれたチームの親玉がSAF1を追い出して、自分とこの2ndチームをねじ込むように動いたと。
マクラーレンと、今は無きディレクシブ。

ロン・デニスからのSAF1に対する文句が特に強かったのはそのためだそうで。
まずはユージのスーパーライセンスを剥奪して、その後は『SAF1は遅くて危険極まりない存在だからF1から撤退するべきだ』みたいな思いがあったとか、なかったとか。
どこまでが真実なのかは分かりませんが、もしそういうことだったならば、『ちっちぇヤツだなぁ~』
まぁ、SAF1はそんな輩の思惑通りにはいかず、乗り越え、ちゃんとシーズンをまっとうしました。

確かにユージの、サンマリノの前のオーストラリアGPでの走りも大きかったと思いますが。
何回かスピンし、予選では赤旗の原因にもなってしまいましたから。
そこで、他チームのそういう動きに繋がった(増長させた)部分もあったのかもしれませんね。残念ながら。

それでもユージは、少なからず犠牲者と言えるのではないでしょうか?
海外のプレスですら、『おかしい』『いき過ぎ』の声が多かったですし、多くの人が同じ様な思いを抱いていたんだと思うんですが・・・

ユージの来季はやはりフォーミュラニッポンなんでしょうかね?
亜久里オーナーの『F1ドライバーとして育てたい』という言葉もありますし、SAF1でのテストドライブも期待したいです。


追伸、サンスポでユージの特集記事アップされてました。
下の題名をクリックしてジャン~プ。
【泣いてたまるか!】 井出 有治

10大ニュース “第5位”

2006年12月21日 13時25分26秒 | F1
第5位は “エンジンホモロゲ案等のレギュレーション大変更” です。

またもやモズレーのゴリ押し決定が今年も断行されました。
去年はタイヤ交換なしというゴリ押しを行ったんですが、あまりにもお粗末な結果に、モズレーにしては超めずらしく、元に戻しました。
が、その分さらに倍増。いやそれ以上のゴリ押しを断行しやがりました。

タイヤがワンメイクになってしまうのは百歩譲ってまだ仕方ない部分があるにせよ、エンジンの開発を凍結するって・・・
これ、ホント一体何なんでしょう!?
世界中のファンからのアンケートで『F1は最高の技術を競い合う場であるべき』という設問に大多数がそうあってほしいと答えているのに。
ファンの希望に逆行させるためにアンケート採ってるんでしょうかね?
F1の未来に対して、目の前が暗~くなっていく思いです。

しかもコレだけでは飽き足らず、2012年までの基本案も最近発表されましたが、さらに目の前が真っ暗になります。

2008年には既に大方決まっている物のほかに、エアロパーツの排除や風洞の稼動時間の制限など。

2009年はダウンフォースを50%(!!)削除。(これはオーバーテイクを増やす狙いでとのことらしいが、それでオーバーテイクが増えるのだろうか?)や、1エンジン・4レース制など。

2010年にはスタンダード化した、エアロ開発の制限(これじゃ、創造性など全くなくなる。ヒドイ)など。

上記は特にヒドイと思うものを列記しました。
今後の話し合いで、さらに増えるのでしょうか?
まぁ、まだ正式決定ではないのですが。


私、最近思うんですが、ドラマのようにモズレーは昔F1観戦したときに、コースオフした車が突っ込んできたりして、親友を失ったとかあるんでしょうか?
それで、『その日から彼のF1に対する復讐が始まった』というようなことがあるのかな?と。
もしそうだとしたら、その苦しい思い出は確かに可哀想ではありますが、それでF1をつまらなくする、最高峰の戦いではなくするというのは違うでしょう。
本当にそう思ってしまうくらい、これらのレギュレーション変更案はおかしいと思うんですが・・・

地球に優しくってのは解りますし、そうしていかなければならないとも思います。
けど、これはねぇ~。
数年後、今と同じ様にF1を楽しめているんだろうか・・・?

10大ニュース “第6位”

2006年12月20日 13時25分24秒 | F1
第6位は “鈴鹿 F1開催一旦終了” です。
ここからは、さらに順位付けに迷いましたねぇ。
ハッキリ言って、ぶっちゃけ自分でも「本当にお前の中ではこの順位なのか?」という迷いがあるくらいです。

やはり、日本のほとんどのF1ファンと同様私も、“日本のF1=鈴鹿”だったんで、『遂にきたか』という思いは多少ありも、自分の中には受け入れられない発表でした。
世間知らずなクソガキ時代から足を運んだ、超思い出の場所からF1が去る。ということですからね。
まだ希望が持てるのは、『今後一切鈴鹿でF1を開催しない』とは言われていないことですね。
まぁ、どうしても我慢できなくなったら、フォーミュラニッポンを観に行けば良いんですが、鈴鹿でのF1がやはり自分の中では申し訳ありませんが『ダントツでNo.1』なんで。

この度、鈴鹿サーキットが『ピットとパドックを近代サーキット並みに全面改修』することを決定したそうです。
F1開催復帰の思いは本気のようで、大コストの掛かる改修決定はとっても有りがたく、嬉しい限りです。
ますます鈴鹿が好きになります。

某雑誌で、海外のジャーナリストは「天国でF1が開催されるとしたら、コレ(もちろん鈴鹿のこと)なんだろう」と書いていたくらいですからね!
日本人が『最高!!』と思っている舞台は他国のヒトから見ても『最高!!』と感じるんですね。
我々は鈴鹿しか知らない(人がほとんど)んですが、世界中のGPを体験しているプレスにとっては尚更なのかもしれません。
コースも本当に独特でかつ、チャレンジングで。周りの環境も良い。
日本のF1ファンとしても嬉しく誇らしい限りです。

だから、こんな鈴鹿でのF1開催が中断してしまうのは、いまだに受け入れたくない訳ですよ。
来年は舞台が変わって富士スピードウェイになりますが、この世界に誇る開催の後任は並じゃありません。
鈴鹿だって何年もかかってこれだけの素晴しい評価を得るまでになったんですから、いきなり同等は無理ですし、望んでもいません。
ただ、最低限の納得だけは何とか。

一番は鈴鹿&富士の2開催なんですけどねぇ。

2006シーズン10大ニュース “第7位”

2006年12月18日 12時06分32秒 | F1
第7位は “SAF1&我等が琢磨 最終戦ブラジルGPで、TOP10フィニッシュ” です。
開幕戦の6秒遅れから、7ヵ月後には1周が短いサーキットとはいえ1秒半遅れにまで成長したという、壮大なドラマの第1部の完結ということで、8位のアロンソ移籍より上に位置付けました。

中国GPも相当熱くなって良いラップタイムを連発して鳥肌立ったものでしたが、このGPはそんなもの軽~く吹っ飛んでしまうスーパーラップの連発で、鳥肌通り越してウルウルきちゃいました。
ミハエルラストレース&アロンソチャンピオン決定があったんで、世界的にはそれほど注目されませんでしたが、それでも世界からSAF1に対して出てくる声は、賞賛ばかりでしたよね!
『このレースの真のヒーローはミハエルとタクマサトーだ』なんて言ってくれる人もいたらしいですよ。(ミハエルと並んで賞されるなんて、2002年鈴鹿以来だ!)

シーズン当初の『ポイント獲得・コンストラクターズ10位』は叶いませんでしたが、残念という思いは全然ありませんでしたね。
チームにとっては、色々とお金の入るコンストラクターズ10位以内に入れなかったのは、非常に厳しいんでしょうが、来季に向かって思いっきり夢見られる結果に、ファンとしてはひたすら感動でした。

終わり良ければ全て良し!
私は今も妄想一杯で来季に思いを馳せています。

2006シーズン10大ニュース “第8位”

2006年12月16日 12時23分23秒 | F1
第8位は “アロンソ マクラーレン移籍早期発表” です。
厳密に言えば、去年のニュース(12/19)なんですが、内容は今年のものということにしまして。

これを初めて見たときは、あまりにも有り得ない時期の発表に『ガセッタ・デロ・スポルト紙のフライングだろ?』と思ったんですが、どこ見てもこのニュースばかり。
アロンソもロン・デニスも喜びのコメントを出している。
で、『マジでマジなの!』と。

シーズン中、総スカン喰らう可能性があってでもあんな時期に発表したアロンソは、よほどブリアトーレが嫌だったんでしょうね。
ブリアトーレも徐々に怒りを露わにしだしまして、新車発表会の時なんて、記念撮影はアロンソを端に追いやってフィジケラと一緒に収まってたりもしましたよねぇ。
どこまで本当かは分かりませんが、実際クルーも「あんなヤツ知らん!」状態だったらしいです。

でも、アロンソはそんな中でも結果を出し続け、結局はクルーと仲悪そうな場面も見られませんでした。
何だかんだ言って、あの実力は本物ですなぁ。
昨日、ヘレスでマクラーレンのマシンにすでに乗っちゃいました。
誤算は今季のマクラーレンが悪すぎて、内心かなり焦っていると思うんですが、『来季は慣れの年』と、すでに割り切っている!?

でもマクラーレンって、最近は奇数年の成績が良いんですよね。
来年は2007年。
ニューウェイ不在の悪材料の中、どこまでやれるんでしょうか?
いくらなんでもタイトルは獲らんと思いますが、4勝以上したら“真のポストミハエル”って言われるんでしょうなぁ。

すでにチームメイトのルーキー・コバライネンより評価が下になってしまっている、フィジケラ頑張れ!

2006シーズン10大ニュース “第9位”

2006年12月15日 11時53分48秒 | F1
第9位は “モントーヤのシーズン中離脱” です。
いくら不仲説があって、彼自身それを隠そうとはしない態度を見せられてても、私的には『離脱はない!』と思っていたんですが、モントーヤはあっさり辞めちゃいました。
やはりファンキー。
ぶっちゃけ、ビルヌーヴに対しては開幕前から『ひょっとしたらシーズン中の交代劇もあるかもなぁ』なんて思ってましたけど。

まぁ、来季は契約してもらえない。マシンは悪い。居心地は最悪。ってなれば、彼の気性ならこうなっちゃうんでしょうか?
他チームではなくあっさりNASCARを選んだのは、政治が多すぎるF1界は、純粋に速さで一番になりたい(という風に見える)モントーヤにはさぞウンザリだったんでしょうね。
丁度バッチグーなタイミングでチップ・ガナッシ・レーシングからNASCARでは破格の提示があったのが大きかったようです。
人生ってタイミングなんですね~。

彼の事は個人的には、好きでも嫌いでもない“普通”なんですが、また一人個性的(ビルヌーヴもだし)なドライバーがいなくなってしまい、残念です。
奥様には頭が上がらない、“暴れん坊”。
2~3年後くらいにミハエルと一緒にF1に戻ってこないかなぁ。(また息子のセバスチャン君を連れて)