Brawn GP & SAF1 & HRF1 - Fan

 F1 メインっス。
 外野から好き勝手な事をギャースカ喚いています。

笑う者、泣く者

2009年09月30日 20時01分24秒 | F1
2戦ぶりに他チームについても書いてみます。
なんとまぁ、ハミルトンがポールトゥウィンでした。
今回は対レッドブルで考えて少しばかり応援したのですが、何とも危なげない勝利でしたね。
前戦の汚名をあっさり返上しました。

まあ後半戦に入ってから、マクラーレン&ハミルトンの速いこと。
本当に前半戦の不調があって良かったです。
それくらいに今の彼らは脅威です。

鈴鹿でも速いんですかね。
とにかく、空気読んでくれよと、今から念を押しておきたいです。


さて、今回は非常に悔いが残るチームが一つありました。
ウィリアムズです。
二人ともノーポイントだったのですが、その内容が悔し過ぎます。

ニコはまさかのピットアウト時に白線跨ぎでドライブスルーペナルティ。
あれがなければ、2年連続の2位濃厚だっただけに、悔しさばかりが残ります。
スタートも決めて、快調なペースを刻んでいただけに・・・
らしくないミスです。
鈴鹿で汚名返上してほしいです。

そしてもう一人の一貴君。
ポイントまであと一歩の1秒差の9位・・・
これも悔いが残るチームの作戦だったので。

一貴君は上位陣より20kg以上重い状態(バトンとほぼ同量)でスタートしました。
そしてSC出動時に燃料を余らせた状態で、定石通りピットインします。
恐らくピットストップサマリーを見ても、バトンと同じくらい止まっているので、燃料は相当量入れていたはずです。
で、前のクビカ・ウェバーが先に2回目のピットストップを行い、あとはプッシュしてピットストップで逆転→8位入賞するだけでした。

しかし、ウェバーのコースオフでSCが入るという表示がないにも関わらず、チームは慌てて一貴君を呼んだのでした。
その結果、クビカの後ろで戻り、後のことは記述するまでもないでしょう。
いや、あの時の一貴君の燃料残量はハッキリとは解りません。しかし・・・
あの時、ピットインしてしまえばSCが入ろうが入賞のチャンスはほぼ絶たれる状況は明らかだったのですから、SCの表示が出ていないあそこは、バトンやキミと同様ステイだったでしょうに。
小銭惜しみも大銭失いとは言い過ぎでしょうか?

はぁ、またこんな結果です・・・
鈴鹿に向けて勢いをつけてほしかったのですが。
鈴鹿でこの苦難が晴れてくれることを願いますよ。
1ポイントと言わず、5位くらい入ってほしいです。
鈴鹿で笑えれば、それが最高です。

鈴鹿、カウントダウン

2009年09月29日 21時04分24秒 | BRAWN GP
久しぶりの連日投稿です。
鈴鹿前ということで、ハイテンションを抑えきれず、駄文を書き散らかしてます。

鈴鹿。
改めて想いを馳せると、ワクワクニヤニヤしてしまう夢舞台です。

ほとんどのドライバーは言います。
鈴鹿は最高のコースの一つだと。
素人の私でもそういう印象を受けるくらいです。
実際に走る者は、それを強く感じるんでしょう。
あのコース図を見ただけで、その素晴らしさは感じられますしね。

ゲームで走ってみても、難しいですし、特にS字区間はチャレンジングです。
今年は一体どんなドラマが生まれるのか?
大いに期待してしまいます。

そしてF1開催期間中の雰囲気も最高と言えるでしょう。
裏方さん始め、ファンや地元の方々、みんながグランプリを作っていると、行くたびに実感できます。
これは行った者のみが得られる幸福感です。
チケットは、鈴鹿サーキットのオンライン購入が10月1日の16:00まで販売されているので、まだギリギリ間に合いますよ。
コンビニではもう少し遅くまで買えるようです。


さて、そんな鈴鹿ですが、私が応援するのはもちろんブラウンGPです。
どこまでやれるのか?
半信半疑ですが、マシン的には合っていなしかもしれない、という印象があるのが率直なところです。
特にS字のセクター1が苦しいかなと。

あと、テグナーも複合コーナーで、入口のコーナーは4速で、奥の鋭角が2速まで落とすのもどうなんでしょう?
いきなり2速に落とすコーナーならばアドバンテージになりそうなんですが。
130Rは改修後、実質ストレートになっているのは、チャレンジングではありませんが、ブラウンにとってはまあ良いところではありますね。
しかしその後のシケインは、改修後は緩やかになっているので、その点もどうなるのか?

しかし一番の懸念であるS字はドライバーの腕でカバーしてもらいましょう。
特にバトンはS字が得意です。
流れるようなドライビングを目に焼き付けたいところです。



もうF1マシンは日本に到着しているようですね。


では各チームの健闘を祈りつつ。
頑張れ、ブラウンGP

(鈴鹿に向けて個人的に浮ついているだけの記事ですので、コメントはなしにさせていただきます)

シンガポールGP決勝 うむ!

2009年09月28日 19時22分26秒 | BRAWN GP
シンガポールGP決勝について書かせてもらいます。
結果は、バトン様・5位、バリケロさん・6位と、見事W入賞を果たしてくれました~。
うむ。

予選10番手と12番手からこの結果ですから、これは喜ぶべき結果です。
予選が終わった時点ではどうなることかと思いましたが、終わってみれば戦前に思い描いていたものに近い(戦前は2台で10ポイント獲ってくれればと思っていました)結果で終えられてハッピーです。
しかもライバルのレッドブルよりは多くポイントを獲得できましたしね。

決勝では2台とも、予選時よりスピードがあったのが、この結果を得られた要因でしょう。
特にバトンは重い状態でも、前についていけていましたから。
この速さが予選で発揮できていればなどというタラレバもありますが、まぁそれは仕方ないことです。
コースコンディションは生き物ですしね。

さて、これでポイント差はレッドブルに対して、42.5ポイント差に広がりました。
マジック12。
これはレッドブルが残り3戦全てでワンツーを果たしても、ブラウンが3戦で12ポイント獲ればタイトル決定です。
レッドブルがワンツーを獲れなければ、そのポイント分、マジックも減ります。

鈴鹿で決定してほしいですねぇ。
鈴鹿で決めるには、7ポイント以上差を縮められなければオッケーです。
鈴鹿が終わった時点で、36ポイント差以上を維持できていれば、悲願は達成されるのです。

最高のシチュエーションではないですか?
欲を言えば、マジック5くらいになればな~って思ってたんですが、それでもこれは上々でしょう。
いざ鈴鹿へ。
鈴鹿でブラウンGPチームと共に泣きます。


一方のドライバーズの方も、もうブラウン勢のどちらかで決定濃厚でしょう。
バトンとベッテルの差は25ポイント。
これに対してはマジック5ですね。
ですがこちらも鈴鹿で決めてくれると願っています。

さて、そうなってくると、鈴鹿でバトンのタイトルが決まるのが、一番の興味かもしれません。
バトン様とバリケロさんとの差は15ポイント。
これを鈴鹿でもう5ポイント広げ、20ポイント差まで広げれば、鈴鹿で決定となります。
バトン優勝 : バリケロさん4位以下
バトン2位 : バリケロさん6位以下 と言った感じです。

これは決まってほしいような、もう少しこの争いを見ていたいような。
とにかく、各々力を出し切った、最高のレースを繰り広げてくれれば、それが最高ですよね。
二人とも気負わずに(と言っても、難しいことだと思いますが)、決戦の地へ赴いてほしいです。


さあ、いよいよですね。
4日後には鈴鹿でF1マシンが走るのです。
天気の方は、今のところどっちつかずな予報ですが、秋晴れの元でがっぷり四つの戦いを魅せてくれることを願い、その日を待ちます。

シンガポールGP予選 想定外

2009年09月27日 14時32分14秒 | BRAWN GP
シンガポールGP予選についてです。
まずは結果から。
バリケロさん・5番手、しかしギヤボックス交換のため、10番グリッドまで落ちてしまいます。
そしてバトンに至っては12番手です。

ここまで悪い結果は想定外でしたね・・・
コース形体的には、少なくともスパよりは合っているでしょうに、この結果ですから。
う~ん、厳しい。
しかもレッドブル勢はきっちり上位にいますし。

バリケロさんがQ3でクラッシュしてしまったことを見ても、ギリギリまで攻めていたんでしょう。
あの時はマシンが跳ねて、制御不能になったとのことですが。
ポイントリーダーは今回も予選で奮いませんでしたし。
やはり山田優氏が彼のリズムを狂わ・・・(以下自粛)

昨日の段階では悪くなかったと思うんですが、一日明けて、上乗せが出来なかった差が出たということでしょうか。
まずはスタートを決めて、リタイヤだけはしないでほしいです。
一つでも上の順位を求め、アグレッシブに行ってほしいと思います。

あと、ここはセーフティーカー出動が考えられるコースなので、上手くはまってくれれば予想外の高順位を得られるかもしれないと、良い結果を想像しておきます。
決勝では良い方向での想定外を得てほしいですよ。



さて、ブラウンGP以外でいくと、ハミルトンがまたポールですか。
しかしマクラーレンが良いことを考えると、やはりブラウンももう少しやれて良いと思うんですよねぇ。
彼についてはKERSもありますし、燃料も積んでいますし、優勝の最右翼でしょう。
まあこちらとしては、レッドブルより前でフィニッシュしてくれればマルです。

そして2番手と4番手にレッドブル勢。
ここでは新しいパーツを大量投入ということで、復活してきました。
やはりライバル。
楽には勝たせてくれません。
ですが他力本願を望むのはモラルに欠けるところなので、お互い力一杯戦って、その結果を待ちたいと思います。
もし彼らがワンツーを決めたとしても、それは彼らが頑張ったからであって、それを不満に思うことはありません。

そして3番手にニコ。
さすがウィリアムズとニコ。
このコースでは華麗にきましたね。
もう私的には、上位陣の中ではあなたに心を注ぎまくりです。

頑張れ、ニコ!
行けー! ニコ!
昨年と同じ2位もあるぞ。
そしてひょっとして。



さて、鈴鹿の直前のグランプリということで、色んな注目点があると思います。
11番手の一貴君もそうでしょう。
今はただ、騒がず見守りたいと思ってます。

イタリアGP 決勝

2009年09月15日 00時31分48秒 | BRAWN GP
イタリアGP決勝について書かせてもらいます。
まずは結果から。

バリケロさん・優勝! バトン様・2位!
ワンツゥーーー
キターーーーー

最高!
最高!
最高ですっ!!
(感極まった時は三度書く)

完璧。
もうこの言葉しかありません。
スタート、レースペース、ピット作業。
全てが素晴らしかった。
感動です。

一番大きかったのは二人とも1周目でコバライネンを交わしたこと。
これで自分のペースで突っ走れました。
毎ラップ、タイムを削り取るように上げていく様は本当にワクワクしました。

そしてピットストップ後、非常に重い状態にもかかわらず、良いタイムを刻めた。
これも大きかったですねぇ。
重タン状態(タイヤが温まってから)では26秒台半ばくらいのタイムまで落ちると思っていたら、26秒フラットくらいのタイムで入ってくれましたからね。
相手のハミルトンも見事な走りだったと思いますが、ブラウンの二人はそれをも超えていました。
鳥肌モノ。実に見事でした。

レース前はワンツーを獲る、イメージトレーニングという名の妄想を巡り巡らせていましたが、まさか本当にここまで完璧に成るとは。
ここにきてのこの快挙は大きすぎです。
モンツァは期待はしていましたが、セクター3の部分が心配でもあったので、半信半疑でしたが、セクター3も劣ってなかったですからね。
トップスピードが出ているのにダウンフォースもある。
開幕当初のお化けマシンが復活した感じです。


最終ラップでハミルトンがやらかしたため、ベッテルに1ポイント入ったのは余計だったかもしれませんが、ライコネンがティフォシの目の前で3位表彰台に上がったので、それもヨシとしましょう。
これでレッドブルとの差は40.5ポイント。
残り4戦。
次戦でさらに14ポイント差をつけて、54ポイント以上に広げてしまえば、残り3戦を残した時点でコンストラクターズのタイトルが決まります。
鈴鹿へ楽しみを残すために決定まではいかなくてもいいので、50ポイント差くらいまで広げてほしいですねぇ。
他チームファンの皆様、強欲でごめんなさい。ニヤニヤ。

そしてドラーバーズの方はベッテルとは26ポイント差。
これは次戦でさらに、ベッテルに4ポイント以上、ウェバーには2ポイント以上差をつけてしまえば、ブラウン勢だけのタイトル争いが決まります。
これは次のシンガポールで決めてほしいですねぇ。


望外のワンツーをチーム一丸で、華麗に決めてくれたブラウンGP。
次のシンガポールは夜間のため路面温度が30℃前後になってしまう懸念はあるものの、コース自体はやれるところだと思っているので、この勢いを持続して、今回のモンツァ同様、華麗にグランプリを戦ってほしい。
と言いたいところですが、あまり調子に乗ってもいけないので、取りこぼさないよう、確実にポイントを獲得してほしいです。

イタリアGP予選 まずまず

2009年09月13日 16時37分27秒 | BRAWN GP
イタリアGP予選について書かせてもらいます。
まずは結果ですが、バリケロさん・5番手、バトン様・6番手という結果でした。
順位的には残念といえるレベルかもしれませんが、内容的にはまずまず納得できると思います。

重量表を見てみると、Q3陣の中では最も積んでいますからね。
これはもう完全に1STOP作戦でしょう。
ライバルレッドブルに対しても2周弱、長く走れる計算です。

前にいるのはKERS組と軽いスーティル。
いいんじゃないでしょうか。
中途半端に軽くして、一つ二つ前のグリッドに出たとしても、スタートでKERS勢に抜かれたら無意味ですからね。
私はこの判断を支持します。

さてこうなってくると最大の焦点はスタートでしょう。
抜けとは言いません。
順位キープを期待です。
最近はスタートに良い思い出がありませんからねぇ。
スムーズなスタートを今回は揃って決めてほしいです。

バトンは偶数列からのスタートですが、ここは他のコースに比べてまだ偶数列のビハインドは少ないと思うので。
問題はアロンソでしょう。
彼には大人しくしていてほしいです。(笑)



上位陣ではやはりスーティルでしょう。
初のフロントロー獲得ですからね。
フォースインディアは前戦でポール。
今回もフロントロー。
しかも2台ともQ3進出。

もう強豪チームじゃないですか。
マクラーレンとフォースインディアがフロントローに並ぶ。
序盤戦のあの広報集団がこうなると予想した人なんて、いないんじゃないでしょうか?
本当に驚きの多いシーズンです。

で、スーティルの影に隠れてますが、チームメイトのリウッツィ。
いきなりQ3進出は凄いことだと思いますよ。
ほとんど走らせた事の無い、スリックタイヤ&昨年から激変マシンでこの結果ですからね。
しかもブラウン勢のすぐ後ろに控えているので、要注意人物です。



KERS勢が猛威をふるう予選結果となりましたが、この予選結果から決勝は凄く面白いことになると思います。
もしスーティルがスタートをばっちり決めて、順位キープで1コーナーをクリアすれば、若干ではありますがハミルトンより燃料多いですし、可能性が生まれます。
しかしキミは更に積んでいますし、前についていければ可能性があります。
更に後ろのコバライネンは非常に多く積んでいるので、ワンストップで行くなら可能性を捨て切れません。
更に更に後ろのブラウン勢はもっと積んでいる。

いやぁ、色々な可能性が考えられて、どういう結果になるのか読めません。
でもやっぱり最後はブラウン勢に笑ってほしいですがね。

正装服

2009年09月09日 19時17分07秒 | BRAWN GP
今年の鈴鹿用のユニフォームが到着しました。



もちろんブラウンGPのものです。
チームTシャツをネットで購入しました。
楽天市場のFORZAさんで3割以上値引きされていたので、買うなら今だと思いまして。
さすがヘンリーロイド製。
良いと感じられます。

早速これをきて、近所のツタヤに行きました。
ちょっとイタイ奴ですね。
しかしこのシャツ、思ったよりも小さいんですよね。
普通、海外の服は仮にMサイズだとしたら、日本のLサイズくらいあるんですが、これは半サイズ大きいか? くらいでした。
丈は長いんですけどね。

ちなみに購入価格は5000円です。(送料は別に掛かりますが)
定価だと7500円ですから、安いと思います。
これで鈴鹿を待つばかりです。
ブラウンGPファンの皆様もどうですか?

久しぶりにブラウンGP以外のチームについても

2009年09月05日 18時47分20秒 | F1
もう土曜日ですが、久しぶりに決勝レースについてブラウン以外のチームのことも書いてみようと思います。
まあ簡単にではありますが。

時間は遡り、ドイツGPから。
このレースは何といってもウェーバーでしょう。
初優勝。
長かったですねぇ。

でもこのグランプリでは彼は完璧だったと思います。
ポールトゥウィン。
フィニッシュ後の「イエス!イエス!イエス!」は微笑ましい絶叫でした。
ここ2戦はポイント獲れてませんが、彼も十分にタイトルの可能性のある人物。
今後も要注意しなければいけないでしょう。

そしてこのグランプリではもう一人挙げる人物がいました。
今は療養中のマッサ。
今季初表彰台でしたからね。

フェラーリはシーズン中盤から急激に速さを取り戻してきて、マッサは前戦で11番グリッドスタートから4位フィニッシュしてましたし、そして表彰台と、上昇気流著しかったんですよね。
それがまさかの次戦の事故。
彼が病室で記憶が戻った時に「ハンガリーは僕のレースだったのに」と言ったのもあながち本当に有り得たかもしれません。

今シーズンはさすがにあのまま事故が無かったとしてもタイトルは無理だったでしょうから、今は怪我をキッチリ治して、来季でまたタイトルに挑戦してほしいです。



次にハンガリー。
ここでは2強復活のレースでしたね。
不本意ながらハミルトンが優勝し、キミも復活の狼煙を上げる2位でした。
個人的には1位と2位が逆なら良かったのにと思ったのは事実です。

しかしハミルトンは速かったですねぇ。
ハミルトン&マクラーレンはほんの2戦前のイギリスGPでQ1敗退していたんですよ。
それがいくら相性の良いコースとはいえ、勝ちますかね。
今シーズンのF1は序盤戦と今の中盤戦がまったくの別物シーズンのような力関係入り乱れになってますが、これは面白いと言える反面、混乱してしまうところもあります。(苦笑)
まあそれが今のところ、マクラーレンやフェラーリがレッドブルのポイントを食ってくれている形になっているので、私的には良いことなんですがね。
終盤戦はどんな勢力図になっているのか、怖くもあり、楽しみでもあるポイントです。



続いてヨーロッパGP。
ここでもマクラーレンとフェラーリが速く、その上をブラウン(バリケロさん)がいったという、理想形の結果でした。
ただ意外だったのは、レッドブルの落ち込みようでしたね。
ベッテルはエンジンが1戦で2基もダメにしましたし、レッドブルにとっては踏んだり蹴ったりのグランプリだったでしょう。

これは私にとっては対岸の火事であったので、まったく他人事、というかむしろ歓迎(他人の不幸を喜ぶのは最低です)すべき点だったのですが、もしこういった出来事がブラウン勢に出たらと思うとゾッとします。
レッドブル陣営の落胆は如何ばかりか、想像できるところです。
やはり終盤戦に進めばエンジンが壊れることは大いに発生してくる事案ですので、とにかく願うのはブラウン勢のエンジンがレース中に壊れることが無いようにということです。

今季は8基のエンジンが使えて、それを使い切ると、新しいエンジンを投入する毎に10グリッド降格処分を受けます。
どのチームも序盤のレースで1戦ごとに1基ずつエンジンを卸しているはずなので(フレッシュなエンジンは所定の馬力が出ますが、使うにしたがって馬力が落ちていくため)後半戦になれば、(特に最終戦の第17戦目では1基のエンジンが3戦目を走ることになるので)エンジンの故障が出てくる場面が増えると思うので、この点も怖くもあり、興味が涌く点でもあります。




最後は先週行われたベルギーGP。
ここはもう、キミとフィジケラの上位二人でしょう。
特にフィジケラは信じられない速さを決勝でも発揮していました。
スタート後にセーフティーカーが入り、リスタート後にKERSに負けてしまいましたが、セーフティーカーが出なければ勝っていたかもしれません。
中盤以降、ずっとキミを追い回し続けていたんですからね。

フォースインディアがフェラーリをガチで追い回す。
時代は変わったものです。(笑)
フォースインディア初ポイントは2位表彰台。
めでたいと思います。

そんな殊勲のフィジケラは、何と次戦のフェラーリの地元のモンツァでフェラーリに乗ります。
電撃移籍とはまさにこのことです。
確かに大事なホームグランプリで、ブッチギリのドンケツ走ってるバドエルでは、ティフォシの反発は必至でしょうから、交代は必要だったとは思いますが、まさかシーズン中にフォースインディアがエースのフィジケラをリリースするなんて。
これはフォースインディアの経営は予想以上に苦しいようですねぇ。
現在はルノーの撤退噂もありますし、これ以上チームが消えるのは避けてほしいのですが・・・


そして優勝したライコネン。
いや~、長かったですね。
昨年のスペインGP以来ということですから、1年以上勝ちから遠ざかっていたんですね。
彼は逆にワンチャンスをしっかりモノにした形です。
オールージュでKERSはそりゃ利くでしょう。

それが最初のスタートとSC明けのリスタートで2回も威力を発揮できたわけですから、美味しい展開だったでしょうね。
でも6番手から1位ですから、これはキミがスタート後の混乱を捌くことがめちゃんこ上手いという証明ではないでしょうか?
並のドライバーなら、あそこまで(特に1周目で2位までアップ)出来なかったと思います。

キミは後半戦のタイトル争いのキーマンになりそうな気がします。
誰と誰の間に入るのか?
または誰よりも速くなるのか?

キミはここ3戦で24ポイントも獲っているんですよね。
対するバトンは、ここ3戦で4ポイント。
このままの勢いで残り5戦が進んでしまうと、単純計算でバトンが77ポイント、キミが74ポイントになります。
さらにフェラーリがこの調子で開発が進みまくり、勝ち続けると・・・?

ちょっとキミファンの皆さん、まだ判らないじゃないんですか!?
こちらとしては、少し怖いです。



駆け足でここ4戦を振り返った次第ですが、私の自己満足記事の垂れ流し以外の何物でもありません。
しかも長々と。
最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら、それは素晴らしく我慢強い方だと思います。
本当にありがとうございます。

でも自己満足記事はいつものことでしたね。

ベルギーGP決勝 結果は悪い方へ

2009年09月01日 22時50分53秒 | BRAWN GP
ベルギーGPの決勝について書かせてもらいます。
結果は、バリケロさんが7位入賞、バトン様は1周目に当てられてリタイヤでした。

もう、両者ともに悪い方へ転んでしまいましたね・・・
もう1周目が終わった時点で、もう観るの止めようかとすら思いましたから。
考えられる範囲で最悪の部類に入る1周目だったのではないでしょうか?
バリケロさんがリタイヤしなかったというだけでした。

でもそこからバリケロさん、頑張りましたねぇ。
正直、まさか2ポイントも獲れるなんて思ってなかったです。

ただその2ポイントもヒヤヒヤ。
残り2周から白煙がチラつき、最後はもう『なんでそこまで走れるの?』ってな真っ白な煙を撒き散らしてましたからね。
よくぞもってくれました。
まあエンジン自体が駄目になったわけではないようなので、大事に至らずにホッとしてます。

しかしまたスタートでトラブルが起きてしまったと言うことで、これは本当に再発防止をお願いしなければいけません。
アンチストール、効きすぎでしょう。
なんで今から『行くゾ!』って時に止まる方向にいくのか?
まともなら表彰台も有り得たので、痛いです。



そしてバトン。
不運では片付けられない不条理。
あんなの交わせっこありません。
スタートの密集している場面で、見えない後ろから不可解な突っ込みを受けたんですから。
グロージャンは新人とはいえ、レースで初めて車を走らせるわけではないんですから、あれは駄目でしょう。
むしろF1マシンはGP2等の下位カテゴリーに比べて、ブレーキは強烈に効くんですから、止まれないわけがないんです。
レースしたことあるでしょうに。

今回はスタートはそこそこだったのになぁ。
15番手スタートのコバライネンが6位に入っているだけに、本当に悔いが残ります。
レッドブルに比べて、ブラウン勢はポイントの取りこぼしは少ないとは思いますが、やはり終盤戦では痛いところです。
やはりここは密集しない、フロントローに並ばなければいけませんね。
とにかく予選でのパフォーマンスの回復に力を入れてほしいところです。
モンツァはバトンにとっては相性の良いサーキットだと思いますしね。



今回はレッドブル勢に4ポイント詰められました。
これで残り5戦、23.5ポイント差。
1戦4ポイントまでなら詰められても大丈夫なので、今回はギリギリラインでした。

次はモンツァ。
超レスダウンフォースサーキットということで、厳しい戦いになるかもしれません。
しかし、モンツァはセクター1とセクター2がストップ&ゴー要素があるので、やれるかもしれません。
個人的にはやれると睨んでいますが、期待通りにいってほしいです。

その次のシンガポールも割りと合っていると思うので、この2戦で中押し、ダメ押しといってほしい。
正直、鈴鹿は厳しいと思うので、安心して鈴鹿に向かえる展開を。
今回の凌ぐターンであったスパではそこそこやれたので、まだまだいけるハズ!