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2006シーズン10大ニュース “第2位”

2006年12月26日 12時15分53秒 | F1
第2位は “ミハエル 引退” です。
世界的にはこの出来事がダントツの1位にくるニュースなんでしょうね。

達成できていない主要記録は、パトレーゼの出走回数記録くらい(惜しいのは、1999年イギリスGPで骨折して6戦欠場したが、それがなければタイ記録での引退だった)で、他はことごとく破ってしまったF1史上最高ドライバー(記録上)が引退してしまうわけですから。
私は7月中までの段階では、『まだ引退しないだろう』と考えてましたけどね。
でも、ミハエルはずっと、去就の発表を遅らせようとする姿勢を見て、徐々に『フェラーリはライコネンと契約済みで、ミハエルはその契約を破棄させるために引き伸ばそうとしているのかも?』と考えるようになってきました。
で、イタリアGP後に引退表明。
その時には、恐らく世間一般の方々と同様に、『引退かぁ』と覚悟していたので、驚きは思ったほどありませんでした。

しかし、今年のミハエルはほとんどミスなかったですよね。
モナコ予選時の“路上駐車”を除けば、オーストラリアGPのクラッシュと、トルコGPのターン8の膨らみくらいなんじゃなかったでしょうか?
去年の方がよっぽどミスしていた印象がありますよ。

最終戦はまさに異次元のオーバーテイクの連続でしたし、今季を見ていて速さはまだまだ十分なことを見せ付けてくれてましたから、やろうと思えばまだ3年くらいは軽く出来るんでしょうが。
しかし、私は彼のこの時期の引退も『それはそれで良いかな』と思っています。
まぁ希望を言えば、あと1年。せっかくなんだからライコネンと同じマシンでチームオーダーなしのガチンコで、実はどっちが速かったのか?という疑問を晴らして欲しかったですけどねぇ。

今後の彼はどんな仕事をしていくのかは、まだハッキリしていませんが、勝負人の彼はしばらくすると暇を持て余してしまい、ウズウズしそうな気がします。
案外フェラーリのテストで乗らないですかね?
2年後くらいに戻ってくる可能性。私は否定はしませんよ。