Brawn GP & SAF1 & HRF1 - Fan

 F1 メインっス。
 外野から好き勝手な事をギャースカ喚いています。

遂にというか、早くもというか、決まってしまいました

2009年11月17日 20時07分11秒 | BRAWN GP
引き継ぎ初年度で、いきなりチャンピオンを獲得したブラウンGP。
そのチャンピオンチームがメルセデスに買収されました。
株式の4分の3超が、メルセデスと関連投資会社の手に渡ったそうです。
そしてチーム名も追々『メルセデスGP』に変わっていくとのこと。

今の私の胸中は複雑ですね。
そりゃあもちろん、メルセデスのチームになったということで、どんどん最初の応援していたチームの面影が消えていくのは悲しいです。
でもお金の掛かりすぎるこの世界で、こういった後ろ盾というか、基盤というか、そういったものが無ければ続けていくことは厳しいので、今回の決定は仕方ないとも思います。
ただチームの従業員皆様の将来とかを考えれば、この方が良かったのかもしれません。

でもやっぱりメルセデスということになるとねぇ。
日本の色はキレイさっぱりという感じです。
そしてドライバー選定も、バリケロさんはおろか、チャンピオンを獲ったバトンまで放出する話が、最近は決定事項のように語られています。
代わりのラインナップはロズベルグとハイドフェルド。

いきなりドイツ一色かよって、こぼしたくもなります。
もし本当にそうなってしまうと、何もかもが変わりすぎてしまい、戸惑い以上の混乱が生じるわけです。
だからといって、「バトンがマクラーレンに行ったから、今後はマクラーレンを応援します」なんてことは言わないつもりです。
ブラウンGP改め、メルセデスGPを嫌いなるということも無いと思います。

でもこれまでのような、「100%全面的に」という情熱も多分持てないのでは? と思いますね。
いや、実際に決定した体制を見るまでは解りませんよ。
ただ、このままの噂通りになるのなら、来季はこれまでのような感じにはならないんじゃないかな? と。
すでに『メルセデスGP』になった時点で、かなり冷めてますし。
「メルセデスGPになろうが、応援して当然だぜ!」という考えの方がいても、それはそれでファンとしての素晴らしい姿勢の一つであるとは思います。
ただ私はちょっと違うということです。(それなりの応援はすると思いますよ)
人それぞれで良いのではないでしょうか?

しかし現段階では、自分自身の心の中の全てがハッキリしているわけではないのも事実です。
とにかく今は、将来的にブラウンGPの名前が消滅するのだということです。
そうなるとこのブログも、これまでとは比較にならないくらいサボリまくるようになるだろうということです。(笑)
本当に気が向いた時に、ポツリポツリと更新するくらいじゃないですかね。

タイトルもチーム名とかは入れなくなる気がします。
でも今年チャンピオンになってくれて、私も完全燃焼できたところがあるので、これはこれで受け入れざるを得ず、良い機会なんだと考えることにしますよ。
だって、もしチーム名が変わったら、ブログタイトルは『Mercedes GP - Fan』になるってことでしょ?
ないな。ないない。(苦笑)

とにかく今は、全てが決まり、来季が走り出したらなんでしょうね。
とりあえず今の私の心は、冷めた部分はあるんですけど、結構揺れてもいます。
「そんなこと、チラシの裏にでも書いてろよ」というような記事ですいません。

アブダビGP決勝 有終の美は飾れたんじゃないでしょうか

2009年11月02日 23時22分25秒 | BRAWN GP
アブダビGP決勝について書かせていただきます。
結果はバトン様が3位表彰台、バリケロさんが4位入賞と、レッドブル勢の直後でフィニッシュでした。
感想は一言でいえば良かったのではないでしょうか?

上位陣の中では軽い状態でのスタートでしたが、良いペースを刻み、予選と同じレッドブルの後ろでフィニッシュしてくれました。
そりゃあ欲を言えば、勝ってほしかったですが、それでも表彰台〆は喜ぶべき結果だと思います。
バトンとウェバーの戦いは非常に熱かったですし、あと一歩のところまで追いつめました。

特に第3スティントのバトンは鬼気迫るものがありましたよ。
第3スティントでは彼が最速だったと思います。
さすがはチャンピオンという走りをここでも魅せてくれたんじゃないでしょうか。
消化試合ではなく、最後まで一つ上の順位に向かって攻める姿勢は、来季以降にも非常に期待させてくれますよ。
プレッシャーが無くなったのも良かったのかな?(笑)

さて、これで今シーズンの戦いは終わりました。
コンストラクターズ172ポイントは、資金力の規模を考えると、とてつもない数字だと思います。
確かに後半戦は苦しかったですが、それでも後半の9戦で67ポイントを獲得しています。
レッドブルの79ポイントには負けますが、それ以外のチームには勝っていますし。
マクラーレンでさえ58ポイントですから。
ドライバー二人も含めたチーム全体が勝負ですから、誇っていい成績ですよ。
来季も良い意味での胃がキリキリするシーズンを希望します。(笑)

で、来季の話になるんですが、チャンピオンチームにも関わらず、まだドライバーラインナップは全く決まっていないのが現状です。
バトンは決まりというような話が最近になってようやく聞かれるようになりましたが、大丈夫ですよね?
台所事情は苦しいでしょうが、ヴァージンを切ったというくらいですから、それに代わる、それ以上の良い話が入ってきているんだと思いたいです。
そして強力なパートナーを得て、チャンピオンドライバーに気持ち良くサインさせてあげてほしいのが私の心情です。
きっと大丈夫。


ですがもう一方のバリケロさんが、どうも移籍が正式に発表されたようですね・・・
行き先は当初の噂通り、ウィリアムズ。
この事実はハッキリ言って残念ですし、辛いです。
このチームがここまで創られたのは、バトンだけでなく、バリケロさんの力も非常に大きかったと感じていますから。

しかもあの人間性ですよ。
時々ふてくされて、胸の内を思いっきりぶちまけたり、敗戦濃厚の状況になったらペースを落としたりと、『おい、ちょっと待て~』と言いたくなる時もありましたが、でも気持ちのいい人だと思います。
あの年になっても、良い結果が出た時、あれだけ素直に喜びを表現できるのは素敵だと思いますしね。

本当に辛いです。
でも彼が決断したことですから、我々は温かく送り出さなければいけないんでしょう。
ありがとう。

Hondaに来てから4年間ですか。
酸いも甘いも共有してきた彼。
バトンとのコンビ、良かったです。
最高のコンビでしょ? この二人。
私の中で、この黄金コンビは忘れられないことと思います。
次はウィリアムズで、気持ちの良いバトルをしましょう!


とにかく、チャンピオン獲得。
最高のシーズンでした。
今振り返ってみても、本当に最高で信じられないです。
改めて、ありがとうございました。
そして、お疲れ様でした。

アブダビGP予選

2009年11月01日 15時55分45秒 | BRAWN GP
アブダビGPの予選についてです。
新コース。1000億円という途方もない金額を投じて造られた、超近代的サーキット。
1000億もかけるなんて、信じられないですが、あの辺にいらっしゃる大富豪の方々は1000億なんて金額も大したことないんでしょうかね。
恐ろしいです。

では結果ですが、バリケロさん・4番グリッド、バトン・5番グリッドと、仲良く並びました。
今回はハミルトンにはやられるとは思っていましたが、レッドブルにも完全に前に行かれちゃいましたね。
まあ前戦の速さを振り返ると、この順位も順当なんでしょうね。

燃料搭載量の方を見ても、ブラウン勢は前の三人よりは苦しそうです。
でも最終戦ですし、バリケロさんはランキング2位がかかってますし、頑張ってほしいです。
飾れ、有終の美。

このコースはピットロードがえらく長いので、タイトルが決まっているバトンは、ワンストップ作戦でこないのかなぁって思ったんですが、彼らは最終戦でもトップを狙ってきましたね。
それはそれで正しい姿勢だと思います。
有終の美、飾ってほしいです。



他では、今回も可夢偉君はまずまずの位置にきましたね。
Q3まではコンマ1秒差でしたし、合格点はあげてよいのではないでしょうか。
一貴君と隣り同士ということで、仲が良いことです。
でもスタート後は接触だけはしないように気をつけてほしいです。

彼らはこのコースでは定石になりそうな、1STOP作戦で挑むようです。
ポイント獲ってほしいですねぇ。
ちょっと今回は、彼らに対していつも以上に声援を送りたいです。


最終戦で、今回は多くのドライバーやチームが良い最終順位を狙って、攻めてくると思います。
クリーンなバトルで、我々を最後まで魅せてほしいです。

ブラジルGP決勝を改めて

2009年10月20日 18時41分44秒 | BRAWN GP
昨日は自分語りを垂れ流してしまい申し訳ありませんでした。
ただ多大にお世話になった事に対する、感謝の弁を述べさせていただきたかったのです。
読んで下さった方がいたら、誠にありがとうございました。

では、ブラジルGPの決勝を改めて書かせていただきます。
バトン様・5位、バリケロさん・8位という結果でした。
なんて言いますか、今回は批判めいたことは書かないでおこうと思います。

そして個を書く前にチームについて。
今シーズン、予算のない中効率よく戦ったと思います。
戦略でも随分ポイントを獲得したと思いますよ。
このチームの頭脳がなかったら、ひょっとしたらまだタイトルは決まっていなかったかもしれません。
本当にこのチームの強みでした。

ピット作業も序盤戦はたどたどしい場面が何度と見られましたが、後半戦は良かったと思います。
緊迫した場面でもミスなく送り出していましたし。
よく支えてくれました。

マシンのセットアップの面では、後半戦では苦労していると感じたことが何度かありましたが、モンツァやヨーロッパGPでは素晴らしかったです。
マシンを造り上げるのは地道で悩み多き作業だったと思いますが、良い妥協を見出してくれたことが多かったと思います。

ブラウンGPチーム、彼らは本当にタイトルに相応しい仕事をしたと思います。
頼もしい。
ニック・フライを除くチーム関係者の皆は、私にとって誇りです。



では続いてドライバー個人について移っていきます。
バリケロさん、ポールからスタートだったのに、結果は8位。
不本意だったと思います。
終盤はパンクにまで見舞われてしまって。
母国GPではまたもや女神様は微笑んでくれなかったですね。

悔しかったと思います。
でもレース後は非常に清々しくバトンを祝福してくれたと思います。
レースが終われば、大事な仲間。
そんな彼の人間性が見れて、本当に素晴らしかったです。

ライバルがあなただったから、今年のタイトル争いは気持ちが良かったのだと思います。
最高のコンビです。
やっぱり決勝ではペースがイマイチだったのは今回もでしたが、でもまだまだやれますね。(笑)
でも今回は表彰台には上がってほしかったなぁ。
最終戦、期待してますよ!



そしてバトン様。
14番手スタートから5位チェッカー。
頑張ったと思います。
序盤はオーバーテイクしまくりでしたし、予選での不振を晴らしてくれたアグレッシブさだったと思いますよ。

予選が終わった後は、辛辣なことを書いてしまいましたが、決勝ではプレッシャーを跳ね除けてくれました。
やはり初めてのタイトルが現実味を帯びてくると、少々小心者の彼は大変だったんだと思います。(笑)
でもこれでタイトル獲得して、免疫力が出来たでしょう。
これからはもっとスムーズにタイトル獲得回数を増やしていってくれることを期待してますよ。

正直な胸の内を告白するなら、どちらかと言えばバトンにタイトルを獲ってほしかったです。
もちろんバリケロさんが獲得しても嬉しかったと思いますが、それでもHonda時代から長きに渡ってエースの座を務めてきたわけですし、心も向いてしまいます。
だから、最終戦までタイトル争いがもつれてもいいと思う反面、今度こそ決めてくれよ! ってな思いの方が強かったかもしれません。
決めてくれて良かったです。

後半戦は確かに苦しい戦いでした。
予選ではほとんどチームメイトのバリケロさんの後塵を拝してましたし。
ポイントも前半の8戦で64ポイントの荒稼ぎをしたのに対し、後半のここまでの8戦での獲得ポイントは半分以下の25ポイント。
前半戦の快進撃と比べると、色々と揶揄されてしまう数字ですよね。
でもバリケロさんの後半8戦の獲得ポイントは31ポイントなので、ブッちぎられているわけでもないんです。

他の年、特に近年ではアロンソとかとチャンピオンになるまでの経緯について比較されるのかもしれませんが、ハッキリ言ってそんなの比較できないだろうって思います。
アロンソがチャンピオンになった時に所属していたのはルノー。
ルノーはワークスチームの中では低予算といっても、それでも年間300億円以上の予算がありました。
対してブラウンGPは150億円弱とか言われています。
もしそれが本当なら、後半戦に失速して当然でしょう。
開発の差は雲泥でしょうから。

2007年のライコネン然り、去年のハミルトン然り。
もちろん他のドライバーもチャンピオンを獲得しているんですから、最高のドライバーの一人であることは間違いありません。
でも各年で、所属チームの状況等を考えないで『バトンは駄目だ』と安易に言ってはいけないと思うのですが、どうでしょう?
1年を通して一番ポイントを獲ったのだからチャンピオンなんです。
それだけです。

これで今後はタイトル争いに対するプレッシャーは軽くなると思いたいです。
来年以降はもっと強いバトンを見せてほしい。
今後は益々の驀進を期待したいと思います。
でも今は、タイトル獲得の喜びを噛み締めてほしい。
ジェンソン・バトン、あなたがチャンピオンだ!



さあタイトルは決定しましたが、シーズンはまだ終わってません。
次は未知の戦い。
初開催のアブダビですね。
プレッシャーから解放された次戦では、有終の美を飾ってもらいましょう!

おめでとう、そしてありがとうございました

2009年10月19日 19時30分52秒 | BRAWN GP
やりました
決めました
Wタイトル
獲りました
勝ったんです


BRAWN GP そして ジェンソン・バトン選手。
素晴らしいシーズン、おめでとうございます。

この一年間、いや、数年間。
長かった。
でも何だかあっという間だった気もします。
ただ一つ確実なのは、極上だということです。

辛かったです。
憤ったことも何度もありました。
単なる傍観者のくせに、凄く無責任で生意気なことも沢山言ってきました。
申し訳なかったと思います。
でも、ありがとうございました。
幸せです。

思えば2004年からですか。
私が再び本気でF1に向き直ったのは。
それからたった約6年と言ってしまえば6年です。
でもその間、非常に多くの喜怒哀楽。特に怒と哀を経てきたように思います。

その内の5年間は一心にHondaと、その息子のような存在のSAF1を応援させてもらってきました。
その間、第3期初優勝、SAF1の初入賞、SAF1&琢磨のアロンソオーバーテイク等、感動も幾度も頂いてきました。
でも昨年の2008年、私の心は正直、粉々になった記憶があります。

一年、いや、約半年の間にSAF1とHondaの生き甲斐が一気に消えてしまったからです。
本当に落ち込みました。
私の中の色々な物が、もう終わったような感覚になりました。
海の底に落下していくような。
もうこのブログも続ける意味なんてないなって思ったもんです。

でもその時、このブログを訪れて下さる皆様に助けてもらいました。
海の底へ沈んでいくところに、浮き輪を投げ入れて下さったような気がしました。
そこでその浮き輪に掴まって、『どうしようかな~』って煮え切らないでプカプカ浮いていたところに、BRAWN GPというチームに浮き輪を引き上げてもらった気がします。
そして今年も好き勝手なことを言わせてもらいました。

語彙が少なくて、上手い例えを言えない自分が少々歯痒いです。
でも何が言いたいかと言いますと、私は恵まれているなぁと思います。
本当に恵まれています。有難うございます。
こんなブログを見て下さる皆さんに、BRAWN GPを始めとした関係者の皆さんに。

そして辛い2年間を経て、この結末です。
『何でだよ……』って思った事は数えきれません。
でもそれも全てはこの時のためだったのですね。

何だかこういったことを思い出してしまうと、こみ上げてきます。
タイトル獲得。
物語は完結しました。
私の今、涙と鼻水で顔をワチャクチャにしながらこの記事を書いています。
こんなワチャクチャになれて幸せです。


なんか、気持ち悪い独り語りで申し訳ありません。
でも、本当にありがとうございました。
F1を見続けていて、良かったです。

ブラジルGP予選 マッサの分まで

2009年10月18日 16時10分48秒 | BRAWN GP
ブラジルGP予選について書かせてもらいます。
長かったですね~。
雨で中断&延長の連続。
フジテレビ地上波は2週連続の放送ぶった切りの体たらく(?)でしたし。
まあ5時前まで放送は延長できないでしょうが。

え~、結果の方ですが、バリケロさんやりました!
今季初ですか? 母国GPでタイトル争いにとっても非常に重要な一戦でポールポジション獲得です!
対するバトンは14番手。

感想。
ちょっと酷くないですかね。
ポールと14番手。
これはアロンソとピケJrの関係並だと思います。

バトンはなんでQ2の最後でタイヤを交換しなかったのか?
全然タイムの上がらない中、残り5分を切った時点で同じジリ貧展開だった可夢偉君はピットインしてタイヤを交換し、あと少しでQ3進出のタイムを出しました。
一方のバトンはジリ貧のまま何も動かず、結局ズルズル順位を落としていき、結局クラッシュしたリウッツィを除けばQ2組の中ではビリでした。

うーん、タイヤの問題もあります。
そしてタイトルのプレッシャーは解りますが、もう少し攻めれなかったのでしょうか?
それにチームもあの状況で何も動かなかったのはいただけません。
これで決勝もジリ貧だったら、ブラウンさんは見切りをつけちゃうんでしょうかね。
コンディションがあれだったので、一概に烙印を押せないとは思いますが、とにかくブラウンさんは最近のバトンを見てか、来季の必要不可欠人材とは思っていないような発言がありますし。


対するバリケロさん。
本当に頑張りました。
ウェットコンディションではブラウンGPのマシンは苦しいはずなんですが。
バトンに比べてアグレッシブな走りは、タイヤの発熱にも有利に働いたのかもしれませんが、とのかくグッジョブでした。

もし決勝もこのまま10ポイント 対 ゼロなら、非常にタイトル争いは面白いですね。
本当に両者トラブルもなく、ガチでそうなったのなら、タイトルに相応しいのはバリケロさんだという声が大きくなるでしょう。
とにかく彼は最高のことをやっています。
あとは最近バトンとは逆にレースでは駄目になるという点を改善してくればですね。



他ではデビューレースとなる小林可夢偉君。
良かったです。
初予選であのコンディション。
新人でしたら、あそこでQ1敗退でも『そんなもんなのかなぁ』で思う状況だったでしょう。
でもキッチリ安全タイムでQ1を突破して、Q2でもあと一歩で突破のタイムを出しましたからね。

裏ポールの11番手。
日曜日も雨予報のようですが、雨での速さがこれだけあれば、デビューレースでいきなり入賞も夢ではないような気がします。
あとはいかに安定して走りきれるかどうかでしょう。
ここまではこのビッグチャンスをちゃんと抱きかかえています。
頑張ってほしいです。


逆にベッテル。
どうしちゃったんでしょう。
まさかのQ1敗退。

まあちょっと同情しちゃう点はありました。
他のみんながタイムを上げている時間帯で、前に詰まって緩めざるを得ない周回が何周もありましたからね。
こちらとしては良いと言ったらいやらしいけど、まあ正直言って良い展開ですが、
決勝も雨になってしまえば、16番手という順位もさほどのビハインドにならないのかもしれません。
彼は雨では本当に速いですからね。


連日の雨で関係者の方々は大変でしょうが、最後まで頑張ってほしいです。

日本GP決勝 正直ガッカリ

2009年10月07日 22時30分45秒 | BRAWN GP
日本GPについて、いつものような形の記事を書かせてもらいます。
まずはブラウンGP勢の結果から申し上げますと、
バリケロさん・7位、バトン・8位という結果でした。
ハッキリ言って、この結果は残念です。

やはり予選があれだけ混乱し、黄旗無視をしたためのペナルティが痛かったです。
しかしタイムを出せていない状況だったのですから、あそこは踏んで仕方ない部分はあったと思います。
それが危険だったことは認めますが。

でもちょっとクラッシュ多すぎましたね。
いくら走ったことのないコースといえど、仮にも世界最高のF1レーサーなんですから、見極めは出来なければ駄目だと思うのは、傍観者の勝手な言い草でしょうか?
1時間だけとはいえ、午前中にドライコンディションで走れているわけですから。

話を戻します。
今回は現地観戦ということで、ノートPCでライブタイミングを見ていたとは言っても、いつも自宅で見ているような、セクタータイムを逐一確認できていませんでした。
目の前をマシンが通れば、やはりそれは見ていましたし、コース内ではエーモバイルの受信もあまり良くなかったです。
ですから、正直何が良くて、何が悪かったのか、あまり確信をもって言えません。

遅くはなかったですけど、速くもなかったというくらいですかね。言えるのは。
ただ、SCはブラウンにとっては余計でした。
あのままレースが普通に進めていれば、ニコがピットストップでブラウンの後ろになるはずだったので。
先にピットインを済ませていたブラウン勢だったのですが、その後はニコより速いペースを刻んで、SCが入る時には、ニコを交わせるギャップになっていました。

しかしこれもレース。
仕方ないのです。
バトンはアルグエルスアリがクラッシュした後、緩めることがなかった、SC入る直前のニコの走り(ベスト・ベストを刻んで、ピットに飛び込んだ)に対し、モノ申しているみたいですけど。
確かに私も、緑色・緑色のセクタータイムを見ながら、『これ、いいのか?』と思いましたが、まあ覆りませんでした。
それにバトンも前戦のシンガポールでは、SC入る前のタイミングで突っ走って、ウェバー達の前に出たわけですし、これでトントンでしょう。

これでバトンとベッテルとの差は、急接近で16ポイント差になってしまいました。
バリケロさんとの差は14ポイント。
バトンの視点で語るなら、敵はチームメイトよりベッテルでしょうね。
チーム内争いは、予選でバリケロさん、決勝ではバトンというここ最近の走りで、結局レースが終わってみれば、一つ二つしか順位が違わないという拮抗した結果を出しています。
なので2戦連続リタイヤをしない限り、バリケロさんに14ポイントの差は逆転されないと思うのです。

対ベッテルで考えるなら、マジック4。
日の出の勢いであるベッテルですから、他力本願でモノを考えるべきではないでしょう。
次でスパッと、自力で4ポイントと言わず、表彰台に上がって6ポイントを獲ってほしいです。
次で決めましょう!

コンストラクターズの方は、こちらも残念ながら決まりませんでしたが、マジック1。
これはもう決定と言って良いと思います。
まだ正式には決まってませんが、こちらはもう安堵してますね、正直。
それにしても本当におとぎ話ですよね。
タイトル獲得ですか。
いざ現実になるのかと思うと、少々信じられません。
これが本当に決定すると、もう少し喜びが爆発するのかもしれませんね。
って、おい私、少しばかり気が早いぞ。(笑)



今日は続けて他のチームについても書きます。
まずはベッテル、本当に、本当に速かったです。
マシンがバッチリ合って、かつ腕が加味され。
非の打ちどころがないとは、まさにこれです。

正直恐ろしさを感じました。
今年はレッドブルは何度もピット作業や戦略でポカをやってくれて、これだけの差を築き上げれていますが、もしブラウンくらいキッチリ戦われていたらと思うと、想像できません。
恐怖です。
ひょっとしたら、レッドブルの方が上を行っているかもしれません。

でもそれも含めて、チームスポーツのF1という競技ですから、ブラウンGPは何ら恥じることはないですよ。
全てを総合すると、最強はブラウンGPになるということです。
胸を張ります。



そして次に2位のトゥルーリ。
凄かったですね。
トヨタの仕事も、レッドブル&ベッテルとは違う素晴らしさがありました。

出来ることを全てやったと思います。
持てるモノを全て出し切ったと思います。
完璧だったと思います。

ドライバーもチームも、全てが。
なんて言うか、素敵でした。
そしてカッコ良かった。

ハミルトンを交わした時、スタンドがうねりましたね。
やはりファンもその戦い方に感動したのだと思います。
少しだけトヨタというチームが好きになりました。



次はブラジルGPですか。
ここは母国のバリケロさんに勝ってほしいです。
そしてワンツーを決めてほしい。
鈴鹿が不本意だった分、まとめて爆発をと思います。

鈴鹿、カウントダウン

2009年09月29日 21時04分24秒 | BRAWN GP
久しぶりの連日投稿です。
鈴鹿前ということで、ハイテンションを抑えきれず、駄文を書き散らかしてます。

鈴鹿。
改めて想いを馳せると、ワクワクニヤニヤしてしまう夢舞台です。

ほとんどのドライバーは言います。
鈴鹿は最高のコースの一つだと。
素人の私でもそういう印象を受けるくらいです。
実際に走る者は、それを強く感じるんでしょう。
あのコース図を見ただけで、その素晴らしさは感じられますしね。

ゲームで走ってみても、難しいですし、特にS字区間はチャレンジングです。
今年は一体どんなドラマが生まれるのか?
大いに期待してしまいます。

そしてF1開催期間中の雰囲気も最高と言えるでしょう。
裏方さん始め、ファンや地元の方々、みんながグランプリを作っていると、行くたびに実感できます。
これは行った者のみが得られる幸福感です。
チケットは、鈴鹿サーキットのオンライン購入が10月1日の16:00まで販売されているので、まだギリギリ間に合いますよ。
コンビニではもう少し遅くまで買えるようです。


さて、そんな鈴鹿ですが、私が応援するのはもちろんブラウンGPです。
どこまでやれるのか?
半信半疑ですが、マシン的には合っていなしかもしれない、という印象があるのが率直なところです。
特にS字のセクター1が苦しいかなと。

あと、テグナーも複合コーナーで、入口のコーナーは4速で、奥の鋭角が2速まで落とすのもどうなんでしょう?
いきなり2速に落とすコーナーならばアドバンテージになりそうなんですが。
130Rは改修後、実質ストレートになっているのは、チャレンジングではありませんが、ブラウンにとってはまあ良いところではありますね。
しかしその後のシケインは、改修後は緩やかになっているので、その点もどうなるのか?

しかし一番の懸念であるS字はドライバーの腕でカバーしてもらいましょう。
特にバトンはS字が得意です。
流れるようなドライビングを目に焼き付けたいところです。



もうF1マシンは日本に到着しているようですね。


では各チームの健闘を祈りつつ。
頑張れ、ブラウンGP

(鈴鹿に向けて個人的に浮ついているだけの記事ですので、コメントはなしにさせていただきます)

シンガポールGP決勝 うむ!

2009年09月28日 19時22分26秒 | BRAWN GP
シンガポールGP決勝について書かせてもらいます。
結果は、バトン様・5位、バリケロさん・6位と、見事W入賞を果たしてくれました~。
うむ。

予選10番手と12番手からこの結果ですから、これは喜ぶべき結果です。
予選が終わった時点ではどうなることかと思いましたが、終わってみれば戦前に思い描いていたものに近い(戦前は2台で10ポイント獲ってくれればと思っていました)結果で終えられてハッピーです。
しかもライバルのレッドブルよりは多くポイントを獲得できましたしね。

決勝では2台とも、予選時よりスピードがあったのが、この結果を得られた要因でしょう。
特にバトンは重い状態でも、前についていけていましたから。
この速さが予選で発揮できていればなどというタラレバもありますが、まぁそれは仕方ないことです。
コースコンディションは生き物ですしね。

さて、これでポイント差はレッドブルに対して、42.5ポイント差に広がりました。
マジック12。
これはレッドブルが残り3戦全てでワンツーを果たしても、ブラウンが3戦で12ポイント獲ればタイトル決定です。
レッドブルがワンツーを獲れなければ、そのポイント分、マジックも減ります。

鈴鹿で決定してほしいですねぇ。
鈴鹿で決めるには、7ポイント以上差を縮められなければオッケーです。
鈴鹿が終わった時点で、36ポイント差以上を維持できていれば、悲願は達成されるのです。

最高のシチュエーションではないですか?
欲を言えば、マジック5くらいになればな~って思ってたんですが、それでもこれは上々でしょう。
いざ鈴鹿へ。
鈴鹿でブラウンGPチームと共に泣きます。


一方のドライバーズの方も、もうブラウン勢のどちらかで決定濃厚でしょう。
バトンとベッテルの差は25ポイント。
これに対してはマジック5ですね。
ですがこちらも鈴鹿で決めてくれると願っています。

さて、そうなってくると、鈴鹿でバトンのタイトルが決まるのが、一番の興味かもしれません。
バトン様とバリケロさんとの差は15ポイント。
これを鈴鹿でもう5ポイント広げ、20ポイント差まで広げれば、鈴鹿で決定となります。
バトン優勝 : バリケロさん4位以下
バトン2位 : バリケロさん6位以下 と言った感じです。

これは決まってほしいような、もう少しこの争いを見ていたいような。
とにかく、各々力を出し切った、最高のレースを繰り広げてくれれば、それが最高ですよね。
二人とも気負わずに(と言っても、難しいことだと思いますが)、決戦の地へ赴いてほしいです。


さあ、いよいよですね。
4日後には鈴鹿でF1マシンが走るのです。
天気の方は、今のところどっちつかずな予報ですが、秋晴れの元でがっぷり四つの戦いを魅せてくれることを願い、その日を待ちます。

シンガポールGP予選 想定外

2009年09月27日 14時32分14秒 | BRAWN GP
シンガポールGP予選についてです。
まずは結果から。
バリケロさん・5番手、しかしギヤボックス交換のため、10番グリッドまで落ちてしまいます。
そしてバトンに至っては12番手です。

ここまで悪い結果は想定外でしたね・・・
コース形体的には、少なくともスパよりは合っているでしょうに、この結果ですから。
う~ん、厳しい。
しかもレッドブル勢はきっちり上位にいますし。

バリケロさんがQ3でクラッシュしてしまったことを見ても、ギリギリまで攻めていたんでしょう。
あの時はマシンが跳ねて、制御不能になったとのことですが。
ポイントリーダーは今回も予選で奮いませんでしたし。
やはり山田優氏が彼のリズムを狂わ・・・(以下自粛)

昨日の段階では悪くなかったと思うんですが、一日明けて、上乗せが出来なかった差が出たということでしょうか。
まずはスタートを決めて、リタイヤだけはしないでほしいです。
一つでも上の順位を求め、アグレッシブに行ってほしいと思います。

あと、ここはセーフティーカー出動が考えられるコースなので、上手くはまってくれれば予想外の高順位を得られるかもしれないと、良い結果を想像しておきます。
決勝では良い方向での想定外を得てほしいですよ。



さて、ブラウンGP以外でいくと、ハミルトンがまたポールですか。
しかしマクラーレンが良いことを考えると、やはりブラウンももう少しやれて良いと思うんですよねぇ。
彼についてはKERSもありますし、燃料も積んでいますし、優勝の最右翼でしょう。
まあこちらとしては、レッドブルより前でフィニッシュしてくれればマルです。

そして2番手と4番手にレッドブル勢。
ここでは新しいパーツを大量投入ということで、復活してきました。
やはりライバル。
楽には勝たせてくれません。
ですが他力本願を望むのはモラルに欠けるところなので、お互い力一杯戦って、その結果を待ちたいと思います。
もし彼らがワンツーを決めたとしても、それは彼らが頑張ったからであって、それを不満に思うことはありません。

そして3番手にニコ。
さすがウィリアムズとニコ。
このコースでは華麗にきましたね。
もう私的には、上位陣の中ではあなたに心を注ぎまくりです。

頑張れ、ニコ!
行けー! ニコ!
昨年と同じ2位もあるぞ。
そしてひょっとして。



さて、鈴鹿の直前のグランプリということで、色んな注目点があると思います。
11番手の一貴君もそうでしょう。
今はただ、騒がず見守りたいと思ってます。