Brawn GP & SAF1 & HRF1 - Fan

 F1 メインっス。
 外野から好き勝手な事をギャースカ喚いています。

バルセロナテスト&SAF1ファンミーティング

2006年11月29日 23時03分10秒 | SUPER AGURI
早くも来季に向けたテストが始まりましたね。
場所はバルセロナ・カタロニアサーキット。
SAF1もHondaも参加しています。

SAF1の方のステアリングを握るのはアンソニー。
ただ、マシンはHonda RA106のカラーリングを変えただけの物のようなので、SAF1に来たけど、操るマシンが一緒だと、そんなに感動しないかな?

SA06にHondaの最新技術を積み直すより、Hondaのマシンをそっくり借りた方が早いし手間もかからないですから、RA106でいく判断を下したんだと思っています。
来季はこのRA106を元のマシンでいくようなので、そのためのデータ取りは重要ですよね。
個人的にはSA06のようなオリジナルでいってほしいのが正直なところなんですが、やはり時間とお金の問題は大きすぎますし、やはりこれがベストなんでしょうかね。
4年落ち(来季は5年落ちか)のモノコックじゃ、速くなるにも限界あるもんなぁ。

それでも、開幕までにはこのRA106から改良を重ねていくでしょう。
今後はRA106からオリジナリティを出していってほしいものです。
これからSAF1が1年培った経験で、RA106をどのようにSAF1色に染めていってくれるかに期待するとします。


Hondaは一昨年のような真っ黒なマシンで登場。
『カラス』再びですね。
ブリヂストンタイヤをたくさんテストして、来季に向けて着々とと言った感じを願うばかりです。
ブリジストンタイヤを深く知るバリケロさん、頼みますよ。

比較の画像をのっけてみます。
正面写真から HondaのRA106


SAF1のRA106


Hondaのカラス



続いて側面 HondaのRA106


SAF1のRA106


Hondaのカラス


他に日本勢では、本日のテストでトヨタに小林可夢偉が乗っています。
いきなりの登場にサプライズです。
しかも結構周回数こなしてるし。
それぞれ実り多きテストになってほしい!


そしてテストとは別の話になるんですが、26日(日)に都内で行われたSAF1ファンミーティングに行ってきました。
その際、「撮った写真をインターネット上に掲載したりするのは控えてください」みたいな注意があったので、残念ながら写真は控えさせてもらいます。

壇上に上がったのは、亜久里オーナー・我等が琢磨・左近・ユージと、フルメンバー!
亜久里オーナーは先週は風邪をひかれたらしく、先週のイベントは欠席だったようなんですが、この日は元気な姿を披露してくれました。
内容は主にチーム立上げから今シーズンを振り返るといった内容で(モータージャーナリストの赤井さんも交えて)、笑いもありの楽しいひと時を共有できました。

その中で私は全然知らなかった、興味深いお話をひとつ。以降は私の記憶を元に書くので、一字一句間違わずにとはいきませんがご了承を。
質問コーナーで、『日本GPのドライバーズパレードの時に琢磨とミハエルが会話をされていましたが、どんなお話だったんですか?』という内容で、琢磨が答えてくれました。
元力士の舞の海さんが来てたらしく、ミハエルが「あんなに小さいのに力士になれるのか?」と聞いてきたらしく、
それに対して琢磨は「力士になれる基準があって、それをクリアすればなれる」と答えたそうです。
そうするとミハエルは「じゃあ、実際どうすればいいんだ?」と、さらに突っ込んできて
琢磨は「ひたすら食って寝て、ものすごい練習して。とにかく止めた方がいいよ」と、ミハエルはかなりマジに聞いてきたそうです。
ミハエルはいろんな方面へ引退後の道を模索しているようです。
来年はまわし姿のミハエルが見られるぞ!(爆)

その後のお楽しみ抽選会では超が10個くらいつくレアものが続出!
特にモナコGPのパス(琢磨使用・もちろん本人サイン入り)や、SA05のパーツの一部に4人全員のサイン入りのプレゼントなど。
心臓発作で倒れてしまうものばかりでした。
でも、こういう抽選には縁のない私。案の定、何も当りませんでしたよ。ま、仕方ない。

それでも、最後は4人全員が握手会を開いてくださり、ファン600人全員に丁寧に握手をしてくれました。カンゲキ~。
ロビーにはPS3の『Formula One 2006(年末発売)』の体験コーナーもありで、予想外の嬉しい体験が一杯で大々々満足のファンミーティングでしたよ。
来年も是非行きたいです。

2006シーズンを終えて ~Honda編 その1~

2006年11月25日 22時41分45秒 | Honda Racing
開幕前のテストでは好タイムを連発。
トップタイムはほぼルノーかHondaで出し合うほど速かったです。
ルノー・アロンソもその時点では「Hondaが一番怖い」とまで言わせていました。
この時点で、私はワクワク。『今季はいきなりタイトル争いまでは欲張らないけど、2勝くらいはしてくれるんじゃないだろうか!?』と、希望に満ち溢れていたものでした。

それがいざ開幕してみると、速いのは速いんですが、ルノーには完全に負けていました。
開幕戦から、アロンソvsミハエルのがっぷり4つのレースが行われている中、その輪の中に全然入れてませんでした。
仮に条件が合ってなかったにせよ、同コースで直前にわざわざテストまでしたにもかかわらず、『チョット離され過ぎじゃね?』と、不安になったことを覚えています。

第2戦目はバトン様フロントロー獲得し、「フィジケラとサシの勝負ぢゃ~」と結構期待したんですが、結果は8番手スタートのアロンソにも敗れる3位表彰台。
この時は表彰台獲得したのに、『リタイヤしなくて良かった』程度で、ほとんど嬉しくありませんでしたね。
ルノーに逆立ちしても勝てないくらいの完敗の現実は、深く胸に突き刺さりました。

そして、第3戦オーストラリア。
遂にバトン様ポールポジション獲得。
開幕2戦の結果を受けて、『前半戦のメインイベントはサンマリノ』に頭を勝手に切り替えていた私にとっては予想外のPPに、『いよいよオフの速さが蘇ったか!?』と、都合の良い方向に思いを馳せてしまったりしました。
それが、決勝ではショッキングなシーンの連続・・・
バトン様がセーフティカー明けの再スタートがあんなに下手とは思ってもいませんでした。(勢いつけるタイミングを完全に読まれていた)
トヨタ・ラルフにまで抜かれた時は泣きそうでしたよ。
で、最後の仕上げに最終コーナーで炎上・・・
バリケロはさらに目を疑いたくなるほど遅く、「これで10億円か!?」と、いやらしい感情を出しましたねぇ。
あの晩は寝つきが悪かったなぁ~。

それでも私の中の“本番”サンマリノは希望で一杯でした。
フリー走行から、ミハエルが異次元だったこと以外は予選まではヨシヨシという感じで、『何とか、ここで』と、ず~っと念じてました。
ところが、ここでもショッキングなシーンが・・・
ただでさえ、ここでも速さが足りない現実を突きつけられた上にあのピット作業のミス・・・
ここでようやく『Hondaは“予想以上に”速くない』と、私の目も覚めました。

以降はご存知の通り、転げ落ちるように衰退の一途を辿る中盤戦。
カナダでトロ・ロッソに追い掛け回されたり、フランスでアロンソに拳振り上げられながら周回遅れにされていった日々。
イギリス・フランスでは予選Q1脱落もありました。
この頃は際限ない、もの凄い堕ち方に『一体どこまでいってしまうんだろう・・・?』という絶望感で一杯でした。

さすがにチームも大掛かりな手術を行い、ジェフ・ウィリスのクビを切り、中本体制に変更。
それでも、今季はもうだめ(表彰台争いも難しい)だろう。と、悲観的でしたね。
フランスはレースペースは予選結果(14番手と19番手)に比べ随分マシになってたんで、「あれ、どうしたんだ?」と、ちょっと希望も持ったのも事実ですが、「1ヶ月や2ヶ月で目に見えて変わる訳がないだろう」と。

それが、ドイツでは一気に変わりました。
ミシュラン勢ではライコネンの次に速かったんですからねぇ。
いくらそれまでが異常に悪かったと言えど、ライコネンとミシュラン勢のトップ争いを出来るなんて、嬉しいんだけど『おかしいなぁ』って(笑)。

そして、ハンガリーで大待望のHonda第3期初優勝!!何度思い出してもニヤケます。
興奮しましたねぇ。
泣きましたねぇ。
真っ向から力でねじ伏せた勝利ではなかったんですが、それでも大目標が果たされて安心出来ましたよ。

ドイツ以降はフェラーリ・ルノーに次ぐ、第2集団の戦闘力は身に付いて、自力で4~5位は獲れる速さのところまでは盛り返してきたましたし、来季にも思いを馳せても良いんではないでしょうか?


ラッキーストライク・Honda Racing F1チーム  86pt : 4位
最高位 : 優勝 1回
PP : 1回 
表彰台獲得数 : 3回
平均予選順位 : 7.44位 (4位)


中本体制になって確実に良くなってきているようですが、まだ望んでいる姿勢にはたどり着いていない(旧BARとのギクシャクした関係)のも現実みたいです。
昔のルノーもワークスになった当初は、イギリスとフランスのスタッフの関係が上手くいってなかったですし、体制が変わった当初は仕方ないでしょう。
今のルノーのように近い将来(願わくば来季)、チャンピオンチームになってくれることを願って。

2006シーズンを終えて ~ミッドランド編~

2006年11月22日 20時03分29秒 | F1
SAF1最大の好敵手。
ジョーダンを買収し、開発をきちんと出来る体制に変えれるのか?と期待されてはいたんですが、大幅な改善はなかったですね。
それでも、マシンは結構ちゃんとしたものを用意したと思いますし、シーズン中も速くなっていきましたし、シュナイダーオーナーは最低限のお金は出したんじゃないでしょうか?

私にとっては、このチームが全てにおいて、SAF1に対する物差しでした。
予選では、何度かQ1も突破しましたし、このチームに対してはちょっした活躍でも歯軋りしたものでしす。
逆にスタートでブッこ抜いた時なんかは、喜びましたし。
彼等もSAF1には負けられないという、雰囲気は伝わってきたので、今季は良いライバル関係だったんではないでしょうか。


ミッドランド・F1チーム  0pt(最高位9位) : 10位
T・モンテイロ  最高位9位 : 21位
C・アルバース  最高位10位 : 22位

予選最高位 : 14位 1回 (アルバース、モンテイロは15位 1回)
平均予選順位 : 18.50位 (10位)


オーストラリアやハンガリーの荒れたレースで走り切ったことでコンストラクターズ10位を獲得出来ました。
ハンガリーのクビカ失格によるモンテイロの9位がSAF1の前に大きく立ちはだかりましたねぇ。(10位でもSAF1は勝てませんでしたが)
『思ったよりも頑張りやがった』というのが、私の感想です。

正直、SA06が出れば、信頼性云々はともかくとして、速さだけならすぐに抜けるかな?と。
それが、一発の速さだけ見ると最後まで勝てませんでしたからね。
決勝での対決でも、前でチェッカー受けるのに、イタリアまでかかりました。

チーム内競争では、“速さ”の面ではアルバースに軍配が挙がるんですが、結果ではモンテイロでした。
それにモンテイロ、予選でも結構健闘していたと思います。
シーズン前はアルバースが圧倒するんじゃないだろうか。と、思っていたんですが。

ただ、チームはまたもや買収されてしまいましたね。
スパイカーという、オランダのスポーツカーメーカーが新オーナーということで。
でもこの会社、年間利益が8億円とかしかない会社なんですよね。
いくらロストボーイというスポンサーがいるとはいえ、資金面は大丈夫なんでしょうか?

それでも、来季はフェラーリエンジンを獲得し、トヨタを更迭されたガスコインと早々に契約。
フェラーリのカスタマーエンジンは別に脅威には感じてない(これまでの歴史上、フェラーリは供給するエンジンはランクの落ちるものを与えているので。逆にトヨタエンジンの方が良かったかも)ですが、ガスコインの加入はちょっと恐いですね。
よく彼のサラリーを用意したと思います。

なので、スパイカーはミッドランドと違いそうです。
私はトロ・ロッソより、このスパイカーの方を警戒しています。
来季はもっと高いレベルでSAF1のライバルになるかも。

2006シーズンを終えて~トロ・ロッソ編~

2006年11月20日 18時07分26秒 | F1
ミナルディを買収して誕生したレッドブルの弟チーム。
ミナルディ時代よりはずいぶん良くなり、テールエンダーから脱出。

しかし、このチーム(レッドブル)のやり方にはやはり納得がいきません。
お金あるのにV10エンジン使用。
去年のレッドブルと同じシャシーを使用。

勝負は再来年だから節約できるものは節約したいのは解らないでもありませんが、ちょっとねぇ。
厳しい状況のSAF1はより苦労しなければならなかったのは、大いに不満でした。
政治力の差だから仕方ないとは言え・・・

ポイント獲得は完走9台しかいなかったアメリカGPでの1ポイントのみ。
もう少し獲れていても良かったとは思います。
ただ、後半はよく兄貴分のレッドブルとよくバトルしていたんで、一番お金をかけなかったチームとしては、ズルい・ズルくないはあったにせよ、まずまずのシーズンだったのではないでしょうか?


スクーデリア・トロ・ロッソ  1pt : 9位
V・リウッツィ  1pt : 19位
S・スピード  0pt : 20位

最高位 : 8位 1回 (リウッツィ、スピードは9位 1回)
予選最高位 : 11位 1回 (スピード、リウッツィは13位 2回)
平均予選順位 : 16.53位 (9位)


アメリカGPでの入賞の他に、中国GPでスピードが予選11番手を獲得しているんですよねぇ。
ま、この時は雨でブリヂストン勢全くダメだったからなんですが、このチームはリウッツィとスピードのチームメイト争いでは勝ったり負けたりで、結構良いコンビだったと思っています。

来季はフェラーリV8エンジンを搭載。
シャシーは『レッドブルのお古じゃなく、自分で開発したものを造る』なんて言ってますが、本当なんですかね?
他チームのけん制をかわすための発言のような気がしますが。

もし、来季もレッドブルのお古を使うなら、恐らくミナルディ時代のテールエンダーに戻るでしょう。
今年のレッドブルのマシンはトロ・ロッソと速さはほとんど変わらないですから。
独自で開発するとしたら、全く読めません。
来季はもっと、SAF1の直近のライバルになるんでしょうか?

ぶっちゃけ、私は来季のトロ・ロッソは “アウトオブ眼中” です。
ただ、コンストラクターズ順位が最下位だと、分配金等が無くなっちゃうんで、さすがにそれは阻止しようと懸命にやってくるでしょう。
SAF1はもっと高いステージにいっちゃうんで、最下位争いはスパイカーと頑張ってくださいね。

2006シーズンを終えて ~ウィリアムズ編~

2006年11月18日 13時41分47秒 | F1
シーズン前はV8の老舗コスワースとのコンビで、台風の目になれるか!?
なんて思っていましたが、結果的には全くダメでした。

前半戦は速かったんですけどねぇ。
開幕戦でニコがいきなりファステストを記録。
続く2戦目で予選3番手。
モナコではウェーバーがフロントロー発進&表彰台圏内を走行。

しかし、良い位置を走っている時に限って壊れる今季でした。
一体何ポイント失ってるんでしょう。


ウィリアムズ・F1チーム  11pt : 8位
M・ウェバー  7pt : 14位
N・ロズベルグ  4pt : 17位

最高位 : 6位 2回 (2回ともウェーバー、ニコは7位が2回)
予選最高位 : 2位 1回 (ウェーバー ・モナコでミハエル記録抹消により、ニコは3位 1回)
平均予選順位 : 11.64位 (7位)


予選平均順位がレッドブルを大きく引き離していることを見ても、ポテンシャル自体はこんな少ないポイントしか獲れないマシンではなかったんだけどなぁ。
しかし、レースは走りきってなんぼ。
特に完走して当たり前の近年のF1GPにおいて、信頼性が低いのはは話にならないですからね。
完走率は常にマシンがぶっつけ本番だったSAF1より悪い、最下位でした・・・

ただ最終的に見て、かなり早い時期から来季を睨んでいた感じがします。
チーム利益はバトン様の契約売却や、BMWからの違約金で約70億円稼ぎ出したとか。
昨年の今頃は『借金まみれでチームの存続すら危ない』なんて事まで言われていましたが、これで来季はトヨタとの提携もあり、思いっきり開発できるんじゃないでしょうか?
ドライバーラインナップは少々インパクトに欠ける気がしますが、特にブルツが来季は活躍すると見ています。

そして、先日電撃発表のあった、中嶋一貴のテストドライバー契約の発表。
この報は信じられないの一言でした。
88年、Hondaがエンジンを供給する代わりに、父・中嶋悟さんを乗せてくれと言ったとき、フランク・ウィリアムズはエンジン失ってまで『嫌だ』と言ったヒトですからねぇ。
相当な日本人嫌いだとよく耳にします。

いくらトヨタが絡んでいるとはいえ、無いだろう思っていたので。
歳月は頑固爺さんの心を変えた?
3rdの次の、単なるテストドライバーではありますが、能力で認めらてもらえることを期待しています。
英語も相当上手らしいので、その点でも3rdのカレーヤンよりプラスなんではないでようか?

私は心情的には、本家のトヨタを食う活躍をしてほしいです。

アンソニー、琢磨と旋風を巻き起こせ!!

2006年11月16日 18時02分45秒 | SUPER AGURI
やはりこれは書いとかねばならないでしょう。
アンソニー、SAF1加入決定。
本当に11月中旬に噂どおりの発表となりましたね。

アンソニーも長年Hondaのドライバーとして活躍してきたドライバーで、親近感ありますし結構好きなドライバーなんで、この発表は基本的にウェルカムです。
経験豊富ですし、開発能力も高いと言われていますし。
2001年英国F3時代のように、我等が琢磨と共に、旋風を巻き起こしてほしいものです!

ただ、そうなると左近はどうなるんでしょう?
リザーブドライバーとしてSAF1に留まるのか、国内のレースに戻るのか?
私は3rd兼リザーブドライバーとして残ると思っているんですが。
思い切って、GP2!?

今月28日~30日のバルセロナテストでは、早速アンソニーもSA06のステアリングを握るのだろうか?

2006シーズンを終えて ~レッドブル編~

2006年11月16日 18時00分00秒 | F1
久しぶりのインターネット&更新ですなぁ。
今シーズンを振り返るの続きを。レッドブルです。

SAF1ファンが羨む(?)、超お金持ちチーム。
ド派手&ドデカイモーターホーム、エナジーステーション。
映画とのコラボを始めとした、華やかなイベント。
来る者は拒まないGP毎の大パーティ。
札束攻勢によるライバルチームからの人材引抜き。
等々。
費用に関する話題はダントツでこのチームが多いでしょう。

ただ、今年はこのチーム、レース内容に関してはパッとしませんでしたね。
正直申しまして、私はこのチームに一番関心がありませんでした。
モナコのクルサード先生登壇が心に残っている、唯一のシーンですね。

他に頑張って思い出そうとすると、クリエンのコースオフシーンと、クビになったこと。
弟分のトロ・ロッソとよくバトルしていたことくらいしは頭に浮かんでこない・・・

というわけで、思い浮かんでこないものは仕方ないので、レッドブルファンの方には怒られそうですが成績の方を


レッドブルレーシング  16pt : 7位
D・クルサード  14pt : 13位
C・クリエン  2pt : 18位
R・ドーンボス  0pt : 24位

最高位 : 3位 1回 (クルサード先生、クリエン8位2回、ドーンボス12位)
予選最高位 : 8位 2回 (クリエン1回、クルサード1回モナコのミハエル記録抹消により、ドーンボスは10位1回)
平均予選順位 : 13.72位 (ウィリアムズに大きく遅れて8位)


クリエンが意外に予選最高位を獲得していたんですね。開幕戦でした。
しかし、クリエンもコースオフ多かったとはいえ、ちょっとついていなかったかな。
クリエンはレッドブルと決別し、来季はHondaのリザーブドライバーになることが決まりました。
デビットソンの穴を埋められれば良いのですが。

先生は14ptのうち、12ptがモナコの3位・アメリカの7位・ハンガリーの5位でのものです。
『混乱レースはクルサード先生』を如何なく発揮したシーズンと言えますね。
しぶとい。もとい、お見事。

来季はルノーエンジン&空力の魔術師・ニューウェイが完全に手がけたマシンとして、かなり期待されていますね。
が、2ndドライバーもベテランの域に達したウェーバーということで。
レース外の華やかさと違い、ラインナップは地味すぎ。
それでも速ければ文句はない?
個人的にはクルサード先生にもう一花咲かせてもらいたいッス。

富士スピードウェイでのF1開催概要が明らかに

2006年11月09日 21時45分13秒 | F1
来年の富士でのF1GPの開催概要が発表されたので、急遽書きました。
開催日は当初のFIAの発表通り、9月最終週。

そして移動手段は噂通り、駐車場はサーキットから離れていて、バス3000台(は!?)によるピストン輸送だそうです。
これにはかなりというか、思いっきり混乱が生じそうだと思うのですが・・・
サーキットから駐車場のまでの距離も場所によって、かなりの差があります。

で、これに対して富士側の回答が「最短で30分、最長で1時間強を予想していますが、道路の込み具合ではどうなるか分かりません」ですって。
ぎゅうぎゅう詰めに押し込まれて、1時間以上(もしかしたら2時間もありうる?)も立ちっぱなしになるんですよねぇ。
おかしくねぇ!?

それに3000台もバス確保できるの?
そして何より、3000台も絶え間なく発着が流せるんでしょうか?サーキット側には、一度に相当の台数のバスがつけれないと捌けないと思うんですが・・・
結局は手前数kmくらいから降ろされて歩くことになりそう。
本当に大丈夫なの!?


まぁ、移動手段も気になりますが、もうひとつ気になるでしょうチケット価格は
自由席が11,000円と、鈴鹿に比べて高め。
ただし、中・高校生は3,000円、小学生以下は1,000円と、こちらは安い。

指定席券は、一番高いのはメインスタンドの2階で、 71,000円 (自由席券込み)。
続いて、メインスタンド1階ピット前と、1コーナー手前で、 61,000円 。
メインスタンド1階普通が 56,000円 で続きます。
以下、 51,000円が1種類。
46,000円が3種類。
41,000円が4種類。
36,000円が3種類。
31,000円が2種類の、計17種類です。
指定席だけで、10万席用意する予定とのこと。

チケット発売は抽選式で、4月2日(月)~4月15日(日)で一次抽選の申し込み受付を行い、4月25日に当選発表。
4月26日~5月9日に2次抽選の申し込み受付を行い、5月19日に当選発表。
それ以降でもチケットが余っていれば、6月1日から先着順発売を行うそうです。
これって、一次で一杯になってもわざわざ抽選して、落選者を多く出すってことですよねぇ。
なんか、おかしくねぇ!?


とりあえず、以下で諸々の概要詳細が分かります。 ↓をクリックしてみてください。(開けるまで、か~なり時間が掛かります)
富士スピードウェイ F1GP開催概要

富士スピードウェイのHPからも情報が得られます。↓からどうぞ。
富士スピードウェイHP


私は来年は行こうかどうか、悩んでます。
大混乱になりそうで。
それで土曜日のフリー走行はおろか、決勝とかまで観れなかったなんてなったら腹立つなんてもんじゃないですからね。
鈴鹿も最初のうちは相当の混乱があったらしいので、3年くらいは仕方ないのかもしれませんが、我慢できる範囲での混乱ですめば良いのですが。
チケット、売れるのかなぁ。

2006シーズンを終えて ~トヨタ編~

2006年11月08日 12時33分19秒 | F1
続いてトヨタを。
今季は開幕前から去年のBARに似ていると思っていたんですが、本当に『ここまでか!』というほどの落ち込みだったと思います。
コンストラクターズも去年のBARと同じ6位。
ということは、来季は初優勝しちゃうの?
まぁ、Hondaは既に第3期初優勝を果たしてくれたんで、以前ほどトヨタの初優勝に対する拒絶感はなくなったんで、別に構いませんが。
って言うか、もうそろそろ優勝しないとマズイだろー。

今季は開幕時が特に酷かったですよねぇ
トロ・ロッソに力負けしたんですから。
「原因はタイヤの発熱量が全然足らなくて、遅いんだ」なんて、その時になってから言い出して、『そういうのを開幕前のテストで改善するんだろ!?』と、強く思ったのを覚えています。

それでも次のマレーシアではポイント獲得。
続くオーストラリアではラルフが6番手スタートから表彰台獲得し、『うわっ、もう復活してきたのかよ!』と、焦ったものでした。
しかし、第2の開幕戦サンマリノ以降、予選ではそこそこのパフォーマンスを見せるものの、決勝はポイント獲れないレースが続きました。(9位とか、10位が多かった)

で、モナコでTF106Bを投入し、トゥルーリがいきなり表彰台獲得か!?というところでリタイヤ。
その後もしばらくはほとんどポイント獲れないという不甲斐ないレースが続きましたね。(サンマリノ~イギリスまで5戦で1ポイントしか獲得できなかった。トヨタファンの方々は『ナニやっとんじゃい!』という気持ちだったのでは?)
ただ、ブリヂストンがアメリカGPから投入した、新構造タイヤが効果を発揮しだしたころは表彰台に上がれる速さは出てたと思うんですが、実際はトラブルやら、スタート時の接触やら戦略面でも“?”なこともあり、シーズン終了まで2度目の表彰台は上がれずじまい。
ガスコインの更迭がなければどうなっていたのだろう?と、思わずにはいられないシーズンでした。


パナソニック・トヨタレーシング  35pt : 6位
R・シューマッハ  20pt : 10位
J・トゥルーリ  15pt : 12位 (最高位4位)

最高位 : 3位 1回 (ラルフ、トゥルーリ4位 1回)
予選最高位 : 3位 2回 (ラルフ1回、トゥルーリ1回)
平均予選順位 : 9.72位 (全体で5位)


予選ではトゥルーリがトラブルによりQ1脱落が2回あったにも関わらず、BMWよりかなり良いんですよね。
それでもランキングではBMWに遅れをとってしまいました。
ホント、信頼性の低さと、完走できた時でもレースの組立てがまずく、多くポイントを落としてしまい・・・
去年の琢磨といい、噛み合わない時はとことん噛み合わないもんなんですねぇ。

掛けているお金がハンパじゃないんで、ここまで結果が出ないとF1撤退という問題が心配です。
来季はウィリアムズにエンジン供給。プラス技術提携までしちゃうんで、これで本家の方が遅いなんてことになると、マジやばそう・・・
トヨタのことは好きじゃないとはいえ、さすがに撤退は望んでません。
あと、トゥルーリとさらに3年もの長期契約延長したのも解せないと思うのは私だけ?

ただ、来季はブリヂストンワンメイクになるので、既に1年ブリヂストンタイヤを知っているのは小さくないでしょう。
来年は富士で開催されることもありますし、Hondaを脅かさない程度(笑)で復活を!

2006シーズンを終えて ~BMWザウバー編~

2006年11月06日 13時49分26秒 | F1
Hondaは後のお楽しみということにしまして、お次はBMWザウバーを。
ウィリアムズと決別したBMWがザウバーを買収。
初年度の今年は前年度ランキング8位のマシンが元のためもあり、チームは全体的に意気込みも低目。
『目標はコンストラクターズ6位で、(喧嘩別れした)ウィリアムズの上にいければ上出来』
と、言っていました。

事実、前半戦の予選では12~15番手が多く、速さだけならウィリアムズに遅れをとっていました。
それでも決勝ではオーストラリアGPでの8pt獲得を始め(オーストラリアは両ドライバー共予選Q3に進み、速さはあったが)、粘り強く走りきることによりポイントを加算。
ランキング5位の座を獲得できたのは、絶不調のトヨタに対し前半戦の貯金が大きかったですね。
レースペースも悪くなかった。

そして、ザウバー時代の財力では宝の持ち腐れだったF1界でも有数の風洞設備(フルスケール)を、24時間体制で活用出来るようになたことでシーズン中の空力面が著しく向上し、後半戦の速さは目を見張るものがありました。
ちなみにドイツまでの予選平均順位が12.13位だったのが、ハンガリー以降の予選平均順位は8.33位でした。
予選ではQ3進出が当たり前になり、名実共に5番手のチームになったと言ってよいのではないでしょうか。


BMWザウバーF1チーム  36pt : 5位
N・ハイドフェルド  23pt : 9位
J・ビルヌーヴ  7pt : 15位 (最高位6位)
R・クビカ  6pt : 16位

最高位 : 3位 2回 (ハイドフェルド1回、クビカ1回、ビルヌーヴ6位 1回)
予選最高位 : 3位 1回 (ハイドフェルド、ビルヌーヴ6位 1回、クビカ6位 1回)
表彰台獲得数 : 2回 (ハイドフェルド1回、クビカ1回)
平均予選順位 : 10.86位 (トヨタに離された全体6位)


初年度で、元のチーム(ザウバー)を考えれば予想以上だと思います。
信頼性の良さがトヨタを上回れた最大の要因でしょう。

ビルヌーヴがシーズン途中でクビになってしまいましたが、私は開幕前からクビカ次第でありえるかもとは思っていました。
クビカ、速さ自体はハイドフェルドと良い勝負だったんで、レースの仕方が上手くなれば来季はリザルト上でもハイドフェルドと良い勝負をしそうです。(結局ポイント獲得したのは表彰台に上がったイタリアGPだけだったので)
そうなると、マリオ・タイセンお気に入りのハイドフェルドでも危ないかも。

もう一人、ベッテルという19歳の若者も彗星のごとく現れました。
F1初GPでいきなりセッショントップは、もし空タンク一発走りだとしても大したものだと思います。
ベッテルはレッドブル傘下のドライバーですが、来季も契約したと言うことは、レッドブルとの契約を自分達のものにする目処がたったからでしょう。
自分とこの良いドライバーを発掘できないレッドブルよりも、BMW側の方が新人を見つける能力は遥かに長けていると言えそうです。
彼もBMWと同じドイツ国籍。
将来のエースドライバーに育てたい腹積もりありありでしょうねぇ。

今季は予想以上の活躍で、来季はさらに勢いに乗るか?今季が良すぎたが故に、来季は足踏み状態になるか?
来季は変化があるチームが多い中、ここは静かに刃を研いでいる感じがして不気味です。
エンジンは良いし、信頼性も悪くないし、空力面の向上も良い。
来季はHondaにとって、さらに怖い存在になりそうだなぁ。