Brawn GP & SAF1 & HRF1 - Fan

 F1 メインっス。
 外野から好き勝手な事をギャースカ喚いています。

長かったトンネルを抜けました!

2008年05月26日 23時34分01秒 | Honda Racing
モナコGP決勝。
今回は予報通り雨が降りましたが、そうなるとやっぱりというべき波乱の展開でしたね。
そんな中、バリケロさんやりました!
6位入賞。3ポイントゲットです。

いや~、長かった。
一昨年の最終戦以来の入賞ですもんね。
前戦では出場記録更新という記念のレースを飾れませんでしたが、1戦遅れのモナコでやってくれまして。
不憫な期間が長かっただけに、この入賞はとても嬉しいです。

レース自体も、ほとんどミス無しだったのではないでしょうか?
序盤でトゥルーリに蓋をされて、その間にスーティルに逃げられたのは残念でしたが、大きなマイナス面はそれくらいだったと思います。
で、トゥルーリがピットインして前が開けてからは速かったですねぇ。
一時全体のファステストを記録しながら後続の差を広げていました。

細かいことを言えば、ちょっとペースの変動が激しい時間帯があったのがちょっとヤキモキさせられましたが。
で、ピットインの直前の数周のタイムがイマイチで、ベッテルに前に行かれてしまったのは悔しかったですが、それでも6位はなかなかだと思います。
本当は8位・1ポイントだったところが、スーティル&キミのクラッシュ(スーティルは可哀想過ぎます・・・)で、2つ上がりましたし。
これまではどっちかというと不運な側に回ることが多かったのですが、今回は良運側でした。
これはドライバー&チームがミスなく仕事をした結果だと思います。

これでバリケロさんも精神的に相当楽になったと思います。
コンスト順位は9位と依然下位に沈んでおりますが、一つ上のトロ・ロッソとは同ポイント。
その上のルノー・トヨタとも3ポイントまで差が縮まりましたから、バトン&バリのコンビでまずはその位置へ一気に行ってほしいです。



一方、チームメイトのバトン様は残念でしたねぇ。
スタートしてすぐにハイドフェルドと接触し、ウィングとバージボードを壊してしまいまして。
その後ウィングは交換したのですが、バージボードが壊れた影響もあったのでしょうか?ペースが思ったほど上がらず、下位に停滞してしまっていました。

路面は徐々に乾いていくという、バトン様の大得意な状況だったんですがねぇ。
スタート後の接触の時も抜きに行っての接触なので、抜きにいけるくらいの速さはあったわけですから、順調だったら一体どれくらい速かったのだろう?という思いは強いです。
ただ、ここはモナコなんで、ちょっと強引すぎたのかもしれません。
次で挽回していただくことにしましょう。



色々紆余曲折はありましたが、期待していたモナコでポイントを獲得してくれました。
上昇気流に乗っていけることを期待して、カナダGPを待つとします。

あぁ、忌々しい

2008年05月26日 18時12分59秒 | F1
伝統のモナコGP。
そのウイナーに個人的には入ってほしくない名前が刻まれました。
ハミルトン、モナコ初制覇。

またしてもセーフティーカー出動レースで好リザルトです。
忌々しい。
ああ、忌々しい。
忌々しい。

6周目にリヤをヒットして、パンクしたときは『オォッ!』って他人の不幸に色めきたつ不謹慎なこと思ったんですが、なんてこたぁない、直後にセーフティカー出動でピットストップのロスをあっさり帳消しされました。
逆に、その時に給油できたので、2回目のピットストップ時にドライタイヤに交換する丁度良いタイミング(多少は燃料残っていた状態でピットインしたのかもしれませんが)になるという、プラスの面にさえ働いたくらいです。
マッサがピットインした後、マッサのペースが上がらず、ハミルトンにどんどん差を広げられてて、『やばくねぇ?』って思っていたら、そんな私の心配をあざ笑うようにさらに差を広げ、完璧にしてやられましたからねぇ。

あ~、悔しい!
これでハミルトンがポイントランキングでトップに出ました。
カナダではしっぺ返し食らう展開に期待です。(完全悪者扱いで、ファンの方はスイマセン)



2位にはクビカ。
彼は上位陣の中では良くも悪くも何もなく、キチンと仕事しましたね。
2位という成績は素晴らしいと思います。
周りがテンヤワンヤしている中、地味だったんですが、静かに仕事を遂行した印象です。

これ、凄い褒めてるんですよ。
仕事人って感じで、私の今戦のクビカ評は高いです。
次はマクラーレンの前に来る活躍を期待したいですねぇ。



3位はマッサ。
苦手なモナコ(しかも雨)で表彰台に上がれた嬉しさと、もっとやれたのにという残念さと、複雑ですねぇ。
最初の数周は雨にもかかわらず、後続を順調に引き離していたので、『ひょっとしてひょっとするのか~!?』
って凄いドキドキしたんですが、やっぱりマッサでしたね(苦笑)。
サンデボーテでオーバーランしてクビカに抜かれる姿は、不謹慎ながら『やっぱりかよ~』って思っちゃいました(笑)。

戦略も良くなかったですよね。
路面の変化に対応できるような柔軟な戦略を採らなかったんですから。
チームは終盤に再度雨が降るって読んでいたんでしょうか?
1ストップ決め打ちで燃料ガッツリ積んでましたからねぇ。
重くてペースが上がらない間にハミルトンに楽々逃げられました。
さらに結局その読みは大はずれで、タイヤ交換のために1回余分にピットストップしちゃいましたし。

あぁ、逃した4ポイントが後々響いてこなければ良いのですが・・・
ですが苦手のモナコでかなり燃料積んだ状態でポール獲れましたし、明るい材料もあります。
次戦カナダGPでは、昨年の黒旗失格のリベンジを果たしてほしいです。



他で印象に残ったのは、たくさんありますが、まずはライコネンですね。
もう、ズタボロで・・・
ドライブスルーペナルティ受けるわ
サンデボーテでオーバーランしてフロントウィング壊すわ
最後はスーティルに理不尽なおカマほるわ

開幕戦同様な負が重なってました。
で、ランキングの方はハミルトンに抜かれ、逆に3ポイントを追いかける展開に。
あぁ、やっぱりあなたはキミ・ライコネンなんですね(苦笑)。
順調にいかない。
まぁ、ここで悪いのを一気に出し切って、あとは昇っていくということになるのならとは思います。



次に、一貴君です。
彼は本当に荒れたレースをキチンと拾いますねぇ。
またもや2ポイント加算で、何だかんだ言ってチームメイトのニコと1ポイント差ですからね。
血は強いんですねぇ。
父親譲りの納豆走法です。

ピットストップでロスしてくれた(ピットレーン滞在時間が1分超えてますから)おかげで、バリケロさんは余裕を持って6位になれましたが、あれがスムーズにピット作業できていたら、ひょっとして5位はベッテルではなく彼だったかもしれません。
もうすでに7ポイント獲得。
正直開幕前は『年間通して5ポイント獲れればマルだろう』って思っていたんですが、すでに7ポイント獲得。
良い意味で私の期待を裏切ってくれています。
次のカナダも良く荒れるグランプリ。
更なるポイントを積み重ねるか、彼にも目が離せません。



そして最後に。
もちろんスーティルです。
可哀想。
とにかく可哀想。
ひたすら可哀想。

ハッキリ言って、彼の速さは神懸かっていました。
だって、ハミルトンとかと同じようなペースを安定して刻んでいたんですからね。
片やマクラーレン、片やフォースインディアですよ!?
いくら雨から乾いていってた路面とはいえ、凄すぎます。

それがあと残り時間7分くらいでしたか?
周回数にして5周。
あとそれだけのところまできていて、後ろからキミにドッカン当てられました。
で、終了。
ホント、訴訟レベルですよ。
そりゃ、泣きますよ。

別にフォースインディアに頑張ってほしいとは思っていませんし、スーティルのこと特別好きでもありません。
ですが今回は100人いたら100人が可哀想って思うんじゃないでしょうか?
彼に近いうちに幸あれと、願っています。



さて次はカナダGP。
昨年は4回もセーフティカーが出動する、大波乱なレースでした。
クビカのクラッシュのような大惨事は要りませんが、今年も荒れるのでしょうか?
良いレース、期待します。

モナコGP予選  なんでこうなるの?

2008年05月26日 12時58分18秒 | Honda Racing
悔しい。
ただただ悔しいです。
よく決勝ではタラレバ言うんですが、予選でこんなに悔しい思いをしたことってあったろうか?ってくらい悔しいです。
結果はバトン様・12番手、バリケロさん・15番手でした。

ですが、普通にアタックできていれば、バトンのほうはQ3進出できていたでしょう。
最後のアタック中にクルサード先生がクラッシュし、黄旗が出て、アタックを諦めなければいけなかったためにこの順位になってしまったのです。
重ね重ね、悔しい~!
なんだかんだ言って、モナコは期待していましたから、悔しさは尚更です。

クルサードがクラッシュしてアタックを諦めるまでは、バトンはセクター1をその前のアタック時より、約0.2秒縮めていました。
順調にいけば、セクター2でも0.2秒、セクター3で0.05秒稼いで、15秒7台の半ばのタイムを出して、8番手でQ3進出。
そして私、小さく握り拳作る。
あぁ、今でもハッキリその姿が目に浮かびます(苦笑)。

バリケロさんもバトン様ほどではありませんでしたが、セクター1で詰めていました。
Q3進出は難しかったかもしれませんが、少なくとも15番手よりは上にいけたのではないでしょうか。

ここはモナコ。
このように誰かがクラッシュして黄旗ないし、赤旗なんてことも有り得たとは思います。
現にそうなったのですから。
しかし、直前にフリー走行では雨が降ったんです。
路面のラバーも幾分かは流されたでしょう。
ですから、少しでも良い路面になるまで待って、あのタイミングで行かせたのは私は間違っていなかったと思います。

僅かな差で泣き笑いが分かれる世界なんです。
入った場所も、前後が空いた状態でしたし、モナコではいかに渋滞に巻き込まれずにアタックできるかも重要な要素です。
私は『攻めた待ち』だと捉えています。

そんな色々な面でちゃんとしていたのに、第3の外力に阻まれた。
チックショー!
今年に入ってからというもの、顔が四角い仁はいらんことばっかしてくれます。
モナコは話にならないくらい予選が重要なんです。
明日、結局雨が降らなかったら、これは悔やんでも悔やみきれないです。
嗚呼、雨よ降れ(笑)。

しかし、終わってしまったことをいつまでもウジウジ言っていても仕方ないので(って、何行にも渡ってウダウダ言ってたのは他ならぬ私なのですが)、明日ですよね。
一応今のところ明日こそは雨予報ですが、どうなるんでしょうかねぇ。
モナコは12年周期で決勝は雨降ってて、今年がその12年周期の年にあたるらしいです。
雨にせよ、晴れにせよ、この悔しさを晴らしてほしいです。



そんなHonda勢の不運さに打ちひしがれている私の心を軽くしてくれたのは他ならぬマッサです。
モナコでポール獲得!
マジっすか!?
マッサはモナコは得意ではない印象があったのですが、素晴らしいですね。

明日、もし雨が降っても、今度は『雨が苦手』の印象を覆してほしいです。
優雅なモナコが似合わない男。(あ、言っちゃった)
勝ったら更に面白くなります。
予選時同様、あまり期待せずに見守ることにします(笑)。


そして、2番手にはライコネン。
明日の本命はこちらなんでしょうね。
しかしフェラーリがモナコでフロントロー独占ですよ!?
マクラーレンがいないこの清々しさ。
とにかくスタートでは仲間討ちだけはしないでサンデボーデを抜けてほしいです。


3番手はハミルトン。
う~ん、フロントローは逃しましたが、ここには来るんですねぇ。
激軽で、コバライネンにピットストップで抜かれる展開に期待です(笑)。


他で気になるのは、ハイドフェルド。
最近めっきり精彩を欠いてますが、ここではその欠如が一層大きくなっています。
まさかのQ2脱落。
彼もクルサード先生のクラッシュで最後のアタック邪魔されましたが、彼はあのままいっててもQ3いけなかった気がします。
心配です。



雨、Honda勢のためには降ってほしいし、マッサのためには降ってほしくない。
悩みどころです(笑)。
な~んて、やっぱりHondaが一番ですから、降る展開を期待します。
そしてそこをキッチリ生き残って、ポイントをWで獲得してほしいと願うのであります。

モナコGP フリー走行

2008年05月26日 08時03分04秒 | Honda Racing
モナコGPが昨日開幕しましたね。
モナコだけはフリー走行が木曜日です。
で、そのフリー走行についてですが、
Honda勢は、フリー走行1回目がバトン様・12番手、バリケロさんが8番手。
フリー走行2回目は、バトン様・8番手、バリケロさん・10番手でした。

順位だけを見ると、両者ともそこそこの位置で安定していますが、実際の速さは今回はいつも以上に解らない印象です。
どのチームもタイムにバラつきがありすぎて(抜けないモナコは前にマシンがいると故意に緩めて間隔をつくるため)、セカンドグループ内では、どこが良くて、どこが良くないのかが、私には漠然とすら読めないです。
燃料搭載量も、結構違っているような気がしますし。

ただそんな中、バトン様の方がロングランを中心にやっていたのですが、18秒台の真ん中はコンスタントに出せるようなので、セカンドグループの悪くない位置にはいてくれていると思うのですがねぇ。
やはり心配は一発の速さな感じがします。
最後に両者とも2~3周のアタック(?)ランしたんですが、その時のタイムが大したことなかったので。

目下の強力なライバルになるであろうニコ&ウィリアムズのタイムからコンマ8秒も差がありますからねぇ。
『Hondaはニュータイヤでなかったから』ということだったら良いのですが。
まぁ、ニコが凄いということもあるとは思いますが、そこに食らいついていってほしいと思うのは高望みしすぎでしょうか?(笑)
今日は走行がないので、じっくりデータを解析してもらって、良い状態で明日を迎えてほしいです。
雨降っちゃったら関係なくなるかもしれませんが、だいたい『雨降る』って言ってても降らない(笑)んで、ドライでの競争力に期待します。
雨降ったら降ったで、期待できるドライバー揃ってますしね!



上位陣はやっぱりモナコはマクラーレンが速いですねぇ。
コバライネンの落ち込みは心配ですが、もう一人の頑張ってほしくない方がトップタイムですから。
特にあのセクター1の速さは異常でしょう。
20秒弱の区間でフェラーリに対してさえ、コンマ2秒も稼いでいます。
セクター2も速いし・・・、困ったな(苦笑)。

フェラーリとマクラーレンのロングランは互角のような気がしますが(でもタイムにバラつきがあるので、よく解らないのが実情)、ここはモナコ。
予選の結果がとにかくモノを言います。
フェラーリとBMWとコバライネンに頑張ってほしいです。

SAF1 夢をありがとう!!

2008年05月14日 00時34分22秒 | SUPER AGURI
いつもお世話になっている303さんに教えてもらったのですが、
F1観戦塾さんで素晴らしいプロジェクトが展開されています。

Thank You SAF1 Projact です!

素晴らしいプロジェクトです。
もし、出来る環境にある方は、是非一緒に感謝の気持ちを表してほしいと思います。
感謝の気持ちを形に表したほうが、より素晴らしいと思うのです。
思い立ったらすぐ行動と言うことで!

教えてくれた303さん!
プロジェクトを発進させたF1観戦塾さん!
そして、SAF1チーム!!

本当にありがとうございました。


トルコGP決勝  悪循環でしたね・・・

2008年05月12日 23時57分01秒 | Honda Racing
今回はHondaにとっては非常にガッカリなレースでしたね。
結果はバトン・11位、バリケロ・14位完走でした。
完走率が高く、紛れが少ない、淡々としたレースだったと思います。
そこで、今回はチーム力が出たレースだったとも思います。

残念ですが、今回はハッキリ言って、『8番目のチーム』でしたね。
決勝でも速さが見られませんでした。(というか、削がれたと言ったほうが正しいかも)
戦略的には、ちょっとした奇襲だったんでしょうか?
両者とも1ストップ作戦を採ってきましたね。
これが、15周目くらいにセーフティーカーが出動していれば、ポイント獲れていたでしょうが、そんな都合よく事は運びませんで。

チームはどういった想いで1ストップ作戦を採ってきたのか不明ですが、外野から見ていた身としては、『受身の作戦だなぁ』って感じました。
両者とも1ストップって、どうなんでしょう?
2台で作戦分けるのが普通だと思うんですがね。
確かにスタートの位置は隣同士なので、作戦を一緒にしたという気持ちは幾分解るのですが。

それでも・・・、なんなんでしょう?このモヤモヤした気持ちは(苦笑)。
とにかく勿体ないレースでした。
レースなので、始まる前はどう転ぶか判りません。
今私がこう、ぐだぐだ言ってるのも、所詮結果論ですよ。
それでも、2人とも1ストップってのは、う~ん。
歯切れ、悪々です。


第1スティントでは前の車(トゥルーリ)に全然ついていけてなくて、『こりゃあ、上位陣が最初のピットストップ終えたら、引っ掛かるなぁ』
なんて思いながら見ていたら、最初にアロンソがバトン様の前に入ってきました。
でも、その時はまだ4秒くらいでしたかね?間隔があったので、『まだ大丈夫』と思っていたんですが、その数周後かに、ドンピシャまん前にウェーバーが入ってきました。

その後は、燃料軽くなってきた恩恵を全然発揮できず、ウェーバーにお付き合い。
そりゃ、ウェーバーサイドはギリギリのところだったら、多少燃料入れる量調整してでもライバルの前に入り込ませるようなピットストップやってきますよ。
Honda車はストレートスピードないですから、自力で抜けるなんてあるはずもなく。

そうやって、最初のピットストップ終えてからは、今度は周回遅れとなるため、道を譲りタイムロス。
もう、悪循環の連続でした。
1ストップ作戦ってのは、後方スタートだったり、ランオフエリアが狭くセーフティーカー出動確率が高いコースな時に採るべき策であるわけで・・・
しかも2台共でしょう?

『普通の事やったら、どうやってもポイント獲れない』ってことで、やったんだと思いますがね。
これを『運がなかった』と思うのか、『なんてことをしてしちまったのだろう』と思うのか?
次戦モナコの1ストップ作戦の予行練習だったということでしょうかね?
なんとも用意周到です(笑)。


私はロス・ブラウンさんと見解が違っていて、ここではなく、モナコとカナダに期待しております。
くれぐれも昨年のように、『訳のわからない』2ストップ作戦は回避してくださいよ。
2ストップ作戦でも、『ちゃんとした』2ストップ作戦を!

極端すぎるアナタへ・・・

2008年05月12日 18時05分46秒 | F1
マッサ、空気読め~(笑)

KY男、やりやがりました。
トルコGP、3連勝。
戦闘力のあるチームに移ってから、全勝。

極端すぎます(笑)。
フェラーリに来てから、3回走って、全てポール獲って、勝ってる。
まったくこの人は(笑)。

ですが、どのサーキットでも安定しているわけではない彼が、今後のことを考えると、絶対に落とせない一戦だったのは否めないところだったと思います。
そこをキッチリ勝ったのですから、その辺は評価できます。

惜しむらくは、ハミルトンに抜かれちゃったことですがねぇ。
あれが踏ん張れていたら、フェラーリ・ワンツーだったんですが。
彼は『キミとのポイント差を縮めるために・・・』なんて、あんな絶妙な差の計算ができるとも思いませんし(笑)。
まぁ、ハミルトンから突っつかれている時にコースオフやスピンしなくて良かったです。

悔やまれるのはマレーシアGPでの自爆。
あれがなく2位になっていれば、何とマッサがポイントリーダーになっていたんですからね。
ですが、彼がポイントリーダーなんかになっちゃったら、ガチガチになって数戦自爆が続いちゃいそうなんで、これはこれで良いのかもしれません(笑)。
それにあのマレーシアでの自爆がなければ、ここまで彼を応援する気にもなれなかったでしょうしね。
とりあえずおめでとうございます。
次のモナコは厳しいかもしれませんが、くれぐれも自爆しないように(笑)。



2位には、望んでいない人がきてしまいました。
ハミルトン。
コバライネンが可哀想すぎたので、一層腹立たしいです(笑)。
ですが、彼は決勝で速かったですよね。
3ストップ作戦をちゃんと決めて。
う~、次こそはコバライネンに幸あれ~。



3位にはライコネン。
彼の場合はスタートで6番手まで順位落としてしまったのが全てでしょう。
最近のフェラーリはスタート良かったんで、偶数列が他より厳しいトルコでも何とかなるかな?と期待していたのですが、厳しかったようですね。

ハミルトンが2位まで頑張ったのは誤算でしたが、それでもまだポイントラインキング2位にはまだ7ポイント差あります。
次はエンジンがニューになるはずのモナコで、自身2度目のモナコでの美酒を期待したいと思います。
クルーザーでヤケ酒という風にならないことを祈ってますよ(笑)。



他で印象に残ったのは、ニコですね。
『ウィリアムズの今季はもう落ちていく一方だ』なんて決め付けている、痛いマスコミもいるようですが、なんてこたぁない。
全然戦えていました。
スタートを今回も決めて、予選では自身より速かった連中を背に、全くヒケをとらないペースを力強く刻んでいました。
そして、1ポイントを最後まで放さなかった。

やはり老舗チームに有能若手ドライバー。
まだまだやります。戦います。
予選での速さがもう少し出てくれば(開幕時のようなQ3の常連)、入賞率がもっと上がることと思います。

ホント、ニコって予選の上手さばかりがクローズアップされますが、決勝の方がスゴイんじゃないの?と個人的には思っています。
特に今年は決勝での高いレベルでの安定感が素晴らしいんですよ。
『あ~ぁん、彼の才能が欲しー』って、悶えるくらいに(笑)。
今季中にもう一回くらいは、彼の表彰台を見たいですね。



もう一人、今回もアロンソが輝いていました。
セカンドグループではトップの6位入賞。
今回も一番早くピットストップを迎えていましたが、その分をちゃんと埋める走りでした。
こんだけちゃんと期待通りに働いてくれたら、チームも楽でしょうねぇ。

予選では燃料軽くして挑むという攻めの姿勢が、アロンソの腕も加味され良い方に自分で流れを持ってきている感じです。
この攻めの姿勢は、結果論ではありますが(燃料が軽い分の恩恵もあったでしょう)良いスタートにつながり、6位入賞につながった。
まぁ、予選が成功していて、6番グリッドからのスタートだったら違う展開になっていたかもしれませんが。



ホント、今季はドライバー達が素晴らしいこともあり、争いが激しすぎます。
ウェーバーも良かったし、トゥルーリもスタートさえ失敗しなければ入賞していた可能性は十分にありましたし。
Hondaは今回『蚊帳の外』な形になってしまいましたが、ここから再度、このセカンドグループ争いにチャレンジ出来るアップを! と思います。

トルコGP予選

2008年05月12日 10時44分06秒 | Honda Racing
SAF1がいないグランプリ。
昨日、フリー走行2回目はライブタイミング見ていたんですが、ボーって眺めていただけでした。
ホント、口半開きで、少し遠い目で。
自分の顔を見ていたわけではないのですが、恐らくこんな、文字通りボケ面で、ボーって見ていたんだと思います。
事実、全然身が入らず、内容もほぼ覚えていませんからねぇ。
で、昨日は頭が痛いかったということもあり、記事のほうはサボりました(苦笑)。

今日は少し気合入れて挑みました。
ですが、やはり心にポッカリどころか、ボッッッカリ穴が開いている感じで、集中力出ませんねぇ。
改めてSAF1の存在の大きさ、大切さが身に染みています(泣)。
ですが、とりあえず予選について、ボケボケ記事ですが書いていきます。


まずはHondaですが、12番手と13番手。
戦前はロス・ブラウンなんかは、『トルコはコース的に期待できる』って言ってましたが、コース特性的にはそんなこと言えないだろう?って思っていましたから、今回のこの結果は、『まぁこんなもんなんでしょうね』
って感じです。

しかも、ソフトタイヤが全然使えないようで、予選なのにQ1は2回アタック共にハード側、Q2でもベストタイムはハード側のタイヤで出しています。
今グランプリは両タイヤに差が無いようですが、それでもこれじゃあ駄目ですよね。
まぁ、決勝では頑張ってください。



上位陣では、マッサがやはりきましたねぇ。
トルコ大好き!
3年連続ポール獲得ですからね。
決勝でも3年連続ウィンとなるか!?
最近はこの愛すべきキャラクターに、3強の中では一番頑張ってほしいと願っている自分がいます(笑)。
また『空気読め~』って言ってあげるから、勝ってね。


2番手は、やはり前戦のクラッシュで覚醒しちゃったんでしょうか?
コバライネンがきましたよ!
今戦はなんか調子良い感じですねぇ。
『大きなクラッシュしたら覚醒』説って、あれ本当なんですかね?(笑)
ホント、元気そうで何よりです。
決勝では、予選以上にハミルトンを圧倒してほしいですね!
彼にも期待です。


3番手はハミルトンで、4番手にライコネン。
やはり個人的にはスタートでここの順位が入れ替わることを期待しています。
ライコネンはQ2では一番良いタイムを出しているので、Q3ではチョットミスが生じちゃったんでしょうか?
ですが、最近のフェラーリはスタートも非常に良いので、問題ナシですよね?キミさん。


他で気になるのは、ハイドフェルドなんですよねぇ。
最近、どうも一発の速さでクビカに遅れをとっているのですが、今回はそれがさらに酷くなっている印象があります。
個人的には好きなドライバーなんで、心配です。
今年は『予選が大事』が一層強くなっているので、ちょっとこの辺で上昇してほしいです。
怪我しない程度に、クラッシュを・・・(って、ヲイ!)


あと、ウェーバーがここでも速いですねぇ。
なんか彼、絶好調じゃないですか?
前戦でもセカンドグループではトップだった5位入賞を果たしていますし。
昨日はクラッシュしてマシン壊してるんですが、そんなんお構いなしですもんねぇ。



SAF1がいないグランプリ。
悲しいですが、そんなこと関係なくF1は続いていくんです。
この心をアツイレースで埋めてほしいと願う次第であります。

Honda は悪いの?

2008年05月08日 18時53分02秒 | Honda Racing
今回のSAF1撤退に関しては、Hondaが悪かったのでしょうか?
確かにここ数日、『Honda次第』という報道がよく目についた気がします。
まぁ、その原因はゼロってことは有り得ないと思います。

ですが、私はHondaに感謝していますよ。
『100%マンセー!』でももちろんありませんが、少なくともHondaがいなければ、このチームはここまでやれていなかったハズですから。
いや、誕生自体なかったかもしれません。

『琢磨のためのチーム』という声もありますし、Hondaも『あの時期』だったからこそ、ここまで親身に支援してくれたということもあったのかもしれません。
ですが、それでもSAF1というあんなに素晴らしいチームが誕生し、共に熱狂することができたわけですからね。
最後まで面倒みろ!っていうのも解らないでもないですが、やはり会社であるわけですし、なかなか難しいと思います。
それに、何でもかんでもHondaが・・・ってなると、『SAF1って一体何なんだろう?』ってなるとも思うんですよね。
この辺は非常に難しいところですが、Hondaにとって支援できるリミットがここまでだったと、ちょっと身内の欲目ありで解釈しています。

エンジン然り
ギヤボックス然り
型落ちとはいえ、シャシー然り
活動資金然り
2年と数ヶ月、『Hondaもありがとうございました』と、私は言わせてもらいます。



しか~し、今回の件に関し、釈然としない部分があったのは事実。
一番釈然としなかったのは、SAF1とヴァイグル・グループがゴールデンウィーク中に提携に関し、共同声明を出しましたよね。
あんな土壇場で出した共同声明ですから、SAF1は『これが最後の砦だ』的な、藁にもすがる思いで、何とか存続させたいという強い思いがあったと思うのです。
それが数日後に、亜久里代表がスッパリ『もう無理です』って言うのが、とても不自然に感じましたが、皆さんはどうだったでしょうか?

しかも、亜久里代表はヴァイグル・グループとの交渉に対し、『出来れば』的なことも仰ってましたから。
あの会見では、『マグマ・グループとの話がダメになった時点でもう無理だと思った』って言ってますし、ヴァイグル・グループとは『基本合意まではいっていたが、細かい詰めの部分が間に合わなかったから』とも言っています。
ならば、レギュレーション上は3戦までは欠場できる(期間的には1ヵ月半ほど)わけですし、その間にもう少し粘ってみるということをせずに、『スッパリ諦めました』っていうのが、何か不自然な気がするのです。

もしも、『もう精も根も使い果たしたし、個人的に無理』とか、『基本合意はしたが、やっぱり長期的に見ると、ヴァイグル・グループは100%ではないかもしれない』と、亜久里代表自身が判断したのなら、それは良いのですがね。
真実はどうなのか、私には解らないのでむやみに詮索したり、妄想でモノを語るのは良くないことではあるのですが、正直引っ掛かりました。

そんな中、Hondaの出した声明は、、『我々は100%SAF1の好きなようにやらせて、今回の撤退の決断も全てSAF1の意思によるものです。』的なものでしたからねぇ。
正直、あの声明には思いっきり疑問符がつきました。
事実は解りませんよ。
本当にそうなのかもしれませんよ。
ですが、個人的には・・・ということで、Hondaに対し、残念な気持ちになったのです。



Honda本体に対し、そういった思いは少しありましたが、一方でどうしようもなく憤りを感じた相手もいます。
それはもちろんニック・フライです。
これまで幾度となく彼には嫌な思いをさせられてきましたが、今回はMax超えました。

何なんですか、妨害って。
貴様、部外者がこんなことしていいわけないだろ!
ヴァイグル・グループの責任者がそう言っているのです。
『妨害』されたんでしょう。

まだ、ジョーダン氏がフォースインディアに対し行った、『ファクトリーまでの道をコンクリートブロックで塞ぐ』という嫌がらせのほうが全然マシです。(って、こんなこと比べちゃいけなんでしょうが)
これは断固、声を大にして戦ってほしいですよ。
SSユナイテッドや、マグマ・グループに対し、法的な訴訟も考えているようですが、そこに『彼も引っ張り出さなきゃ!』と思うのですが、私のこの考えは短慮でしょうかね?
少なくともチーム全体の存続を懸けている交渉を妨害されたんですから。

他にもトルコGPのサーキット締め出しもコヤツの仕業という線が濃くなってきています。
断固、やるべきだ!

そして、Hondaは即刻コヤツをクビにするべきです。
Honda Racing F1のCEOですよ?
こんな無茶苦茶なことやってる奴に、Hondaは何もアクション起こさないとなると、親会社であるHondaはこの行動を認めているということですからね。
『彼が勝手にやったことだから知らない』とは、親会社としては絶対にあってはならないことです。
それとも、彼の行動を認めているんですか?

そんなことないですよね!?
Hondaには早急な対応を期待します。
というか、しろ!(苦笑)



以上が私が今回の件でHonda及び、その関係者に対し感じたことです。
いつにも増して、ウザイ記事かもしれませんが、思いのままに書かせてもらいました。
とにかくトルコGPであの色白骸骨蝿野郎の姿を見ないですむことを願います(笑)。

一日明けましたが・・・

2008年05月07日 19時52分43秒 | SUPER AGURI
1日明けましたが、SAF1がF1から撤退したという現実がじわりじわりと私の中で形となってきて、昨日より落ち込み具合が大きくなってしまっています。
ですが、それでもまだどこかで信じられていない、というか彼らのことだから、普通にグランプリに現れるのではないであろうか?と、世紀の奇跡を心の隅で想っている自分がいるようです。
ボーっとして、心ここに在らず状態で一日を過ごしています。

私は亜久里代表のように強くないので・・・、駄目ですね。
『どんな時も前向きに!』という、彼らのスピリットでいかなければいけないのですが。
頭では解っているつもりでも、このダメ精神は・・・。喝入れなきゃです。
ホント、こんな暗~い私個人の鬱々記事なんて良いことないんで、空元気でも出していこうと思います。
比べ物にならない辛さを亜久里代表始め、チームの皆さんは乗り越えようとしているはずですからね!


SAF1が駆け抜けた2年と数ヶ月。
その時間は短かったですが、放たれる光は強烈でした。
普段は惰性の中で日々を過ごしているような私には、その光は眩しすぎでした。
だからこそ、そんな光に私は惹かれ、熱狂したものです。

『日の丸をもう一度表彰台に』という、当初の目的は残念ながら果たされず、形的には志半ばで・・・になってしまいましたが、それでも私はSAF1というチームは最高に素晴らしいと今も想っています。
本当に大袈裟でなく、『誇り』です。


初めてのテストで真っ白なマシンが走り出したことに興奮し
2006年の開幕戦で2台揃ったことに感激し
いきなりデビューレースで完走を果たしたことに驚愕し
2戦目でオーバーテイクしてくれたことに感動し
理不尽なスパーライセンス剥奪に歎き

SA06の登場に全心身がトキメキ
初めて他チームの前でフィニッシュしたことに歓喜し
鈴鹿での凱旋レースを目の当たりにし熱狂し
SA06での最終戦のブラジルGPでの凄さに震え

2007年開幕戦でいきなりQ3進出したことに仰天し
契約不履行したオランダ野郎や詐欺集団に憤り
スペインGPでの初入賞に感涙し
カナダGPでアロンソをオーバーテイクしてくれたことに絶叫し
今年のおかれた状況が苦しい中でも奮闘する姿に拳を握り

そして、こんな凄いことをやってるチームに振り向かない日本の企業達に絶望し・・・


と、思いっきりはしょってもこんなに色々ありまして。
ホントはもっと書きたいんですが、ウザくなるのでこの辺で我慢しときます(苦笑)。
ですがこれだけはもう一度言わせてもらいます。『SAF1チーム、あなた達は本当に素晴らしい』

あれだけ外から見ていても辛い状況がハッキリと分かる中でも、諦めずに戦い続けてたあの亜久里代表が『もう無理』と判断したんですから、もうどうやっても無理なんでしょう。
残念でありますが、まだ受け入れ切れていませんが、今はその決断を尊重したいと思います。

ありがとうございました。
夢、希望、感動、勇気、闘志、短い期間ではありましたが、たくさんのものを我々は頂きました。本当にありがとうございました。
そして、お疲れ様でした。

ですがひねくれ者の私は、クドイようですがまだ撤退を全て受け入れていません。
いつの日か、また我々の前に現れてレースし、戦う日がやってくることを心の奥に静かにではありますが、メラメラと想い続けていきますからね!(笑)
『勝手にそんなこと想うな』と言われても、その日まで暫しのお別れということにしときますよ!