Brawn GP & SAF1 & HRF1 - Fan

 F1 メインっス。
 外野から好き勝手な事をギャースカ喚いています。

とりあえず祝!? モナコ初完走

2007年05月29日 20時02分31秒 | SUPER AGURI
モナコGP決勝が終了しましたが、なんか全然荒れませんでしたね。
完走19台。セーフティカー出動無し。
マクラーレンの強さばかりが目立ったグランプリでした。
あ~ぁ。


では気を取り直して、SAF1の方から。
我等が琢磨17位。アント18位。
ドライバーにとっても、チームにとっても初のモナコ完走は良かったのです。

ただ、トヨタ超えを出来そうだったので、その点は残念。
琢磨はオープニングラップでトゥルーリまで抜いて、一気に16番手まで上がったんですが、その時の抜き方がフェアではなかったとのことで、7周目にトゥルーリを前に出しました
そこからフタをされて、自分のペースで走れませんでした。

その後、周回遅れ時の間隙を突いて、またトゥルーリを抜き返し、そこからのペースがすごい良かったので、惜しいことをしてしまいました。
ここで10秒くらいロスしましたね。
まぁ、スタート時のジャンプアップが凄すぎたんで、ここまで言うと欲張りすぎでしょうか?


アントは、ピットスルーペナルティを喰らってしまったのが全て。
でも、そんなペナルティ喰らうほどのこと、しましたかね?
ちょっと解りません。

アントの言うとおり、見せしめだとしたら・・・
泣くに泣けませんよ!
色んな意味で悔しくもあり、もったいないという思いです。クゥー!


そしてHonda。
またしても『ハァ?!』というような戦略。

もう中盤からは8位と9位を走っていたので、『仮に1回目を早く入った(レースのちょうど半分だった)バリケロがもう1回ピットインしなければいけないとしても、その後ろのバトン様がいるし、少なくともどちらかが入賞だな』
な~んて余裕こいて見ていたら、両者とも2回ピットストップしやがった!!

またまた『何やってんスか!?』

バトン様なんて、42周まで1回目のピットストップ引っ張れてるんだから、1ストップ作戦でしょ!
Hondaの『スーパーソフトタイヤのが30周以上もつとの確証がなかったからギャンブルしなかった』とのことですが、二桁着順をとるための安全って、私には良く理解できない判断です。
同じくらいの距離(アントなんて、それ以上の距離走ってるし)をスーパーソフトで走っているチーム、いっぱいありますゼ。
と言いますか、そういうテストを天候が怪しいと事前に分かっていた土曜日にやるのではなく、エンジン制限の無い木曜日にやるべきなんじゃないんでしょうか?

2戦連続で愕然とさせていただきました。

あとはSAF1との順位のかねあいで、もうひたすら『トロ・ロッソのスピードよ入賞しないで!』とばかり祈っていましたよ。
その祈りの甲斐あってか、上位陣のリタイヤもなく、スピード君は9位のままでフィニッシュとあいなりました(苦笑)。
しかし、これでコンストラクターズ順位は、Hondaはそのトロ・ロッソにも抜かれて10位に・・・
アハ、アハ、アハハハハ~

ついにこの位置まできてしまいました。
そりゃ、シーズン終了までこの位置でいるなんて思っていないですし、次戦からの北米シリーズでは入賞すると思っていますが、それでも一時だけでも『ここまできてしまったのか・・・』と言う思いが・・・
シーズンが終わった時点での位置が大事と言うことは解ってはいますが。

それでも
まさか
こんな
ハァ

マシンは良くなってきているのに結果が出ない。
どうせなら堕ちるところまで堕ちて、這い上がるという展開の方が楽しいのでしょうかね。
まぁ、勝利を挙げた去年ですら、一時はヒドイ状態だったんで、今季もこれくらいになってしまうものなのか?

もう、ここはひとつ去年と同じように、あまり本家の成績をこだわらないようにした途端に上昇という展開をこうなったら期待。
ちなみに私のシーズン前の予想は『Hondaはインディアナポリスで初表彰台』なんですがねぇ。

モナコGP予選

2007年05月29日 19時18分56秒 | Honda Racing
モナコGPの予選は今年も波乱が起きました。
まずはHonda勢から。
こちらは波乱ではありませんよね。
2台そろってQ3走りました~。

今回はこれまでと違い、Q1は非常に楽な気分で見れてました。
特にバリケロがフリー走行時から良い感じです。
前戦の内容を反省して、挑んできてくれているのかな?(笑)

確かにライコネンのミス、クルサード先生のペナルティがあったからですが、それでも2台揃っては『ようやくきたか!』といった感じです。
今回は下にもワークスの車も何台かおりますね~。久しぶりな状況ですなぁ。
直前のフリー走行では、ウェットコンディションの中、久しぶりにチャートの一番上にバトン様の名前がしばらくありましたし。

マシンはTVの画面を通じて見ても、明らかに変わってきていると感じました。
やはり戦闘力は上がってきているようですね。
Q3の中では下位の9・10番手ですが、燃料も積んでいることでしょうし、荒れることもままあるモナコGPの決勝は入賞と言わずトップ5くらい狙ってほしいです。
でも、まずはキチンと走りきることが大事ですよね。



対してSAF1は・・・
チーム側のミスで最後のアタック出来ず。ガッカリです・・・
残り2分になっても出てこなくて、『もうそろそろ出ないとヤバイぞ』
と思いながら、残り1分30秒を切っても両者出てこず、『トラブル起きたのか!?あ~ぁ、もうダメだ~』
と思っていたところに、残り1分15秒くらいで琢磨がコースイン。(アントはコースインすらせず)

トラブルではなく、単に入るタイミングを誤っただけだと解った瞬間、そら“ガーン”でしたよ。
公式なコメントでは、『スタッフの計算ミス』とのことで。
琢磨の怒りは相当なものでしょう。
『クルーの作業スピードも遅かった』と、苦言を呈しているところからも伺えます。
トラフィックに引っかからない限り、Q2には進めていたでしょうねぇ。

チームは前戦で目標であるポイントを獲得してしまって、燃え尽き症候群みたいなものがあるんでしょうか?
前戦はトラブルがあったのは仕方ないものの、非常に良い仕事をしていたのに・・・

結局、アントが17番手、琢磨にいたっては21番手です。
抜けないモナコでこの順位は厳しすぎますねぇ。
琢磨はエンジン交換したほうが良いでしょう。
前戦はポイント争いで、エンジン結構回していたかもしれないですし。

こうなってしまったらもう無の境地で、混乱をひたすら避けて、初のモナコ完走を目指した方が逆に『良かった』なんてこともありそう。
セーフティーカーが出る可能性も高いのですし。
チーム側も決勝ではこの失敗を挽回する働きに期待です。



上位陣はポールがアロンソ。
2番手もハミルトンと、マクラーレンがフロントロー独占です。
マクラーレンはここでは速すぎですねぇ。

ライコネンは自らのミスで沈んでしまいましたし。
ライバルはモナコが苦手な方と言えるマッサのみ。
マクラーレン勢が独走しそうです。

もうこうなってしまったら、ハミルトンが得意のスタートでアロンソ交わしちゃって、伝説をつくることに期待しますか。
あとは不謹慎ながら、スタート→1コーナーで意地の張り合いをしすぎて接触→大混乱→下位勢ウマー。な展開。


他に印象に残るのが、フィジコ4番手、ニコ5番手。
この2人はいいですね~。
特にニコは前戦スペインGPで自身最高の6位を獲得しており、ここではさらなる自己最高位でのフィニッシュが期待されます。
彼は予選が良いと決勝が良くないということが多いので、ここらで一皮むけるチャンスではないでしょうか?


決勝の天気は、天気予報によっては決勝開始の14時から晴れ時々雨という予報もあり、波乱の可能性も。
新たなウィナーが誕生するのか?マイスター(2勝以上ということで)が誕生するのか?
今年のモナコは見所が多そうです!

モナコGP 木曜日フリー走行

2007年05月29日 15時41分01秒 | SUPER AGURI
モナコは変則日程ということで、フリー走行が木曜日。(金曜日は走らない)
ということで、遅れてしまいましたがフリー走行について書きたいと思います。
今回はいつも以上に長文なので、読んでくれる方は覚悟を(笑)。

いつものようにSAF1勢からいきますか。
我等が琢磨は、フリー走行1回目が14番手。2回目が13番手でした。
1回目は6・7周くらいの走行を3セット行い、最後にタイムアタックをしての14番手。
いかにもフリー走行といった感じでしたかね。

2回目も最初は5・6周の走行を3回行ってから、17周のロングランを敢行しました。
モナコは予選が超重要なので、ロングランより予選重視の方が良いのでは?なんて思ったりもしますが、恐らくスーパーソフトタイヤがロングランでも持つのか?ということを確認しているんでしょうね。
決勝では2ストップでも20周以上走らなければいけないわけですし、ひょっとすると1ストップも見据えているのかもしれません。
その後赤旗中断があり、最後もロングラン。
今度は13周行いました。
2回目のベストタイムはこの時の最初に出したタイムでした。

なので、2回目のベストラップは空タンより10周分は多く燃料を積んだ状態で出したタイム。
本当の空タンなら、あとコンマ3秒は稼げそうです。(モナコはヒューエルエフェクトが小さいので、それほどタイム差が出ない)
直近のドライバー(Hondaの両ドライバーやクルサード)よりは積んだ状態で走っていたようなので、もう少し上に行ける可能性は大いにあると言えますね。
今季2度目のQ3進出!?


アントは1回目が18番手。2回目が19番手でした。
1回目は琢磨と似たような進め方。6・7周くらいの走行を2回した後、最後にアタックでした。
琢磨とはコンマ1秒チョットの差なんですが、モナコでは4つも順位が違ってしまいます。

2回目は残念でしたね。
6周→10周→と、周回数を増やしていってたんですが、このセッションでベストタイムを出した直後に1コーナーでスピン→タイヤバリアにクラッシュしてしまったようです。
この時点でまだ30分以上残っていただけに、プログラムがどの程度残っているかが心配。
土曜日以降に響かないことを願っています。

琢磨がとても順調そうな感じです。
あとは土曜日に予選を見据えた作業を進めれれば、と思います。



Honda勢はまず、バトン様が1回目17番手。2回目が12番手でした。
1回目の彼は6~10周くらいの走行を3セット行いまして、ベストタイムは最初のロングランの終盤に出したタイムでした。
想像するに、1回目はハード側のタイヤ1セットのみで走行していた感じですね。

2回目は16周のロングランを2回敢行。
ラップタイムもまずまずだったと思います。
その後、残り10分くらいでタイムアタックを2回敢行し、最初のアタックのタイムがベストでした。
これは、スーパーソフトを1セットで1回目と2回目のアタックでどれくらいタイムが違ってくるのか試したのでしょうか?
ただ、このタイムアタック時にどれくらい燃料を積んでいたのかは解りませんが、琢磨との差が1000分の2秒差しかないんですよね。
他のドライバーもベストタイムがロングランの中で出した者が多いので、もし完全空タンだったならチョット厳しそう。


バリケロは1回目が10番手。2回目が11番手でした。
いつもより良い位置で2回とも終えてますね。
所詮フリー走行なんで、喜ぶのは早いんでしょうが、悪い気分ではありません。

1回目の彼はずっとショートランばっかりやってました。
そして、最後に出したタイムがベストタイム。
これは空力パーツの比較を行っていたのか?それとも予選重視のプログラムをひたすら進めていたのか?
バトン様と逆の進め方。
チーム内で役割分担を完全に分けたような感じですね。

2回目はショートラン~ロングランを多くこなしていました。
そして、他のドライバーと同じように、最後の走行でベストタイムを出しました。
ただ、バリケロの場合はバトン様と違い、完全なアタックではなかった点ですね。
6周走った中で出したタイムなので、まだ削れそうです。

Hondaは両者のロングランのタイムなんかを見ていると、漠然とですがこれまでより期待が出来そうな気がしました。
バリケロが言った、『コンマ5秒速くなった』の言葉は合っている感じです。
あと、直線らしい直線の無いこのコースも今のマシンには良いのは間違いないところでしょう。

今回はHonda&SAF1勢のうち、1人はQ3へ。もしかして2人!?なんて淡い期待を胸に抱いています。
ただ、トップグループを除けば、各ドライバーの差が物凄く小さいので、争いは熾烈を極めそうです。
土曜日でどれだけ上積みできるか。予選でクリアなアタックが出来るか。ですね。



他で印象に残ったのは、まずクラッシュ・ストップが多かったことですね。
まぁ、モナコなんで当たり前といえば当たり前なのかもしれませんが、先に書いたアントの他に、
フリー1回目ではアルバース・フィジケラ・ウェーバーが。
2回目はハミルトン・スーティル・ラルフが止まっています。
1コーナーでクラッシュが特に多かった様子。

上位陣では、マクラーレンがとにかく速いですね~。
特にセクター1が秀逸です。
ここだけでコンマ2~3秒稼いでいる感じです。
フロントロー独占も有り得ると感じたくらいです。
ロングランも速いですし、脅威ですね。

他で気になったドライバーは、ハイドフェルド。
彼は元々モナコが苦手だったと思うのですが、今回もどうなのかな?と思いました。
フリー1回目はクビカは慣れていないせいか、最初はニックの方に分があったのですが、2回目はニックが明らかに遅れていると感じました。でも、三味線?

そういった意味でも、Q3進出の争いは大変そうです。
ここは言わずと知れたコース。
予選が超重要なので、頑張ってほしい。
結構順調そうなので、明日の予選が楽しみです。

(かなりの長文になってしまい、スイマセンでした)

伝統のモナコ 開幕

2007年05月29日 10時21分35秒 | SUPER AGURI
プチお久しぶりになってしまいました。
結構サボっちゃってました(笑)。

さて、伝統のモナコGPが開幕。
ここはマシンの性能差が出にくいので、ここもかなり期待しちゃってます。
我等が琢磨は、まだモナコでは未完走。
ぜひとも今年は初完走を、連続入賞で飾っていただきたいものです。
アントも続け!

Hondaは、事前のポールリカールテストでアップデートは果たし、バリケロは『コンマ5秒速くなった』と手応えを感じている様子。
コンマ5秒ではまだまだ望むべきステージは辿りつけませんが、反撃の可能性を感じさせてほしいです。



さて、グランプリはもちろん楽しみですが、他にもワクワクなニュースが入ってきていますね。
一つ目はSAF1に新たなパートナーが誕生。
Webコンサルティング会社のキノトロープ社との契約を発表。
それに伴い、SAF1のHPがリニューアルされております。
その中には、楽しそうな企画もあり、今後の展開が楽しみ(プレミアム会員は再度申し込みしなければいけないのはチョット“?”ですが)です。
あとはタイトルスポンサーですね!

二つ目は、鈴鹿が来季から早くもF1カレンダーに戻ってくるかも!?とのニュース。
まだ、噂の段階でしょうから諸手挙げて喜べないんでしょうが、ものすご~く期待している自分がいます。
『もう復帰して、改修は大丈夫なの?』という懸念はあるのですが、復帰するのであれば改修もそれなりに出来ているだろうから(出来る見通しがあるから)復帰できるんでしょうし。
良い続報を待ちたいところです。

三つ目は、なんとっ!琢磨にトヨタからオファーがあるとの噂
またラルフの契約金を下げる目的のガセなんでしょうか?
この噂に対しては、ハッキリ言って、トヨタ入りなんて絶対×100くらい嫌ですし、琢磨自身トヨタの2ndになるメリットもそれほど感じられないと思います。
まぁ、有り得ないでしょう。

ただ、そういった噂に琢磨の名前が挙がるということは、今季の活躍を認められているから名前が挙がるのだと思います。
もっと噂が挙がるように、これからもドンドン活躍してほしいですねぇ。
でも、ファンとしては来季もSAF1残留を希望(笑)。


今のところ、日曜日は雨の予報(降水確率50%)。
波乱のレースでHonda・SAF1共々、好リザルトを!

必然の敗北なのか・・・?

2007年05月15日 21時01分25秒 | Honda Racing
Hondaは遂にランキングでSAF1に抜かれちゃいましたねぇ。
いまだにノーポイントが続いてます・・・
今回のレースはハッキリ言って、超酷かった。

まずはバトン様が無理に突っ込んで(そう見えた)、結果自身が痛い目にあった同士討ち・・・
その後の戦略を考えると、あそこで抜いておかなければならないのは解りますが、あそこはバリケロの方が半車身前に出ていましたし、無理しすぎだと思うのですが。
BAR時代も指示出てるのに、琢磨に譲らなかったり。
なぜチームメイトに対して、強引な態度をとるのか?!
エースドライバーという自覚は結構ですが、意味を履き違えないでいただきたい。


バリケロは先の記事でもチラッと書きましたが、『2回目のピットストップ後フィジケラに前に出られて、やる気を無くしてペースがガクンと落ちて』(F1キンダーガーデンさん・中本さんのインタビューにて)しまったとのことです。

もし本当に100%やる気を無くしただけでペースが落ちたのならば、もう戦う以前の話です。
事実、バリケロは2回目のピットストップ後、2周にわたり1'26"6 と 1'27"2のクソタイムを並べています。
周回遅れになるタイミングだったので、譲ったということもあるんでしょうが、それでも1分27秒2のラップはいくらなんでも遅すぎます。
その間、琢磨は24秒台で走り、2回目のピットイン。結果、ほんのわずかな差で琢磨が前となりました。

その後も『可能性があるかもしれない』と、プッシュを指示し実行したSAF1側と、琢磨の後を追いかけずそのまま『敗戦処理』として、走り走らせた(ようにしか見えなかった)Honda側。
ペースを上げたくても上がらなかったのでしょうか?(バランスが悪かったとは言ってますが)
でも、責任者が『やる気なくした』と言ってるくらいなんですからね。
それに、私はバリケロのラップタイムを見ていた限り、『限界で』の気概は感じられませんでした。

確かにあの時点ではフィジケラがもう一度ピットに入るなんてことは解らなかったのでしょう。
しかし、目の前に琢磨が出てきたのに、それまでは同じくらいのペースだった相手に対し、急に1周1秒も離される走りは正しい姿なのでしょうか?


このチームは前々から『プロ意識が無い』だの、散々言われますが、久しぶりに目の当たりにした気がします。
ちょっとキツいですなぁ。
『旧BAR陣が・・・』などという人もいますが、もうHondaなんですから、Hondaが悪い!
というか、もうBARなんて文字はどこにもありません。

レース以外のところでもこのようなことは多く起こっているんでしょうね・・・
なんのために去年、シーズン途中で人事を大きく変えたんでしょう?
開幕前は私自身、『今季は大期待』なんてエライ調子のいいこと言ってたんで、「調子が悪いと手のひらかえすんか!」って言われそうですが、速さ以前の問題なんで、かなりきつく書いてしまいました。
気分を害されたら、すいません。

SAF1初入賞はもちろん、メチャクチャクシャクシャ嬉しいですし、その喜びは変わりませんが、今回のHondaに対しては少々堪えました。
でも、Hondaはきっと“それ”が出来る集団だと信じています。
マシンの速さ云々もそうですが、内部も。
真の闘う集団への変貌を再度期待させてください。

遂に獲った! もう一つの勝者はあなた達だ!

2007年05月15日 15時31分26秒 | SUPER AGURI
あぁ、何から書けばよいのでしょう?(\T T/)
Honda第3期初優勝時と同じように、昨晩もなかなか寝付けませんでしたね。
やりました!SAF1初入賞!!

戦略、ピット作業、ピットからの指示、そしてドライビング。
全てがガッチリ噛み合い、出し切ったからこその大快挙だと強く感じております。


確かにトゥルーリのエンストから始まり、ライコネンのリタイヤ、ハイドフェルドのピット作業ミス。
そして、フィジケラの給油ミス。とトラブル&ミスが、最近のF1ではちょっと考えられないような他チームに連続したからということは事実です。
でも、年に1~2回程しかない、このような荒れたレースで最高のパフォーマンスを発揮しないと、正直ポイントまで辿りつけないことでしょう。
いや、それでも辿りつけないかもしれない。
それくらい、ワークス6チーム+ウィリアムズ&レッドブルの16台との闘いは厳しいものだと思います。

しかし、SAF1チームはそれをやってのけた。
ピットストップ作業も今回は上手く決め、マッサよりも速い時間で送り出してますし、チームは無線で『フィジケラと闘っている。プッシュだ!』と指示を飛ばし。
そして、我等が琢磨はその任務をキッチリ遂行した。

ピットからの指示と琢磨のプッシュがあったからこそ、フィジケラの最後のピットストップの直前に琢磨が周回遅れで譲って2秒程ロスしても、フィジケラの前に出られたのです。
(Honda・バリケロは2回目のピットストップの後、フィジケラに前に行かれてやる気を無くし、ペースが格段に落ちたらしい・・・)
それにしても、最後の攻防はホント、ハラハラドキドキでしたねぇ。
フィジケラがピットアウトして見えてきてるのに、なかなか琢磨が見えてこない(笑)。
『よっしゃ!琢磨、キター!』と思ったら、ハミルトンだったし(笑)。

心臓バクバクの紙一重。
あと1秒、どこかでロスしていたらこの感動は生まれなかったでしょう。

本当に素晴らしい!
じ・つ・に、スバラシイ!!
まさしく、チーム一丸の勝利です。
『本家より先にポイント獲得しちゃって、空気読めよ』なんて言われるかもしれませんが、今回はSAF1が獲れて本当に良かった。


国際映像もこの闘いをかなり映してくれていましたし、チームラジオも流してくれました。
琢磨がゴールする時もちゃんと捉えてくれました。
おかげてすごく興奮できましたし、満足できましたよ。
国際映像担当者もグッジョブ!

あと、浜田雅功様。
あなたは一体何者ですか!?(笑)
一度ならず、二度までも。

彼はレースに直接関係している訳ではないので単なる偶然だとは思いますが、彼には私のような凡人にはない何かを持っているんでしょう。
彼はいつも、“丸っきりド素人”を惜しみなく出しているんですが、何故か嫌じゃないんですよね。
あまり出しゃばり過ぎませんし、こんだけ実績出してますし、私はウェルカムです。
来年はSAF1初表彰台を今から期待します!(爆)


何度も喜んじゃいますが、本当に最高です!!
力を出し切ったからこその結果というのがまたなんとも。
亜久里代表にとっては、この上ない快気祝いにもなりました。

日本企業の方々。
この超お買い得なチームのスポンサーになるなら今ですよ!
次戦の伝統のモナコで『ババーン!』と大発表なんて、この上なく美味しいではありませんかっ。
さぁ!!


次戦モナコは特殊なコース。
昨年もクルサード先生が表彰台等の波乱もありましたし。
この勢いを持続すれば、連続入賞も有り得なくないんぢゃないですか!?

とにかく今は、この快挙に酔うことにします。

スペインGP予選 思いは複雑

2007年05月15日 05時32分28秒 | SUPER AGURI
遅くなりました。
予選についてです。

SAF1勢のパフォーマンスが私の思っている以上に良かったのは嬉しかった。
Q1は我等が琢磨が10番手、アントが11番手で通過。
ウェーバーやラルフやブルツが上手くいかず、脱落した者が多かったんですが、もし彼らが順調だとしても、両者Q1突破できていたわけですから。
ヨーロッパラウンドに入っても、他チームと同等くらいに戦闘力アップしていることが確認できて良かった。

ただ、残念なのはもちろんQ2です。
琢磨は燃料ポンプのトラブルで1回しかアタックできず。
アントは2回のアタックとも、ミスでタイム出せず。
両者ともバッチリいっていたらQ3進出もあったかも?と期待できる位置にいただけにその点は残念です。
11番手は獲得できたのでは?と思います。

それでも琢磨13番手、アント15番手と、両者奇数列からのスタート。
特に琢磨はソフト側の新品タイヤを2セット残してそうなので、期待したいですね。
とにかくピット作業、今回はミスなくいってほしいです。


Hondaは変わりなくといった感じですね。
また、リウッツィとQ1突破ラインで争っているといった感じです。
でも、Q2は琢磨やアントが順調ではなかった分、バリケロ12番手・バトン様14番手となれました。
Honda ・ SAF1 ・ Honda ・ SAF1 の並びです。

ただ、今回浜ちゃんが来ているグランプリで、バトン様14番手。
これは・・・昨年ハンガリーGPと同じではありませんか。(笑)
まぁ、今は仮に雨が降ったとしても優勝は無理でしょうが、晴れてもポイント獲得はしてもらいたいですねぇ。
SAF1とW入賞。夢見るくらい良いでしょう?


ポールポジションはまたもやマッサ。
セクター3が異常なくらい速かった。
『アロンソ、地元でポール獲得かぁ』と思っていたところにスーパーラップでひっくり返しました。

2番手が、その地元のアロンソ。
彼は明らかに燃料軽くしてポール獲りにきてたでしょう。
この2番手は正直ショックだと思うんですが、どれくらい燃料積んでいるのか?
得意のスタートでマッサの前に出ないとダメでしょうね。

3番手はライコネン。
彼は自信満々で今GPに乗り込んできたんですが、イマイチですねぇ。
よほど燃料を積んでいて、このタイムならまだ納得できますが、1回目のピットストップのタイミングがまたマッサの翌周とかだったら、ちょっとヤバイと思います。

予選自体はエキサイティングで、とても楽しめました。
決勝はさらにエキサイティングな展開で、楽しみたいです。
第2の開幕戦。ワクワクします。

スペインGP 金曜フリー走行

2007年05月15日 02時04分41秒 | SUPER AGURI
金曜のフリー走行が終わり、ライブタイミングを見ていて思ったことを羅列していきます。

まずはSAF1勢。
我等が琢磨は、フリー走行1回目が13番手。2回目が19番手でした。

1回目はショートランを繰り返していましたが、本人の談(F1キンダーガーデンさん参照)を聞く限り、先週のテストで出来なかった空力や改良パーツのテスト等を試していたみたいです。

2回目はとにかくロングラン。
セッションが始まって、2回ほどショートランを繰り返した後、15周くらいのロングラン2セット!(アウトラップ・インラップ含んだ周回数)
2セット行ったと言う事は、ミディアム・ハードの両方で走っていたと思われますが、明確な差は感じられませんでした。
どちらも平均すると、24秒フラット(その時のザッとの計算なんで、ズレてるかもしれませんが)くらいのタイムだったと思います。


アントは1回目が6番手!2回目が20番手でした。
1回目は琢磨と同様ショートランを繰り返していたんですが、最後にアタックして、1'22"665というタイムで6番手。
合同テストでは琢磨が21秒台を出しているので、この差は路面のラバーグリップの載り具合の差でしょうかね。

2回目は、アントもひたすらロングラン。
彼は10~15周くらいを4セット(!)もこなしてました。
セッション前半は25秒半ばのタイムばっかりだったんで、『これは遅すぎるだろ』と、少し不安になったんですが、推測するに午前中のフリー走行で使ったお古でミディアム・ソフトの両方でまず走ってみてたんだと思います。
後半は一気に速くなり、23秒後半のタイムを連発していました。
琢磨より若干速いのは、周回数の違いでしょうか?

SAF1は両者ロングランを徹底して、順位は低くても見ていて気持ちが良かったです。
ただ、今日の結果を見る限り、チョット厳しそうな印象を受けました。
この後、どこまで上乗せできるか注目です。


(亜久里代表も元気に出勤。良かった良かった)



次にHondaを。
バトン様は、フリー走行1回目は10番手、2回目は13番手でした。

最近のグランプリの中では良いと言えるような順位ですが、フリー走行1回目のタイムなんて、アタックしてのものですからねぇ。(燃料搭載量は不明ではありますが)
アントよりコンマ5秒近く遅いです・・・

2回目は15周くらいのロングランを敢行。
ですが、この時はSAF1勢より、明らかに遅かったですね。
わずかな光は最後に行ったショートランのタイムが23秒丁度くらいだったと言う事ですね。


バリケロは1回目が18番手。2回目が14番手。
彼に関しては、チョット暗い気持ちになってしまいます。
1回目は1周アタックしてタイムで18番手。
2日目は他者同様にロングランを行っていたんですが、彼の方がバトンより遅かった印象を受けました。
14番手に入った時のタイムは、また最後に1周アタックしてのタイムですからね。

ただ、Hondaは今回のグランプリは今のところ、遅いのか、まだマシなのか、全然見えてこないです。
良い方に期待したいのですが。


(浜ちゃん来ますよ~)



他で個人的に印象に残ったのは、トヨタとレッドブルです。
トヨタはフリー走行1回目が始まってすぐに両者とも7周ほど走ったんですが、22秒台を連発していました。
路面状況が良くないはずなのに、このタイムを出せるとは。
前戦もそうでしたが、トヨタは最初にいきなりタイムを出しますね。

レッドブルは、ウェーバーのロングランのタイムが良かったかなと。
合同テストでもレッドブルは好調でしたが、ここでも台風の目になるのでしょうか?


上位陣は相変わらず速いですなぁ(苦笑)。
まだ、上位3チームに割ってはいるのは難しいと感じた初日でした。


(BMWザウバーは新しいフロントウィングを投入です)


週末を通じて、このまま行くのか、サプライズは生まれるのか。
スペインGPには浜ちゃんが来るらしいので、Hondaにとっては後押しになる!?

2007年 モーターホーム展覧会

2007年05月11日 19時56分25秒 | F1
ヨーロッパラウンド突入と言う事で、恒例行事となりつつある(?)、各チームモーターホームのお披露目です。
去年に比べて、アップデートしてきたチームもあります。
それでは、各チームの“カラー”をご覧ください。


マクラーレンです。

ここはどうやら昨年と同じようです。


ルノーです。

ここも昨年と同じですかね。カラーリングの変更のみですね。


フェラーリです。


デカイの造ってきましたねぇ。
今年一番の目玉です。


Hondaです。


大きさ的には昨年と同じに見えますが、物は新しく見えるんですけど、どうなんでしょう?
カラーリングは良いと思いますね。


BMWザウバーです。

こちらも昨年と同じみたいですね。


トヨタです。

ここも昨年と同じ感じ。
来季は大きいの造ってくるんでしょうか?


ウィリアムズです。

サイド部は同じですが、真ん中の部分は新しくなってます。


レッドブルです。


トロ・ロッソです。


そして今年も健在、エナジーステーション!

大きすぎて、昨年と違いがあるのか探す気すら起きません。(苦笑)
昨季同様、上記の2チームの個別の物とはもちろん別に用意しております。
しかも、レッドブルとトロ・ロッソの物が新しくなってるようで。
そりゃ『金満』言われるて。


スパイカーです。

何故こんなにも良いの!?
昨季のミッドランドの脆そうな感じが無くなってしまって、寂しいなぁ(笑)。


SAF1です。

ウヒョッ!
1台新たにご購入ですかっ!(右の部分は昨年の物みたいで、健在ですね)
それにしても資金難と言われてる中、買っちゃって大丈夫なんですか?(笑)
1台5000万円はすると思うんですが。
まぁ、分割払いなんでしょうが。(爆)


そして、F1チーム以外のモーターホームもどうぞ。

ブリヂストンです。

こちらも昨年と同じですかね。


FIAです。


相変わらず、植木鉢にこだわりを感じます(笑)。


バーニー・エクレストン個人の物です。

昨年の記事には載せられなかったんですが、こちらも昨年と同じと思います。
横のパッティング練習用のためらしきスペース(笑)を確保しているところは、さすがドンといった感じです。


以上、今年のモーターホームの展覧会でした。
昨年のモーターホームは昨年の記事を見てみて頂けたらと思います。

2006年 モーターホーム展覧会
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