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10大ニュース “第4位”

2006年12月22日 18時49分49秒 | F1
第4位は “ユージ スーパーライセンス剥奪” です。

第7位に書いたSAF1のブラジルGPなどは何度思い出してもニヤけてしまうのに対し、こちらは何度思い出しても腹立たしくなってしまいます。
そりゃ確かにF1経験は全然不足していますよ。
でも、あの時点でライセンス剥奪はやはり不当だという思いです。

FIA・モズレーからのアドバイズという名の“命令”・・・
理不尽です。
理不尽すぎます。
故 冬木弘道さんが小姓に見えてしまう理不尽さです。(この話がわかる人、どれくらいいるのかなぁ?)

これにはSAF1潰しのためという話もありました。
この当時、2008年からのエントリー承認がプロドライブに決まった直後。
で、それにあふれたチームの親玉がSAF1を追い出して、自分とこの2ndチームをねじ込むように動いたと。
マクラーレンと、今は無きディレクシブ。

ロン・デニスからのSAF1に対する文句が特に強かったのはそのためだそうで。
まずはユージのスーパーライセンスを剥奪して、その後は『SAF1は遅くて危険極まりない存在だからF1から撤退するべきだ』みたいな思いがあったとか、なかったとか。
どこまでが真実なのかは分かりませんが、もしそういうことだったならば、『ちっちぇヤツだなぁ~』
まぁ、SAF1はそんな輩の思惑通りにはいかず、乗り越え、ちゃんとシーズンをまっとうしました。

確かにユージの、サンマリノの前のオーストラリアGPでの走りも大きかったと思いますが。
何回かスピンし、予選では赤旗の原因にもなってしまいましたから。
そこで、他チームのそういう動きに繋がった(増長させた)部分もあったのかもしれませんね。残念ながら。

それでもユージは、少なからず犠牲者と言えるのではないでしょうか?
海外のプレスですら、『おかしい』『いき過ぎ』の声が多かったですし、多くの人が同じ様な思いを抱いていたんだと思うんですが・・・

ユージの来季はやはりフォーミュラニッポンなんでしょうかね?
亜久里オーナーの『F1ドライバーとして育てたい』という言葉もありますし、SAF1でのテストドライブも期待したいです。


追伸、サンスポでユージの特集記事アップされてました。
下の題名をクリックしてジャン~プ。
【泣いてたまるか!】 井出 有治


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6 コメント

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こういう… (303)
2006-12-23 17:21:44
こういう政治的な駆け引きみたいなものでドライバーの未来が閉ざされる形になってしまったのは残念極まりないですね。
ミセシメみたいで本当に残念です。
F1マシンはやはり独特のものでしょうし、F1で経験しなければならないものだと思います。
ライセンス剥奪ではなくサード降格までならまだ少しは納得できたんですけどね。
ライセンス剥奪について正式な文書や明確な説明ぐらいきっちりしてほしかったですね。
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>303さん (ハルイチ)
2006-12-23 20:00:11
またまた連続コメント、ありがとうございます!
研修、おつかれサマンサタバサでしたね。
そして研修中は、非常に手間のかかる携帯から多くのコメントありがとうございました。

本当にせめて3rd降格までですよね!
経験を積めと言いつつ、走るチャンスを奪い取る形に非常にショックかつ腹立たしいと通り越した怒りを生みました。

人の人生すらも明確な説明もなしの一方的な閉ざし方をしてしまうこの世界。
こんな政治色丸出しの部分がなければ最高のスポーツだと胸を張れるんですけどね。
色々な意味で残念、無念ですよ。
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済崩し・・・ (フルハティ)
2006-12-24 05:57:17
デニスが抗議したのは本当っぽいですねぇ。
それよりも先にフェラーリとウィリアムズが
異議を申し立てた話もあるようですしねぇ。

納得のできる理由が無いのが、
憤りを感じます。
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>フルハティさん (ハルイチ)
2006-12-25 11:43:34
返事遅れちゃって、申し訳ないですが、またまた連続コメント、ありがとうございます!

ウィリアムズも結構強硬に抗議したらしいですよね。
なんか上の都合だけで、物事決まっていってる感じがしてしょうがない体質がほとほと嫌になっちゃいます。
説明できないことを平気でやっちゃうのは、ホント怒りばかりが出てきてしまいます。
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悲しいですね。 (ゆきんこ)
2006-12-26 00:21:27
井出さんはお気の毒で仕方がありません。
初めて乗ったF1マシンが
琢磨さんでさえ、手にマメが出来るくらいの
暴れるマシンだったのですから、
その時の苦労や戸惑いは計り知れません。

チームの状況などを考えれば、
あの裁定はおかしいです。
何?○別?って言いたくなりました。
 
井出さんがテストドライバーから
はじめられればベストだったとは思いますが、
きっとスポンサーなどの大人の事情で無理だったんでしょうね。
 
SAF1パーティで
井出さんはサバサバしておられ、
自虐ネタにまでしていましたね。
その姿が救いでしたよ…。

 

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>ゆきんこさん (ハルイチ)
2006-12-26 12:14:34
いつもコメント、ありがとうございます。

ユージは最初に与えられたマシンはシートすら満足にフィットしていなかったらしく、本当に操縦しにくかったらしいですね。
それで、サンマリノGPでようやくアップデートされたマシン(シートも多少良くなった物が載った)がユージに回ってきて、それに乗ってみると、『あれ!?F1マシンって、そんなに運転難しいもんじゃないんだな』と、思ったらしいです。
現に、サンマリノGPはそれまでより琢磨との差も縮まりましたしね。
もう少し乗れていればと思うと、残念でなりません。

あの裁定はホント、『○別じゃないか!』
と、憤りを感じますよね。

F1は他のカテゴリーに比べ、膨大なお金が掛かってしまうので、スポンサー絡みの縛りはあったでしょうね。
ユージもまたとないチャンスでしたから、指をくわえて見ている訳無いでしょうし。
やはりチャンスなら挑戦するべきだと思います。
ホント救いなのは、彼は前を見ているということですよね。
自虐ネタにまで出来るあの心の強さは凄いと思いました。
来季も彼がF1マシンを操縦できれば素晴しい。
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