Brawn GP & SAF1 & HRF1 - Fan

 F1 メインっス。
 外野から好き勝手な事をギャースカ喚いています。

中国GPと今年の鈴鹿について少々

2010年04月28日 21時29分10秒 | F1
時代遅れの中国GPについてです。
今更過ぎますが、今一度中国GPの記憶を呼び起こしていただくことになりますが、どうぞよろしくお願いいたします。

結果の方は、素晴らしい走りと我慢と判断でバトンが制しました。
早くも今季2勝目。
勝率5割という脅威の数字を叩き出しております。

ドライでの速さでは、現段階では正直一歩遅れている感がありますが、戦略面等も含めて唯一完璧なレースをしたのではないでしょうか?
他の者がドタバタしたりコースオフしたり、タイヤがもたなかったりしている中、現チャンピオンは素晴らしかった。
今季は特に秀逸な判断力を発揮しています。
その決断する勇気は勝利に値しますよ。

元Hondaのエースドライバーで長年応援していた彼が活躍してくれるのが嬉しいのは当然なんですが、何が嬉しいって、マクラーレンでハミルトンより成績が上だということです。
マシンだって絶対にハミルトン仕様で設計されているでしょうし、しかもドライビングスタイルが丸っきり違うバトンが、そんなマシンに乗って、チームの絶対的存在の上に立っているんですから。
これは気持ちが良いぃぃぃぃっ!
結果論ですが、苦しんでいる旧ブラウンGPを飛び出し、マクラーレンで結果を出している今、その決断も正しかったと言えるかもしれません。


2位はハミルトンですが、結果は出ましたけどバタバタした展開でしたねぇ。
沢山ピットインしては抜いて。
個人的には、できればもっと低迷してほしいところです。


3位がニコ。
中盤まではトップ快走で、遂にこの時がきたか!? と思いましたが、バトンのプレッシャーに負けたのかコースオフしてトップ陥落。
そこからはペースが上がらず、結局は3位になってしまいました。

開幕前はあれだけ『対ミハエル』と騒がれて、変な注目やプレッシャーもあったと思いますが、そんな中非常に素晴らしい仕事をしていると思いますよ。
事実、トップ3チームに比べると、とても『4強』とは言えないマシンで、現在ランキング2位ですからね。
マシンの限界をプッシュプッシュで引き出していると思うので、今回のコースオフを責めるのは少々酷かもしれません。


あと、クビカ。
凄いですよね。
ルノーで4強に食い下がっているんですから。
ここまで活躍すると開幕前に予想していた人は、限りなくゼロに近かったんじゃないですか?

ルノーはアロンソを失いましたが、彼に匹敵するエースを迎えたと思います。
まさしく台風の目となっています。
これでクビカは、自信の価値を更に著しく上げたと思いますよ。
あとはもう少し髪の毛が豊富…… いえ、なんでもありません。



F1サーカスは中2週の間を置いて、第二の開幕戦スペインGPで再スタートとなりますね。
スペインGPで本当の力量差がハッキリすると思うので、非常に楽しみで、大事な一戦となるでしょう。
個人的には、可夢偉君にまともに走らせてあげたい。
ランキングも全ドライバー中、最下位ですからね・・・



あと、今年も鈴鹿に行きます。
チケットの先行販売も開始され、私はシケインのQ2席を購入しました。
本当は昨年買いたかったんですが、昨年のQ2は桁違いに値上がりしてて断念した経緯がありました。
でも強気の値上がりが超裏目って、馬鹿みたいに売れ残ったんでしょう。
1万円以上値下がりしました。
適正価格近くになったので、購入した次第です。

以前先行発売で購入した際、割り当てられた席はあまり良くなかったんですが、まあ早目に確定させておこうと先行発売での購入に踏み切ったんですが。
やっぱり一般の発売で購入される方が多いんでしょうかね。
来年に向けてはもっとお金を貯めて、V2席に行きたいという想いはあるんですが、まあ想うだけで終わるんでしょうねぇ。(笑)
とにかく、今から10月の第2週が物凄~く楽しみです。

2戦分を一気に

2010年04月11日 19時03分33秒 | F1
非常にお久しぶりです。
間が空きすぎで、相変わらずのダメダメぶりですが、一気にオーストラリアGPとマレーシアGPについて書かせていただきたいと思います。

まずはオーストラリアGPなんですが、やりましたね! バトンが早くもマクラーレンでの1勝を獲得しました。
なにが嬉しいって、ハミルトンより先に勝ったことですがな。
やったゼ!

開幕戦はバトン特有のスムーズなドライビングが仇となってた形ですが、オーストラリアは逆にアドバンテージになってましたね。
丁寧にドライビングをして、タイヤの良いところを長く引き出していた印象を受けました。
何より自分の判断でドライタイヤを交換したのが良かったですよね。

そして驚いたのがクビカ。
まさか2位までくるとは。
確かにレースは荒れましたが、きっちり後ろをコントロールしていたのは凄かったです。

ルノー速いですよね。
ここまでの速さは開幕前は予想してませんでした。
ザウバーから見れば、羨ましいですよ。

あと、リウッツィ。
2戦連続入賞ですからね。
今年のフォースインディアも速い。
ルノー&クビカよりは若干速さで劣っている感はありますが、それでもトップ10に自力で入る実力は充分にあると言えるでしょう。

ス―ティルもマレーシアでは入賞(しかも5位!)していますし、入賞して当然になってきています。
フォースインディアは開幕前から速そうな印象はあったので、ルノーほどの驚きはありませんが、過去2年間の位置から考えると素晴らしいですよね。
このチームは年々上がってきています。


マレーシアGPについてもいきましょう。
勝者はベッテル。
遂にというか、ようやくというか。
勝ちました。

でもレッドブルはちょっと速すぎますよね。
それでも過去2戦は信頼性不足のおかげで、シーズンを面白くしていたのですが、今後は壊れなくなってくると独走してしまうと思います。
あとは今噂になっている、車高システムがどうなのか次第でしょうねぇ。
個人的にはベッテルはあまり好きじゃないので、もう少し遠慮してほしいです。

2位はウェバー。
彼はもう、スタートが全てでしたね。
もし最初に交わされていなければ、表彰台の真ん中で大喜びしていたのは彼だったでしょう。
でも開幕戦からの悪い流れがこれで切れれば良いと思います。

3位にニコ。
やっぱり速いですね、彼は。
正直言って、4強の中ではメルセデスは一番下(しかも大きく離れた)だと見受けられますが、それでも彼は予選も決勝も素晴らしい戦いをして好結果を獲得しました。
もうミハエルは敵じゃなくなっているので、これを自信にして早く1勝を挙げてほしいです。


そして最後に触れておかなければいけないでしょう。
可夢偉君。
可哀想、ひとえに可哀想です。

ザウバーチームとマシンがここまで酷いとは思いませんでした。
信頼性はカスだし、ましてやウィングが脱落するなんて・・・
まさかカーボンとハニカム材をケチっているとは思いませんが、それでもあそこまで度重なる脱落は仕方ないで済ませてはいけない気がします。

完走はまだ、オーストラリアでのデ・ラ・ロサの1回のみ・・・
特に可夢偉君の孤軍奮闘ぶりが不憫でしょうがないです。

マシングリップがない。
トップスピードがない。
信頼性がない。
お金もない。

厳しいですよねぇ。
現状、既存チームの中では速さ的にビリなんで、せめてFダクトが使えるようになってほしいです。
もちろんまずは信頼性ですがね。
彼の笑顔が見たい。