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2006シーズンを終えて ~Honda編 その3~

2006年12月06日 16時40分27秒 | Honda Racing
続いてバトン様の今季についてですが。
ウィリアムズとの契約を40億円とかで買い取ってまで残留した今季。
テスト結果が好調なこともあり、開幕前はチャンピオン候補の有力な一角にまで入っていました。

“その1”の方で、彼のレースに関しては結構書いてしまったんで、その分は省略しますが、とりあえず勝ててよかったですよ。
以前は『すぐ抜かせる』『バトルしない』『貪欲さがない』等々、ネガティブな評価も多く、実際そういった場面は幾度か見られました。
しかし、今季はそんなことを明らかに思うシーンはなかったですね。
オーストラリアGPではリスタートの度に抜かれまくりましたが、『バトルしていない』から抜かれたとも言えなかったと思いますし。(その分リスタートが下手という思いは生じた)
オーストラリアの最初のスタートの時は、アロンソに『絶対抜かせない』(実際踏ん張った)と言う気概も感じました。

日本GPでフィジケラに抜かれたシーンは見てないんで、「その点はどうだったんだろう?」とは思いますが、去年のサンマリノGPの時(ミハエルに本当にあっさり抜かれた)のようなシーンはなかったのでは?
ブラジルで最後にアロンソを抜いてほしかった気持ちはありますが、それでもレース内容は今年はかなり良くなっていると感じます。
あとは調子の悪かった中盤戦で度々聞かれた後ろ向き発言のような、「ナニ言ってんだよ!」と思わせることが無くなってくれれば。


J・バトン  56pt : 6位
最高位 : 優勝 1回 (ハンガリー)
表彰台登壇数 : 3回  /  入賞回数 : 11回
予選最高位 : PP 1回 (オーストラリア)
予選平均順位 : 7.44位 (バリチェロと全く同率の6位)


ハンガリー以降だけならポイントリーダーということで、高い順位で確実なフィニッシュを果たした結果ですね。
ただ彼は良くも悪くも安定性の高いドライバーで、周囲を驚愕させる爆発力がないのが、バトンが好きじゃない人のひとつの理由かもしれません。
それで、悪いマシンでもあんまり文句言わず、それなりの結果を出す。
それがHonda側には物足りなく、もっと要求してきてほしいというのがバトン様に対する注文でした。
その点も的確な要求を出すバリケロがチームメイトになり、影響されてかなり言うようになってきたと言うことで、来季更なる飛躍に関して良い材料ではないでしょうか。
(彼に関して、ちょっと良く書きすぎですかね?)

『来季は全戦優勝を狙う』なんて、頼もしい(調子良い?)こと言ってくれちゃってますが、とりあえず真の力で1勝してほしいです。
それが出来れば、彼なら3勝・4勝とポンポン勝ちを積み重ねていってくれるでしょう。
彼はHondaのエースの座のみならず、アロンソ・ライコネン・マッサ達の同年代とF1界のエースの座を狙ってほしいものです。