Brawn GP & SAF1 & HRF1 - Fan

 F1 メインっス。
 外野から好き勝手な事をギャースカ喚いています。

スペインGP決勝  ここからが始まりです!

2008年04月28日 22時45分40秒 | Honda Racing
いや~、長かったですね。
4戦目にして、ようやく開幕しました。
バトン様、6位入賞!

最近は荒れたレースをことごとく落としていたんですが、ようやくモノにしました。
しかも、セカンドグループのメンバーの中では、ウェーバーに次ぐ2番目の順位だったので、良かったのではないでしょうか?
コバライネンも無事だといいますし、ホッとしています。

一時はどうなることかと思いましたし、またあと少しのところで駄目なのか?なんて弱気になってしまったくらいでした。
だって、2回目のセーフティーカー出ていた時のピットインで、バリケロさんはあんなことになるし、バトン様は同時にピットインして待たされたタイムロスでフィジケラの後ろに落ちてしまいましたし。
あの時はホント、落ち込みましたよ。
『一体どこまでHondaに悪い流れが続くのかよ!?』って。

でも、バトン様は諦めずに頑張った。
フィジケラにしばらくは蓋されていましたが、彼がピットインして前が開けてからはプッシュ!プッシュ!
で、前の一貴君を毎周コンマ5~7秒づつ詰めるという、非常に良いラップを刻み続けました。
そして、一貴君が先にピットに入ってもプッシュを続け、2回目のピットインを済ませたあとには見事に一貴君の前に。
上位陣が結構リタイヤする中、6位を勝ち取りましたね。

今季初入賞で、3ポイントゲットです。
やっぱり最初のポイントを獲るまでは心配でしたよ。
開幕戦から、悪い流れが続きすぎてましたもんねぇ。
今回もバリケロがああなってしまったので、最高ではありませんでしたが、まずは良かったです。
ここからマシンを更に熟成させて、ポイントは当たり前になってほしいと期待を込めます。



一方、残念だったのはバリケロさん。
2回目のピットイン後のあのフロントウィングの脱落は一体何だったんでしょう!?
全くもって訳が分かりません。

で、恐らく長時間フロントウィングを引きずっていたために、マシンに不具合を引き起こしたんだと思います。
その後しばらく走ってリタイヤとなってしまいました。

なんか、バリケロさんは不憫すぎます。
昨年はノーポイントでしたし、彼の不運時期は長すぎです。
もし、まともに走れていれば、W入賞は間違いなかったことでしょう。
6位&7位になれていた。

悔しい。
勿体無い。
次戦はいよいよ出場数記録の達成グランプリ。
ここでこれまでの不運を一気に吹き飛ばしていただきたいですよ。
ホント、彼は不憫すぎますもん。良い結果を切に願っています。



Hondaも良かったですが、SAF1も頑張りましたよ。
琢磨、凄かった。
一時は9位走っていましたからね。
いくらセーフティーカーの恩恵があったにせよ、シングルですよ。
特別な状況だったとは言え、今のこの置かれた立場で9位走れるなんて、感動です。

そして、レース終盤はクルサード先生とのバトルも熱かった。
1周3秒くらい遅いのに、巧みにブロック。
琢磨の意地を存分に見せてもらい、胸が熱くなりましたよ。
最終的には抜かれはしましたが、3周ほどの間、『ガンバレェェーー!!』って、拳握ってました。

昨年同様、スペインGPで感動させてもらいました。
こんなアツイチームがこれで最後になったりしませんよね!?
また次戦も我々の心を震わせてくれますよね!?

まだまだ彼らの奇跡を見たい。
もっともっと彼らを応援したい。
私は信じて待ちますよ!



まだ第4戦が終わったばかり。
そして、ヨーロッパラウンドが始まったばかり。
Hondaはここからポイントの積み重ねを。
SAF1は存続のスタートを。

続くことを願い!

ライコネン、独走しだしました。 嬉しいような、困ったような

2008年04月28日 17時36分27秒 | F1
キミ・ライコネン、ハットトリック達成の危なげない勝利でしたね。
もう、『あ、そういえば勝者はキミだったんだね』って言うくらいの勝利だったと思います。
強い。

ただでさえ、決勝では速く、安定性もグンバツなのに、今回はポールも獲得。
彼にポール獲得されたら、マシンが壊れさえしなければ、その時点で8割くらいは彼の勝ちが決まったようなものなのではないでしょうか?
これでポイントランキングでは、2位のハミルトンに9ポイント差まで広げました。

こんなに余裕もってランキングをリードするなんて、キミらしくな~い(笑)。
それだけ今シーズンの彼は全ての面で充実しているんでしょうね。
なんてったって、ミハエル来てるのに勝ったんですからね(笑)。
『キミになら独走されてもいいや』って言う思いと、『独走はやめてね』って言う思いで、私の心は板ばさみです。



2位にはマッサ。
フェラーリ、1・2フィニッシュに大きく貢献しましたね。
スタートは今回も良く、アロンソを交わしましたしね。
エンジンが2戦目のものだったことを考えると、ライコネンに遅れはとってしまいましたが、まずはヨシヨシな結果なんではないでしょうか。

次は好好相性のトルコGP。
それにエンジンがニューになります(キミは次が2戦目になる)し、再び勝利して、また『空気読め~』って言ってやりたいです(笑)。
またアタフタして、くれぐれもスピンしないように(笑)。



3位はハミルトン。
あ~あ、3位はクビカの方が良かったなぁ。
まぁ、彼は前戦で評価を大いに落としてましたからね。
必死だったことだと思います。
しかし、彼のいない表彰台の方が晴れやかなので、(以下略)



他で印象に残ったのは、まずはコバライネンですよね。
最初、あの突き刺さり方は、ショッキングでした。
その後、ブルーシート出てきますし、あの時はホント、青くなりました。
そこから、コバライネンが『大丈夫だよ』っていうポーズが映し出されるまで、時間の流れ方の感じ方が長いこと、長いこと。
あの瞬間は、ホーーーーーッでした。

ですが、さすがになんぼかの怪我は免れないかな?って思っていたんですが、無傷とのこと。
凄いです。
昨年のカナダGPのクビカの時もそうでしたが、安全性の素晴らしさに感動です。
あとは、なぜあんなことになったか?ですね。
小石が挟まったかららしいのですが、あのホイールカバーが悪さをしているのであれば、ホイールカバーはもう禁止にしたほうが良いと思います。
とにかく、次戦もコバライネンの元気な姿を見れることを期待しています。



他にはアロンソですね。
まぁ、燃料は軽かったのは軽かったのですが、マッサと3周分しか違わなかったですからね。
レースもそれほどマッサに離されずに走れていた。
Hondaは1周1秒とかフェラーリに遅れていたのに、アロンソはマッサにコンマ5秒くらいの差だったんじゃないですか?(ライコネンにはコンマ8秒差くらい?)
う~ん、困りましたねぇ。
今回はエンジントラブルで、Hondaとしては1ポイント頂いた形ですが、今後は大きな存在になっていきそうです。
まぁ、その内抜きますがね(笑)。



もう一点は、トヨタ。
こちらは悪い意味でです。
先生とグロッグが接触した時に、チームはトゥルーリが接触したと勘違いして、彼をピットに呼んでしまいましたね。
先生との位置関係を考えれば、トゥルーリは全く関係ない位置にいるって解るんですが。
まぁ、ことらとしては『ごっつぁん』なんで、良かったですがね(笑)。



フェラーリが2戦連続でワンツーを決めちゃって、3強の中でが明らかに飛び抜けている存在感があります。
普通ならこのまま突っ走るんでしょうが、上手くいくのでしょうか?
そして、2番手にはマクラーレン、BMW、どっちがくるのか?

セカンドグループはカオス過ぎますし、困った状況が満載です(苦笑)。
トルコGPではHondaはスペインよりいけるって言ってるので、セカンドグループを抜け出してほしいです。
そして、SAF1の命運が明日決まると言われていますが、ちゃんとトルコGPでも走っている姿を今から思い描いています。

あと一息なんですがねぇ。惜しいっ

2008年04月28日 12時21分05秒 | Honda Racing
スペインGP予選が終わりました。
まずはHonda勢の結果からいきたいと思います。

バリケロさんが11番手。バトン様は13番手でした。
感想。
またもや惜しい!

う~ん、個人的にはどちらかはQ3進出いけると踏んでいたので、悔しいです。
それにしても中段はおろか、トップからの差もカオス過ぎます(笑)。
何なんですか!?Q2のあのタイム差の無さは!
もう3強も1回タイム出して、高みの見物出来なくなってきています。

そんな混戦をHondaは残念ながら、あと僅かでQ3進出できませんでしたね。
セクター1の落ち込みが痛かった。
昨日からセクター1が速くなかったのですが、そのまま予選でもセクター1で涙を飲んだ形です。
今回は特にバリケロさん、頑張ったんですがねぇ。
セクター3なんて、感動すら覚える素晴らしいタイムなんですが。

ですが、両者ともに奇数列。
しかもバリケロさんは裏ポール獲得ですから、戦略をこれからゆっくり考えて明日に臨めるから、まぁヨシとしますかね。
それに少なくともHondaも他チームと同じくらいの伸び代はあるということも確認できました。
問題は全てがハマっての11番手・13番手なのか、不満の残る状態で11番手・13番手なのかですね。
後者であれば今後はさらなる伸び代が期待できるのでそうであってほしいです。

さて明日ですが、やはりまずはスタート。
バリケロさんには頑張って、一つ前のピケJrを抜いて、10番手でオープニングラップを帰ってきてほしいところです。
バトン様も同様、ひとつ順位を上げてほしい。
そして、期待しているレースペースで入賞を手に入れてほしいです。



次にSAF1勢ですが、順位は仕方ないところですが、タイム差が思いのほか少ない。
SAF1はアップデートを全くしていないんですよ。
まぁ、カタロニアサーキットはタイム差がつきにくいと言うことはあるのですが、それでも凄い気がします。
逆にちゃんと開発できていればなぁ。という思いも。

明日は引き続きW完走を目指すことになるのでしょうが、また凄いスタートで順位を上げて、バトルしてほしいですねぇ。
ホント、開幕からずっと、神懸り的なスタートを決め続けてくれていますからね。
ここでももう一丁! 期待します。



上位陣では、ライコネンがポール獲得。
今年初ポールなんですよね。
少し意外な気もしますが、決勝はバカッ速いキミですから、こうなったらもう敵は信頼性だけでしょうね。
ミハエル来ていますから、心配です(笑)。


2番手は・・・
ビックリ。本当にビックリしました。
アロンソですよ。
『ルノー速いなぁ』って思いながら見ていたんですが、まさかここまで来るとは。
最後のアタック直後にトップに上がったときは、少し感動してしまいました。

私はアロンソのこと、ハッキリ言って嫌いなほうなドライバーなのですが、そういった感情を超越させられました。
敵ながら天晴れとはまさに今回の彼のための言葉です。
母国グランプリでこのパフォーマンス。素直にカッコイイと思います。
ですが、どれだけ積んでいるんでしょうね。
軽いのは間違いないとは思うのですが。


3番手はマッサ。
彼は逆に最後のアタックで伸びませんでしたね。
彼がバッチリ1周を決めていれば、ポールは彼だったかもしれません。
しかし、前戦では素晴らしいスタートを決めていますし、まだ分かりませんよね。


他で気になったのは、悪いと言う意味でマクラーレン。
3列目ですからね。
クビサ&BMWに2戦連続でやられている印象です。
やはり偶数年のマクラーレンは沈むんでしょうか。
そのまま沈んでいていいですよ(笑)。


良いほうで気になったのは、アロンソでも言ったのですが、文句なしでルノーです。
いきなり急激に良くなりましたねぇ。
困りましたねぇ。
2台揃って、楽な位置でQ2突破しましたから。
まぁ、彼らは今週末はずっとショートランを繰り返しているようなので、決勝用のセッティングがどうなのか?という思いはあるのですが、それでも速いことには変わりありませんからね。



第2の開幕戦、ヨーロッパラウンドの始まりです。
一体どんな結果が待っているのか?
勢力図に変更が見られるのか?
もちろん、HondaもSAF1も上との差を縮めて、良い結果を出してほしいです!

スペインGP開幕 ヨッシャ!SAF1出場OK!

2008年04月28日 08時59分33秒 | SUPER AGURI
スペインGPの金曜日フリー走行が終わりました。
SAF1、ちゃんと走ってます!
ここ数日は出場できないかもという話題ばかりで、本当に心配の日々だったんですが、良かった~。
まだ厳しい状況は変わりないのでしょうが、今回走れていると言うことは、新たな契約の交渉に進展があるということなのでしょうか?
期待したいです。

パフォーマンス的なことは、各チーム大幅なアップデートを施してきているので苦しいのは致し方ないのですが、周回数は逆に前戦より走れている感じです。
多く走れていることは嬉しいですねぇ。
まだ厳しい戦いは続きますが、こらえて、乗り越えてほしいです。
ガンバレ!!



Hondaの方は、1回目がバトン・10番手、バリケロ・18番手。
2回目がバトン・15番手、バリケロ・17番手でした。

これといって良いのはバトン様の1回目の10番手だけで、位置的には非常に地味なんですが、内容的には悲観するものではなかったと思います。
見ていた感じでは、燃料を積んだ状態で、色んなセッティングというか、微調整というか、試している印象です。
これまでのグランプリのような、凄いロングランというのはほとんどなく、6周前後で出たり入ったりしていました。
バトン様がグランプリに入る前にも、「細かいところを詰めたい」みたいなこと言ってましたしね。

そんな中、フリー走行2回目の最後にバリケロさんがアウト・インラップ含めて、18周(!?)ものロングランを敢行しており、その中で23秒台のタイムを何周か出せているので、悪くないかな?と。
欲を言えば、もうワンパンチ、タイムの上昇があればなぁ。という思いもあるのですが、そこは爪を隠しているんですよ(笑)。
彼らの明日にも期待したいですし、期待していいと思います。



上位陣ではやっぱりフェラーリが速いんですね。
フリー走行の1回目の最速タイムが20秒台の真ん中って・・・
去年のQ2最速タイムとほとんど同じじゃないですか。
まだ金曜日ですよ!?
まったく困ったものです(笑)。



セカンドグループの中では、今回はレッドブルとルノーが良い感じがしました。
あくまで今日を見た限りですがね。
しかし直前のテストでは、Hondaも良いアップデートができているという噂も出ていますし、良い戦いをしてくれるでしょう。
明日はWでQ3進出しないかなぁ。

2008 モーターモーム展示会

2008年04月24日 23時59分26秒 | F1
え~、この時期恒例になりました。
各チームのモーターホームの展示会です。
早速いきましょう!



まずはフェラーリです。
ここは昨年新調したものが幅を利かせております。


しかも、上のデカ物の他に、この普通サイズの物まで用意しているのも昨年と変わりません。
SAF1はこの小さいほうだけで・・・ チクショウ!






続いてBMWザウバーです。
ここは一昨年と変わりない感じですね。
マシン同様、個性がありますよね。






ルノーです。
ここも以前から変わらずといった感じです。


ここも昨年同様、上のメインの他に、この小さいものも用意してきています。






ウィリアムズです。
ここも以前と変更無いようですね。
フランク爺さんの車椅子のためのスロープも健在です。






ハ~イ、そして要塞は今年も登場します。
レッドブル、トロ・ロッソ合同の『エナジーステーション』
大きすぎて、同じくらいの距離から撮っている感じなのですが、カメラに収まらないようです・・・


2チーム分のスペースを今年も如何なく使い切っております。
そして、今年は画像が見当たらなかったのですが、きっとお向かいとかにレッドブル、トロ・ロッソ各々の小さいモーターホームも用意してるんでしょうね。
チックショー!






トヨタです。
意外に(?)今年もこれまでと同様の物です。
さすがに大手振って金満ぶり発揮するような、『御殿』を用意してはこないのでしょうかね?
お金持ってるから、そろそろ大きいの作ってこないのかねぁ?って思いもあったのですが。






そして、Hondaです。
ここも以前と同じものをカラーリングだけ変えてきた感じです。
やはり内装は昨年同様、エコ仕様な様子ですね。


ルノーと同じように、隣りに小さい物も用意してきています。






SAF1です!
ちゃんとモーターホームも設営していますよ!
出場するんですよね!?
大丈夫ですよね!?


昨年購入した、『別宅』も健在です。
この世界はモーターホームの大きさで走るのではない! 魂で走るのだ!!
負けるな~!






今年の一番の注目でしょうね。フォースインディアです。
これだけじゃイマイチ大きさが解りませんかね?


解りますかね、おとなりの半分くらいの高さの物がSAF1の『別宅』です・・・
なんぢゃ、コリャー!?
オーナー変わったらいきなり金満丸出ししやがって!
あ~、ヤダヤダ(笑)。


そして、逆のおとなりがマクラーレンの物です。
昨年、あれだけ『やりすぎ』と言われた、マクラーレンの御殿と同等。このアングルだと、大きいくらいです・・・
あぁ、あなた方は遠くへ行ってしまわれたのですね・・・
フン!逆にブチ抜いたときの爽快感が増すってもんですよ(笑)。





マクラーレンです。
昨年、コンスト最下位なんですから、最下位のスペースで我慢せぇや~(怒)。
堂々とデカ物おっ建てております。


別アングルです。




F1チーム以外のモーターホームも今年ももちろんあります。


まずはブリヂストンです。
以前と同様な感じですね。





FIAです。
こだわりの植木鉢はどうしたのでしょう?(笑)
モズレーがあんなことになってるから、自粛?





今年はなんと、FOMまで用意してきているみたいです。
年々増えていきますねぇ。





最後にバーニー・エクレストン個人の物です。
一番手前の物がそうです。
さすがはドン。今年もパット練習場、あります(笑)。





長々とやってきましたが、2008年のモーターホーム展示会は以上です。
昨年、一昨年のモーターホームも見て、比べてもらえたらと思います。

2007 モーターホーム展示会
 ↑ 去年のものです。 クリックしてジャンプ。

2006 モーターホーム展示会
 ↑ 一昨年のものです。 どうぞ。

合同テストどころじゃないですよ・・・

2008年04月17日 18時18分13秒 | SUPER AGURI
SAF1が・・・
SAF1が・・・
パートナーとして交渉していたマグマ・グループとの話し合いが決裂したとのこと・・・
それにより、スペインGPには参戦できない可能性もあるとのこと・・・

マジですか・・・!?
もう、『・・・・・・』しか出てきません・・・
スペインGPに来れなくなったら、その後も新たな資金が獲得できなければ、参戦できない状態が続くということでしょう・・・?

なぜ故に彼らにばかり、こんな理不尽的な逆境ばかり訪れるのでしょうか?
他の交渉相手と話し合いはするとは言っているみたいですが、また初めに近い状態から交渉を開始しなければいけないでしょうし。

何でこんなに話がまとまらないのでしょう?
今回のご破算になった理由は、マグマ・グループが資金調達することが不可能になったからだそうです・・・
確かに動く金額は巨大ですし、双方慎重になるのは当然だとは思います。
が、開幕戦の頃は、『99%話し合いは解決している。今は最終コーナーを回ったくらいで、あとはアクセル離しても惰性でゴールできる状態』
ってまで言ってたんですよ?
相手方の見積もりのあてが外れた形ですね。
当時は惰性でゴールできる勢いがあったのに、ブレーキをいきなり踏まれた感じです・・・

チックショー!!
とにかく開幕前は、『マグマ・グループがいなければ、今シーズン戦えなかったかもしれない』的なことを言っていたので、そのマグマ・グループの存在が消えると、何も出来ない状態になってしまっても驚きではないくらいヤバイことを想像してしまいます。
だからこそ、『グランプリ欠場』という報道も出てしまうんだと思います。

今は代表が今後のことについて、Honda本社で話し合いを持っているという情報もあります。
Hondaのイギリスサイドの人間(というか、ニック・フライ)は、今後はSAF1への支援量は縮小していくと言っていますが・・・
Hondaも楽じゃないことは解っているつもりですが、何とかならないもんですか?
めっちゃ他力本願ですが、何卒・・・

ここから早期に復活したら、まさしく『事実は小説より奇なり』ですが、それでも願って待つしかありません。
それにこのチームはこれまでも何度も奇跡を起こしてきました。
一昨年のデビューイヤーの最終戦ブラジルGPで魅せた、あの『小説より奇なり』な奇跡ぶりの再現を!
頼みます!お願いします!お縋り申し上げます!

スペインGP開幕までの1週間。
良いニュースを待ち続ける長い1週間になりそうです・・・。

バルセロナ合同テスト 2日目 キタ-----!!

2008年04月16日 17時48分32秒 | Honda Racing
バルセロナ合同テストの2日目が終わりました。
まずは結果を。

 1 R.バリチェロ    Honda     1:18.928  77Lap
 2 G.フィジケラ    F.インディア  1:19.721  79Lap
 3 F.マッサ      フェラーリ    1:20.283  113Lap
 4 D.クルサード    レッドブル   1:20.392  87Lap
 5 L.ハミルトン    マクラーレン  1:20.452  96Lap
 6 F.アロンソ     ルノー      1:20.616  118Lap
 7 N.ロズベルグ   ウィリアムズ  1:20.800  115Lap
 8 T.グロック      トヨタ      1:20.870  112Lap
 9 N.ハイドフェルド  BMW      1:20.981  97Lap

Honda、キタ-------!!
一昨年のオフなんて、トップタイム出すこともそんなに珍しいことではなかったのですが、免疫力って低下するんですね(笑)。
今季にとっての単純な比較な出来ないことは分かっていても、やっぱりイイもんです。

ただしこのタイムは今年のダウンフォースレベルでスリックタイヤ履いてのタイムなので(じゃなきゃ、18秒台なんて出ませんよね)、次のスペインGPが即これまでより大幅に良い結果が出るとはもちろん言えません。
ですが、昨日同じように今年のダウンフォースレベル+スリックタイヤのマッサ&フェラーリのタイムからはわずかコンマ6秒差。
前戦のバーレーンGPでは予選でトップから1.2秒差あったので、路面コンディションの分を考慮しても、なかなかのタイムな気はします。
あぁ~、早くスリックタイヤではないタイムが知りたいです。

で、なかなか良さげな位置で2日間を過ごしているのですが、昨日のフロント部に現れたニューパーツは『ちょっとねぇ』という感じなのですが、一体今後はどうなっていくのでしょう?



このウサ耳ウィングですよ。
このタイプの付加物は昨年もちょこっと出てきましたが、その後まったく音沙汰なかったので、『あぁ、あれは効果が芳しくなかったんだ。見た目がアレだし、良かったな~』
って、胸を撫で下ろしていたのですが、ここにきて再びです。

昨日のトップタイムは、このウサ耳を付けたが故の好タイムだったのでしょうか?
今後も付けていくとなると、ファン心理としては正直複雑です。
速くなるのは嬉しいですが、見た目はチョットと言うことで。

ですが、やはり速さを求めているのですから、多少の見た目は気にしちゃいけないですよね???
一番は、これが無くて速いことなんですがね(笑)。

バルセロナ合同テスト 初日

2008年04月15日 18時17分26秒 | F1
バルセロナ合同テストがいよいよ始まりました。
まずはタイムから見てみることにしましょう。

 1 F.マッサ      フェラーリ    1:18.339 77Lap
 2 A.ブルツ      Honda      1:21.059 75Lap
 3 P.デ・ラ・ロサ   マクラーレン  1:21.566 113Lap
 4 N.ハイドフェルド  BMW     1:21.679 105Lap
 5 N.ピケ       ルノー      1:22.125 69Lap
 6 D.クルサード   レッドブル   1:22.197 59Lap
 7 中嶋一貴     ウィリアムズ  1:22.431 72Lap
 8 T.グロッグ     トヨタ      1:22.590 92Lap
 9 V.リウッツィ    F,インディア  1:22.846 91Lap

前々から発表されていたこととは言え、SAF1の名前がないのは寂しいです・・・
が、Hondaが2番手。
オォッ!? 良い位置じゃないですか~。

と言いたいところですが、何やら来季用のスリックタイヤを試したチームと試していないチームあったりで、いまいち不明慮ですねぇ。
一応、BMWとトヨタ以外はスリックタイヤを使用したらしいのですが、スリックタイヤを使用した時はダウンフォースレベルをどれくらいに落としていたのかが一番の謎ですし。
ただでさえ比較しづらいテストが、さらに比較できなくさせています。

そして、何すか!? フェラーリのこのタイム。
異次元超えてるぢゃないですか!
2番手のブルツより2.7秒も速いなんて。
これはシケインをショートカットしたか、ほぼ今のダウンフォースレベルのままでスリックタイヤ履いたからでしょう?
いくら革新的なフロントノーズ試したからといっても、この差はさすがに無いですよ。
ですよね!?

とりあえず、スリックタイヤを履かないでのタイムが出ないと、比較できないですねぇ。
まぁ4日間もありますから、そのうち一日くらいは各チーム、スリックタイヤ使わない日もあると思いますので、そこで比較を考えたいところです。

またしても悔しい結果

2008年04月07日 23時15分59秒 | Honda Racing
バーレーンGPが終わりました。
感想はまたしても『悔しい~』です。
いつものように結果論、タラレバですが、バトン様がまともにいけたら入賞できてたでしょう。
上手くいきませんねぇ。

スタートは良かったんですが。
ちゃんと後続に抜かれずに、スタート失敗したハミルトンを交わして、いきなり入賞圏内に入ったところまでは青写真以上でした。
が、コースオフし続々と抜かれていく彼の姿が目に入った時は、文字通り頭を抱えてしまいましたよ。
何やら追突されて、タイヤがパンクしたとの事。

あの時真後ろを走っていたのはアロンソ。
眉毛よ、お前か!?お前なのか!?
チックショー!です。
が、これもレースなんでしょうねぇ。

にしても開幕戦といい、今回と言い、何なんでしょう?
しかも今回は開幕時と違い、己でミスした訳ではないんですからねぇ。
私は神頼みとかってしないですし、信じてもない性質なんですが、それでも何かしたほうが良いのでしょうか?
人間万事塞翁が馬という言葉もありますし、その内流れはやってくると思いたいです。


でも、バトンはほぼ最後尾に落ちても捨てずに頑張ってくれましたよね。
ほんの一瞬でしたが、全体のファステストを記録していた時間もありました。
で、そのペースを見ていると尚更悔しさも募り~ので、非常に複雑でしたね(苦笑)。

毎周1秒近くづつ差を詰めて、その内クルサード先生に追いつきました。
が、接触してしまい、その2周後にはリタイヤとなってしまいました。
残念。
あの接触は、バトンにも悪い部分があった(マシンが制御不能っぽくなって、無理やりインに入った風に見えた)とは思いますが、それでも先生、あれは無いでしょう!?
アレ、明らかにミラー見ていなかった(見えていなかった)でしょ?
最近、先生って理不尽な接触多くないですか?
開幕戦でもミラー見ていないっぽい感じでマッサと絡みましたし。
空力最優先も結構ですが、見えるミラー(もっと大きくするか、コクピットに近づけるか)にして下さい!


Hondaのもう一方のバリケロさんは11位完走でした。
彼の場合は序盤にフィジケラに交わされて、その後しばらく捉まっていたのが響きましたね。
最後はアロンソを追い掛け回していたのですが、交わせませんでしたし。
アロンソやフィジケラをもっとサクッと交わしていたら、もう少し心も晴れたと思うのですが、トップスピードの出ないRA108はやっぱり“追い抜く”という作業は困難ないようです。

ですが、レースペースの良さは確認できたと思います。
アロンソはハミルトンに追突された影響がどれだけあったのかは不明ですが、そのアロンソよりは速かったですし、グロッグと同等なペースは刻めていたのではないでしょうか?
残念な結果が続いていますが、内容的には悲観するものではないので、高いモチベーションを持ち続けて、逆に『今に見てろよ』精神で逆襲に結び付けていってほしいと願っています。



SAF1勢ですが、またやりました!
2戦連続のW完走。
しかも、内容は前戦に比べて濃かったと思います。

特にアントが今回頑張ってくれて、彼のファステストタイムなんて、凄く良いんですよね。
ハミルトンや先生より良いですし。
またもや前進!といった感じで、嬉しいですよね。
ホント、頑張ってくれます。

琢磨も良かったと思いますよ。
2周目には14番手まで上がってましたし、国際映像にもバトルのシーンが多く写り、魅せてくれたと思います。
残念だったのは、何やらブルデーと接触してしまってフロントウィングの翼端板に損傷を受けてしまったらしいので、その影響もあるのでしょう、アントよりペースが若干落ちたのですが、それは仕方ないところですよね。
早く良いマシンで戦わせてあげたい(私がマシンを用意する訳でもないのに、ちょっと偉そうな物言いでスイマセン)です。
もう少し時間は掛かってしまうでしょうが、『今に見てろよ!』です。



兎にも角にも、遠地での3戦が終わりました。
そしていよいよ、キリンより首を長くして、一日千秋の思いで待ち焦がれたアップデートが施されます。
他チームももちろんタマを用意してくるので、短絡的に考えてはいけません。
が、楽しみだ~。

まずは1週間後に始まるバルセロナでのテストですね。
開幕戦の時に個人的に感じていた、セカンドグループでのトップ争いをするためには『一発の速さでコンマ3秒、レースペースでコンマ5秒』という差は、『一発の速さでコンマ2秒、レースペースでコンマ3秒』くらいにまで縮めてきていると感じています。
これを一気に追いつくことを期待したいですねぇ。
SAF1のためにも、重要なアップデートです。

2ポイント差に3チームがひしめき合う大混戦に

2008年04月07日 19時31分32秒 | F1
マッサ空気読め~(笑)

いや、今回ばかりは空気を読んだからこその完勝劇だったのかもしれません。
KY男こと、フェリ~ペ・マッサ。
昨年に続き、今年もバーレーンGPで汚名返上の1勝を挙げました。

いや~、今回はスタートはバッチリ決めたし、スピンもしませんでした(笑)。
本当に強い内容だったと思います。
しかも、キミより燃料積んだ状態であの予選結果だったという事実が判明したインパクトは大きいでしょう。
昨年以上の失地回復ぶりだと思います。

ますますタイトル争いが盛り上がってきましたねぇ。
これで彼も勝ってすんごい気が楽になったでしょうし。
昨年は次のスペインも勝ち、連勝しました。
今年はどうなるのか?

しかもスペインの次は、これまたマッサが大得意にしているトルコ。
炎の3連勝を果たし、更なるKYぶりを発揮するのか!?
それともやっぱりマッサで自爆してしまうのか(笑)!?
今後も色んな意味で彼から目が離せません(爆)。



2位はキッチリきました、ライコネン。
予選では不調でしたが、決勝では最小限のダメージで済ませる。
チャンピオンらしい戦いではありませんか!
ハミルトンが会心のノーポイントだったのでポイントリーダーに躍り出ましたしね。

本命が早くも走り出した印象です。
一番の敵はもう信頼性でしょうかね。
でもあんまり独走過ぎるのもアレなんで、適度に壊れても・・・(笑)
私生活でも(お酒飲んで)適度に壊れていいと思いますよ(爆)。(ポイントリーダーになったんだし、たまには羽目を外してもと言う意味です)



3位・4位にはBMW勢がキッチリ続きました。
凄いです。
現在はなんと、BMWがコンスト争いの首位でっせ!
開幕前は、恐らく全世界でも一人もこんなことになるなんて予想した人はいないんじゃないでしょうか?

とにかく速い。
もうマクラーレンと同等と言っていいんじゃないですか!?。
マクラーレンは昨年もバーレーンではイマイチだったので、次は盛り返してくるとは思いますが、それでもBMWのこの活躍は凄いことですよね。
今度はドライバーズ争いで、ニックが首位に立つところを見てみたい(笑)。
これからのアップデートを経て、ヨーロッパラウンドに入った後、ひょっとするかもしれません。



マクラーレンは駄目でしたね、色んな意味で。
コバライネンはなんとかフェラーリ・BMWの次でゴールしましたが、ハミルトンはノーポイント。
私的にはニンマリなんですが、ひとつハミルトン絡みでニンマリ出来ない出来事がありましたよね。
同一周回の者をパスした後に手上げやがった!

手上げられたのは琢磨とフィジケラ。
同一周回ですよ!?
バトルして、なるだけ抜かせないように頑張るのは至極当然、当たり前!
逆にそうしない者の方が、スポーツマンとしての姿勢を疑ってしまいます。
そんな精神に則って、琢磨やフィジコは精一杯戦ったのです。
しかし、奴はそれに対し、あのような態度をとった。

自分が神とでも思っているんでしょうかね?
彼のあの行為には悲しさすら覚えてしまいました。
スポーツマンとして以前に、人間として大事な物が欠落している気がして・・・

だからあなたの優等生発言は一々信じられないんです。
上辺だけじゃなくて、根っこも変えてほしいものです。


あと、アロンソも同一周回でバトルしていたグロッグに手挙げていましたよね。
まったく、去年のマクラーレンコンビはどうしようもないですよ。
(アロンソの場合はグロッグが直前にフラついていたから、危ないゾ!っていう意味にも見えないこともありませんでしたが)



おおっと、毒吐きすぎですか? スイマセン。
では気を取り直して次へ。

他の上位陣では、やはり今回もトゥルーリが速かったですねぇ。
もはや3強の次の位置をガッチリキープしている感じです。
安定していますしねぇ。
ホント、トラブルなく普通に走れれば、入賞は外さないだろうという速さがあります。

Hondaがまず目指すポジションですよね。
もちろん、最終的には3強に追いつき、追い越すことが目標ですが、まず目の前のターゲットは今のところヤルノ&トヨタです。
好き嫌い関係なく、速いものは速い。
認めます。
(あ、ヤルノ個人は結構好きですよ)



HondaやSAF1も頑張っているけど、ライバル(他の9チーム全て)も頑張っている。
いいじゃないですか!
倒し甲斐があるってもんです。

今シーズンほど各チーム開発を頑張って、タイムを削り取っているという感覚を感じるシーズンはないです。(あくまで個人的な感想ですが)
素晴らしいシーズンになっていると思います。
ワクワク、ドキドキは増す一方で嬉しい悲鳴が出てきます。