Brawn GP & SAF1 & HRF1 - Fan

 F1 メインっス。
 外野から好き勝手な事をギャースカ喚いています。

まさかアロンソとは

2008年09月29日 23時49分50秒 | F1
ちょっと遅くなりましたが、シンガポールGPの上位陣を称える番です。
勝ったのはなんと、15番手スタートのルノー&アロンソ。
まあびっくりしましたね。
私の中では、今季一番ビックリした勝者でした。

それにしてもこんな事ってあるんですねぇ。
フリー走行は絶好調。でも予選では地獄見て、決勝では一転天国。
劇的です。
アロンソが超早めの1回目のピットインでスーパーソフトタイヤを消費した直後にセーフティカーの原因を作ったのがチームメイトのピケJrだったということはこの際突っ込まないでおきます(笑)。

トップに立った後は独走。
もう、本当に完璧という言葉以外考えられない仕事ぶりだったと思います。
ルノーは2年ぶりの勝利ですか。
今季は多くのウィナーが誕生し、その度に約一名を除いてお祝いの言葉を言わせてもらっていますが、今回も言わせてもらいます。
おめでとうございます。

アロンソの人間性は嫌いだったのですが、今季の彼の頑張りぶりを見ていると、その感情は徐々に薄まっているのが自分で実感したりしています。
人って変わるもんなんですね。
まあ、自分本位なものの考え方はやっぱり嫌いですけど。

ただ今回、「コイツ、実はすっげえいい奴なのかも」と思ったのが、表彰台での出来事。
トロフィー授与式が終わり、シャンパンファイトが始まると、アロンソはあんまり率先した感じでシャンパンファイトしていなかったですよね?確か。
それは隣に大嫌いなアイツがいたからだけなのかもしれませんが、私の目には『チームクルーのみんなに飲んでもらうためにシャンパンをここではあまり減らさないでおこう』という風に映りました。
真実は分かりませんよ。単に乗り気になれなかっただけかもしれませんから。

でもこの勝利でアロンソはフェラーリに行けないのであれば、ルノー残留に心がグッと傾いているところでしょうね。
一時期はHondaに来るかも。と、まことしやかに囁かれましたが、普通に考えれば来ないでしょう。
彼は開発能力も高いですから、残念って言えば残念です。
私がこんな風に思うのなんて、二年前は考えられなかったことですがね。
あれ?なんかアロンソ賞賛の流れになっているので、次に行きます(笑)。



2位にはニコ!
もう、フェラーリはズタボロ。Hondaは噛み合わない。で、落ち込みまくっていた私の心を救ってくれたのが彼でした。
自己最高位獲得。
本当に良かったですよ。

もうセーフティカー出動中でピットレーンオープンになる前に給油した時は頭抱えたんですが、レースって本当にどんな流れになって、どんなことが起こるか分からないものなんですね。
スチュワードのペナルティ決定が遅れたこと。ニコの真後ろが1周2秒とか遅かったトゥルーリだったこと。さらにその後ろのウェーバーがリタイヤしたこと。さらにさらにその後ろのクルサードはもっと遅くハミルトンを蓋してくれていたこと。
それらが絡み合い、この素晴らしい結果を手に入れた。

もちろん、一番の理由はセーフティカー明けにガンガン飛ばしたニコの実力があったからこそです。
彼もおめでとうございます。
今季は開幕戦に3位になって、ここで2位獲得。もう次に狙うのは優勝のみ。
今季はこれまで15戦で7人のウィナーが誕生しているんです。あと3戦でもう一人や二人のニューヒーローが出てももう驚かないですよ(笑)。
個人的に望むのはHonda勢以外ではニックとニコ。勝たないですかね。



3位はハミルトン。
もう、なんか金持ち喧嘩せずって感じでしたねぇ。
私は負のオーラをひたすら送り続けていたんですが叶いませんでした。
残り3戦で7ポイントか・・・
でも彼には昨年の、残り2戦で17ポイント差を逆転されたという実績があるので諦めずに期待したいところです。



他で気がつけば凄かったってのがグロッグ。
いつの間にか4位でした。
これで彼は獲得ポイントが20の大台に乗りました。
地味にデキル。(ハンガリーは派手に凄かったですが)
こういう人材はチームにとって貴重だと思います。



来週の日本GPは一体誰が勝つんでしょうね?
富士は雨が多いですし、そうなるとまた読めませんねぇ。
個人的には昨年あんな目に遭わされたので、今年は抗議の意味もこめて行きません。
でも、行かれる方のためにも良いレースを見せてほしいと思います。

酷すぎる・・・  ひとえに酷すぎる・・・

2008年09月29日 20時27分59秒 | F1
シンガポールGP決勝、続いてはHonda以外についてです。
はあ・・・
溜息第二弾。
書く前から溜息です。
溜息の相手は、もちろんフェラーリ勢について・・・

何回ミスすれば気が済むのでしょうか?
マッサに対する発進合図の誤り。
オンボード映像では、フェラーリのあの信号システムはハッキリ『GO!』って変わってましたからね。
マッサはその指示に従っただけです。
それがあの大惨事。

絶句とはまさにあの時の場合に使われるんでしょうね。
今季は何回頭を抱えさせられれば気が済むのでしょうか?
もう私も我慢の限界です。
馬鹿野郎!
一昨日のあの駄目っぷりを見せ付けられた時は、『こんなチームがタイトル獲ったらいけないんじゃなかろうか?』と思ったほどです。
Hondaと良い勝負できそうです。ていうか、Hondaより悪い?
しかもマッサを出したタイミングって、またスーティルと接触しそうでしたし。

言いたかないけど、酷すぎる。
ホント、ドライバーが可哀想ですよ。
マッサなんて、実は結構燃料積んでいたのに予選であのスーパーラップ決めたのに。
もうあの信号システムは止めたほうがいいんでしょうね。
使ってる側が使いこなせていないんですから。

ライコネンはアンダーステアが酷かったらしく、最後のあのクラッシュに至ってしまったみたいですし。
二台揃って、まさかのノーポイント。
これでマッサはハミルトンに7ポイント差。
ライコネンに至っては終戦ですね。誠に残念ながら。
コンストでも遂にマクラーレンに上にいかれました。

フェラーリの凋落が止まらないように、私の毒舌も止まりません。
いまさらですが、このチームは一体どうしちゃったんでしょうか?
そしてこのチームは一体どうなっちゃうのでしょうか?
昔のフェラーリもダメダメチームでしたが、体制変わってまだ一年目でこれですよ?

人間ですから失敗は有り得ると思います。でも、頑張って心掛けを大事にすれば無かったミスは正直いくつもあったと思います。
まさか『自力でタイトル獲れなかったら、また政治力で獲ればいいや』なんて思っていないでしょうね。
それくらい緊張感ないって感じるんですよ。不本意ながら。

ごめんなさい。
単なる愚痴大会になっちゃってますね。
偉そうなことばかり言って、本当に読み苦しいことと思います。
お詫び申し上げます。
でも、やっぱりタイトル争いはもっと緊迫した争いを見たいと思いませんか?
もう、さすがにこれで目を覚ますと思いたいです。
残り三戦、キッチリしたレース運びで、かつ三連勝で威信を取り戻してください。
まだ期待しているんですから。

気がつけば、フェラーリに対する愚痴だけで長文になっちゃったんで、今日はこの辺で終わらせてもらいます。
上位陣に対しては明日改めて書かせていただきたいと思うので、こんな愚痴ばっかの糞ブログですが今日見に来てくださった方、どうか明日もよろしくお願いいたします。
何卒。何卒~。

シンガポールGP決勝 噛み合わない・・・

2008年09月29日 15時55分11秒 | Honda Racing
シンガポールGP決勝についてです。
まあ、私の心情から先に申しますに、溜息まみれのグランプリでしたよ。
Hondaにしても、上位陣にしても。
とりあえずはいつものようにHondaの方から先に書くとしましょう。

結果の方はバトン・9位、バリケロは残念ながらリタイヤでした。
もう、本当に悔しいというか、悶えるというか。
バリケロさんの方はセーフティカー出動直前に素早い判断でピットインして、さあって時にストップ・・・
バトン様は生き残って頑張ったんですが、あと一台及ばずノーポイント・・・

はあ・・・
溜息第一弾。
セーフティカー出動前のあのタイミング時に、なんでバトンは入れなかったんでしょうかね?
最初は全然頭に無かったけど、ウェーバーが入ってきたのを見て、後ろにいるバリケロに急遽指示飛ばしたんでしょうか?
いずれにせよ残念です。

ポイントが遠いですねぇ。
でもHondaにしてはいい方向の積極性ではあったと思いますよ。
バトンの早めの二回目のピットインもセーフティカー出動があった場合を考えて勝負しました。
私はあれは『あり』だったと思います。

次はいよいよ日本GPですか。
コンスト順位は9位が濃厚になってきていますが・・・
でもホームGPでは意地を見せてくださいよ。
W入賞くらいやったって、バチは当たらないでしょ?
マシンは良くなってきているようなので、Hondaの意地を超重要戦で期待します。

シンガポールGP予選 まずまずな滑り出し

2008年09月29日 12時45分35秒 | Honda Racing
シンガポールGP予選についていきます。
いつものように、まずはHonda勢ですが、結果はバトン様・12番手、バリケロさん・18番手でした。
感想。まずまずと言っていいんじゃないですか?

ちょっとセクター1が他に比べて遅かったのが残念でしたが、それでも他は頑張っていたと思います。
特にバトンの最後のセクター3は頑張ったと。
バトンに関して欲を言えば、差が少しだっただけにもう一人、いやもう二人交わしてほしかったですが、でもここ数戦に比べたらやりきった感、あります(笑)。
正直、ホッとしたのが事実です。

ただ、バリケロさんがねぇ。
残念なんてもんじゃなかった。
だって、2回目のアタックは結構いいペースできていたのに、最後のコーナーでピットインする者に邪魔された形で諦めなければいけなかったですからね。
あれ、あのままいっていたQ1突破出来るかもしれないタイムだったんですよ。
くそ~!

昨日の段階で、ピットの入口でも出口でも、何らかの危ないシーンは有り得るな。とは思っていたんですが、それは決勝で出るだろうと思っていたので、予選でいきなりバリケロさんが割り食ったのはもう・・・
二人とも偶数列。
多分ここの偶数列は思いっきり駄目なんだろうなぁ。
ごっつい汚れてそうですもん。
でもスーパースタート決めて、ポジションキープでオープニングラップ帰ってきてほしいです。

戦略面ですが、燃料搭載が自由ですからここでは1ストップを視野に入れていいのではないでしょうか?
セーフティカーの出動、大いに有り得ますからね。
スーパーソフトでの周回数が厳しいところありますが、走れないことはないでしょう。
スタートが決まれば、ギリギリポイントを語れる位置だと思います。
狙ってほしいです。



上位陣では、もう嬉しいの一言。
ポールはマッサが獲得してくれました。
最後のアタック、すげえよ。
特にセクター3。感動しました。
最後の最後でマッサの名前がトップに上がった時、叫びましたもん。

さて、順調なスタートを切ったマッサ。
燃料は軽いんでしょうね。
でもここではそれだけの価値はあると思います。
燃料搭載量の差が2周くらいなら今のマッサは何とかしてくれると期待しています。
自力でポイントリーダーに再び。



2番手はハミルトン。
ここにはくるんですねぇ。
惜しかったのはQ2。
あと一人きてくれれば、こいつが脱落したんですよね。
アロンソが走れていれば・・・
そうすればバトンも奇数列でしたし、一石二鳥だったんですがね。

とはいえ、こいつは偶数列からのスタート。
埃だらけだと思うので、ちょっと波乱期待しちゃいます。
とりあえずは、マナーあるレースをしてください。



3番手はライコネン。
良い位置なんじゃないでしょうか。
スパ並みのスタートを決めて、まずは2番手の奴を抜く。
そしてフェラーリのワンツー。
絶好のチャンス。
私はあなたの怖いまでのレースペースを期待してますよ。



他で印象に残ったのが一貴君。
初のQ3進出、おめでとうございます。
で、同時にウィリアムズが今季初の二台揃ってのQ3進出でもあります。
彼はもう、ハッキリセーフティカー睨んで燃料がっつり積んでいる感じですね。
展開が向けば複数ポイント獲得も充分有り得るので、明日も彼には注目ですね。



初のナイトレースは今のところ成功の方向に向かっている感じです。
あとは明日、レースでのピットイン・アウト時の交錯が心配。
Hondaにとっては今日のように不利に働くのか、それとも今日の逆で利となるのか。
順番でいけば、プラスの番です。

シンガポールGP 金曜日フリー走行

2008年09月29日 09時32分48秒 | Honda Racing
シンガポールGP、金曜日フリー走行です。
見ましたよ。F1初の夜間走行。
第一印象は個人的には凄い好印象でした。

綺麗なんですよね。マシンが。
照明の光がマシンの滑らかな曲線に乱反射して、キラキラしてて。
あんなに広い範囲をほぼ満遍なくあのレベルの明るさを提供した関係者には、お疲れ様ですと言わせていただきます。
ピンポイントで少し照度が落ちるところはありますが、問題ないレベルだと思いますし、オンボードを見ていた限りでは、逆光がきついということも感じられませんでしたし。

コース自体もバレンシアと違い、壁が近いところが多く、ストリートコースと言った感じでこちらも好印象です。
ちょっとバンピー過ぎるところがありますが。(ベッテルなんて最初のほう、マシンの底を擦りまくっていましたから)
ちなみにいきなり(4周目で)ウェーバーがクラッシュして、マシンの修理に時間が掛かり完全に出遅れています。
あとは雨が降ったらどうなるか?という点でしょうか?

さて、走行内容のほうなのですが、Honda勢は1回目がバトン・10番手、バリケロ・16番手。
2回目は、バトン・8番手、バリケロ・18番手でした。
まず大雑把な全体の印象としましては、『悪くはないのだけれど、決して良くはない』でしたね。
まぁ、これも良いほうのバトンを見てでの感想で、バリケロさんはバレンシア同様、明らかに遅いのが心配です。

良い方のバトンのタイムを見ている限りでは、ロングランもショートランもそこそこはいいのですが、セカンドグループの上の方で戦うにはもう一押し足りないかな?と。
少なくともバレンシアほどでは無かったです。
まあQ1は今回こそは突破できるだけの力はあるとは思いますが、Q3進出は厳しい気がします。
ただまだ一日あるので、この予想をいい意味で裏切ってほしいとも思っています。
ここらで一発、景気のいい話題が欲しいですから。



その他では、上位陣の争いは今のところはフェラーリとマクラーレンは互角という印象です。
最終的にはどっちが上にくるのか、全然予想がつきません。
心配なのは、マッサが何度か飛び出していた(大事には至りませんでしたが)ことです。
決勝までには修正してきてくれると信じてます。


他で印象に残ったのが、ウィリアムズ&ニコです。
やはりハイダウンフォースコースは良いんですね。
出そうと思ったときに良いタイムが出せてる気がします。
ちょっと注目していこうと思ってます。



一応、雨は降るらしいのですが、それは日中の話らしいですね。
走行する夜間は降らないだろうと。
Hondaにとっては、せっかく走行して着けたラバーが日中に雨降って流されてリセットされるというのは非常に望ましくないのですが・・・
それでも今回は初のナイターを楽しみたいと思っています。
そしてそれは、Hondaが楽しませてくれる!と願っています。

史上最年少とは思えない完勝でした

2008年09月15日 22時03分18秒 | F1
イタリアGP。
ベッテル勝っちゃいましたねぇ。
しかも内容的にも完勝と言っていいくらいの強い勝ち方でした。
本当に速かった。

もちろん雨が降らなければ、この勝利はなかったと思います。
だからと言って、この勝利が色褪せることはないでしょう。
史上最年少優勝、おめでとうございます。

トロ・ロッソチームもちゃんとした仕事しましたよね。
スタンダードウェットに変えるタイミングや、ピット作業。すごい適切だったと思います。
やはり普段勝っていないチームが勝つ時って、全てがミスなくきっちり仕事するんですよね。
あのHondaでさえ、一昨年のハンガリーは素晴らしい仕事しましたもん。
あの時の姿を少し重ね合わせてしまいました。

少し話は変わりますが、いよいよこのチームのテストに琢磨が、明日乗り込むんですよね。
楽しみですよね。
いきなり初めてのチーム、初めてのマシンは大変だと思いますが、これまで数々の逆境を跳ね返してきた彼ですから、今回も我々を驚かせてくれるのではないかと、ワクワク感を高めているところであります。
期待して待ちます。



話はイタリアGPに戻ります。
2位はコバライネン。
今回は至るところでバトルが行われていたため、トップベッテルの快走があまり国際映像に捉えられなかったのですが、それにもましてほったらかしにされていたのがコバライネン。
ピットインの時以外で映りましたっけ?

それくらい可哀想なんですが、空気扱いでした。
が、かく言う私も主にマッサばかりを追いかけていたので、ごめんなさいですが空気でした(苦笑)。
『ああ、ベッテルに少しずつ離されているなぁ』って、差をちょこちょこ見るだけでしたから。
でも、彼以下の3位~5位は1ストップ作戦だった者が続いていますから、2ストップやって2位に入ったのは頑張った証でしょう。
正直勝ちたかったでしょうが、納得のいく2位だったと思います。



3位はクビカ。
いや~、彼はモンツァと相性いいですねぇ。
予選11番手から表彰台ですからね。
1ストップを決めて、良い仕事したと思います。

地味なんですが、この3位でトップとのポイント差を少しだけ縮めたんですよね。
トップとは14ポイント差ですか。
なんか『振り向けばクビカ』といった感じで不気味です。
時にノーマークの無欲のものが最後に笑うということがありますが・・・ まさかね。



他ではまずはご贔屓、マッサについて。
正直ガッカリでした。
なんなんですか、あの中途半端なタイミングで1回目のピットインは。
私はてっきり、レースの半分くらい引っ張る1ストップ作戦だとばかり思っていました。

それが蓋を開けてみれば、ちょっと遅めの2ストップ作戦。
1ストップ作戦の連中が笑う路面の乾き具合だったのは結果論ですが、土曜日の段階で雨の可能性はあったんです。
積むんであればガッチリ積むのが定石でしょう。
日曜日は晴れだと読んでいるんであれば、もう少し軽くして予選順位を上げる作戦でしょうし。
ホント、中途半端でした。

フェラーリのチーム力低下は今季何度となく目の当たりにしていますが、ここでも再びです。
チームがドライバーの足を引っ張る現実。
タイトル獲得に向けて、心配が募るばかりですよ。
ちゃんとレース後に反省会開いてるんでしょうかね?甚だ疑問です。

とはいえ、個人的に厳しいと思っていたここモンツァで、逆に1ポイントとはいえ縮めれたのもまた事実。
この点には納得しなければいけないんでしょうか?
でも獲れるときに獲らなきゃ、最後に泣くって歴史を幾度となく見てきているので・・・ 何事もなくいってくれと願うばかりです。



もう一人挙げましょう。
ハミルトン。
7位でした。

確かに雨では速いのですが、やはりあの抜き方は褒められた物ではないですねぇ。
多くのドライバーから非難されまくっています。
だって、強引に抜くのは競争しているんですからまあいいとしても、その後相手をコース外に押しやって『ハイ、サイナラ~』でしょ?
もう『発つ鳥、跡濁しまくり』なわけです。

シケインなどをショートカットして前を抜いたら、元の順位に戻さなければいけないんですが、相手をコース外に追いやって際については明記されていません。
だからもうこれは各々のモラルの問題なのですが、彼の度重なるああいった振る舞いは多すぎます。
今回のグロックとの場面なんて、グロッグが上手くコントロールしてくれたから大事にならずに済みましたが、あれ下手したらグロッグはコントロールしきれなくてスピンくらいは大いにありえた場面でしたからね。
ホント、自分さえよければそれでいい。
重ね重ねですが、人間性を疑います。

お上は厳重注意くらいはしてもいいと思うんですがね。
『あんたの遠吠えは、毎度毎度見苦しいわ』って言われるかもしれませんが、世界最高峰の戦いであるべきはずなので、今回もグチグチ言っちゃいました。
彼にはいい加減、大人になってほしいものです。

イタリアGP決勝 モヤモヤする~

2008年09月15日 19時04分39秒 | Honda Racing
イタリアGP決勝が終了しまして、Honda勢は残念ながらバトン・15位、バリケロ17位でした。
決勝も雨でしたが、結局は望みうる結果は入りませんでして・・・
特にバトンはセッティングを雨寄りに施すために、ピットスタート選択したんですが、駄目でした。

スタート前は、『ピットスタートするくらいですから、やっぱり結構晴れ寄りなセッティングだったんだな』と少しホッとしつつ、セッティングを変更してどれくらい速くなるのか、とても期待したんですけどねぇ。
特に第1スティントが『期待外れ』なペースでした。
もう少しやれていいだろ? 少なからずショックでしたね。
まあ、路面が乾きだしていた第2スティントは良かったと思います。

それにしても不可解だったのは戦略面での選択。
二人とも1ストップ作戦を採っていたらしいのですが、終盤に二人とももう一度ピットに呼んで、ドライタイヤに換えたことです。
まあ、あのまま走っていても自力ではポイント獲れなかったのだから、積極的に動いて道を切り開こうとしたんでしょうが。

でも、バリケロさんのあのタイミングでのドライへの交換はいくらなんでも早かったでしょう?
その後はしっちゃかめっちゃかタイムの連発で、結局事実上のビリ(後ろのブルデーはスタート時にトラブって、まるまる1周遅れていたんで)になっちゃいましたからね。
2回目のピットインする前は9番手を走行していたのですから、上位陣のマシンにトラブルが出れば即ポイントなんですから・・・
また燃料がちゃんと入ってなかったんでしょうか? それとももうタイヤが磨耗して限界だったのでしょうか?
でも、ピットインする直前のタイムは良かったですからね。
これはちょっと解らないです。

そしてバトンは残りがたった8周の時点でピットイン。
タイヤはどうやらドライには替えなかったようですが、なんで1回目のピットストップ時で最後まで走りきる燃料を入れてなかったんでしょうか?
また燃料システムのトラブル?
残りの周回数を考えると、もったいなくてしょうがないです。

ということは、バリケロももう一回ピットインしたのは単に燃料が無くて、どうせならドライにチェンジしてみようってことだったんでしょうかね?
確かにバリケロは1回目のピットインが早かったので、フルタンクまで給油しても残りの周回は走れなかったのかもしれません。

結局今週末のグランプリの空模様同様、パッとしませんでした。
もうすぐ日本に帰ってくるというのに、なんか落ちていく一方な気がするのが残念でなりません。
次は初コースのシンガポールGP。
同じく今年初開催だった、バレンシアが速さはあったので、その再来を諦めずに期待したいところです。
今回採った『積極性』は、まだやる気は失われていない証だと想い。

イタリアGP予選、です・・・

2008年09月15日 10時22分20秒 | Honda Racing
イタリアGP予選です。
ヘビーウェットコンディション。
Hondaファンとしましては、この路面状況に開始前は少なからず気持ちが昂ぶりました。
が、結果はバリケロ・16番手、バトンに至ってはブービーの19番手で、またしても2戦連続Q1敗退です・・・

ただ、今日のフリー走行での雨の走行を見ていても、速くはありませんでした。
でもそれは燃料積んでるからだといいなぁって、思い込みたかった。
思い込みたかったのですが、蓋を開けてみたら・・・、駄目でした・・・

ああ、この心のモヤモヤは一体どこにぶつければいいのでしょうか?
特にバトン・19番手はガビョ~ン以外の何者でもないわけでありまして、『一体どうなっとんのじゃい、責任者出してキッチリ説明せんかい!』ってレベルなくらい、私的にはショックでした。(苦笑)
ただ、その理由を自分なりに納得させるためにも考えるのなら、かなり晴れ寄りのセッティングを施してきたのではないか?ということです。
明日は雨が降らないかもしれない。降っても小降り。ということらしいですし、そっちに賭けたのだと。

予選での最高速順位は、おおよそHondaらしくない、6番目と8番目のスピード出てるんですよね。
いつもせいぜい16番目とかのあのマシンがです。
これって一体どっちなんでしょうかね?
ギヤレシオを雨側に決めているから、スピード出てるのか、逆なのか?
それでもたかだか6番目なんですがね・・・

ま、とにかく現実から目を逸らして、晴れ寄りのセッティングだったと信じたいのであります。(苦笑)
もし本当に晴れ寄りセッティングだとしたら、個人的には明日も雨降る可能性があるわけですから、雨寄りで良かったと思うんですがね。
晴れのレースだと、雨の時ほど抜けませんしね。
明日晴れても速さが無かったら・・・、考えたくはありませんがどうしようもなかったということでしょう。
とにかく明日。
天気も心も晴れでお願いします。



上位陣では、快進撃は天突き抜けました。
トロ・ロッソ&ベッテルがポール。
ブルデーも4番手と、勢い恐ろしすぎます。

本当にトロ・ロッソのコンビは雨が得意ですねぇ。
ベッテルなんてトップスピードも出てますし、雨でのテクニックが秀逸なんでしょう。
これは何が何でも、琢磨にはこのチームに乗ってもらわなければいけません。
燃料はどれくらい積んでいるのか?
明日も雨だと、まさかの・・・?
私は個人的にはハッキリ言ってベッテルは好きじゃないんですが、注目せざるをえません。


2番手はコバライネン。
最後まで熾烈なポール争いに敗れはしましたが、彼も予選を通してずっと速かった。
いつもは上位に来るはずのマシンは今回はずっと後ろですからね。
2勝目、狙っているんじゃないでしょうか?


3番手はウェーバー。
もうレッドブル勢は笑いが止まらない予選になっちゃいましたね。
彼は燃料結構軽めな気がしますが、どうなんでしょう?


一方、マッサは6番手。
まぁ、タイトル争いしている他のライバルのことを考えると、まずまずの位置とは言えますがね。
明日の雨の可能性を考えて、1ストップも可能なくらい燃料をしっかり積んでいるのであれば、かなりいい位置と言えます。
なんか雨コンディションで他のタイトル争いしているメンバーの中で最上位ってのが少々気味悪いですが、ここでランキング首位に立ってほしいです。
もし決勝も雨降ったとしたら、くれぐれもイギリスGPの二の舞はしないで下さい。マジで。


他にもう一人、素晴らしい仕事をした人がいるので、彼を挙げないわけにはいきません。
ハミルトンです。
15番手獲得。
やりました。
久しぶりにいい仕事した。
やればできるじゃないですか。
Honda勢と勝負できる位置。
フフフ、燃えるゼ。(笑)



予選ではまた新しい快挙が生まれましたが、明日の決勝でも生まれるのか?
雨でも晴れでも、なんか凄いレースになりそうってことだけは思います。
笑顔で終われるレースを!

ああ、キミよ・・・

2008年09月08日 21時31分06秒 | F1
キミ・・・
嗚呼、キミ・・・
不憫だ・・・
不憫すぎます・・・

ズーッとレースをリードし、あと2周というところであのリタイヤ。
せっかく復活の狼煙を高々と上げる寸前だったのに。
ここ数戦の不調が不調だっただけに、可哀想過ぎます・・・

もう、スタートからここ数戦の失敗をチャラにするような好ダッシュ。
で、2周目早々のハミルトンのミスを衝き、一気にトップへ。
そこからはファステストを更新しながら少しずつ後続を突き放していきました。
まさにオンステージ。
スポットライトは彼を再び照らしだしたのです。

それがですよ。
それがですよ。
なんという結末。
いや、厳しい言い方をすれば、結局はミスをしたキミが悪いのかもしれない。
でも、あそこで引くなんてもちろん有り得ないし、テンパってでも『絶対奴を前に行かせない』って想って走るでしょう?

ですが、これが結果なんですよね。
それまでの内容がどうであれ、ゼロポイントなんです・・・
それにしても不憫だ。
やべっ!タイトルはキミでOKって思い始めている私がいる(笑)。

ですがこれでハミルトンとは19ポイント差。マッサとは17ポイント差ですか。
ランキングはクビカにも抜かれて、4位になっちゃいました。
フェラーリはマッサ一本でいくのでしょうか?
それはそれで私的にはマルと言えばマルなんですが、もう少しキミにもチャンスをあげたい気持ちが今は強いです。
私、単純なもので(笑)。
次はフェラーリのホームグランプリのモンツァ。
次こそワンツーを華麗に決めてほしいと、切に願っています。



そして、次はどちらを書くべきか悩むところですが、奴のほうにします。
ハミルトン。
結果から申せば、ペナルティ喰らって、優勝が3位になりました。

あのペナルティの決定は、私は正直、妥当だと思いました。
シケインカットして、キミを抜いたけど譲り返した。
ここまでは至極当然のことです。
ですがまだちょっと混乱がコース上に残っているうちに、強引にキミを抜きやがりましたからね。
あの場面を見た私は、無意識に「ざけんな、テメー!このやろー!」って叫んでました。

そういう言葉が出たことが、私の中での全てだと思っています。
ちょっと自分でも汚い言葉吐いたなって思わないこともないですが、そういう言葉を吐かせる汚いことをハミルトンはやったんだと。
「レーサーなんだから、いけるときにいくのは当然だろ!?」という言葉は分かりますが、今回のはそれ以前にモラル的に駄目だと思うわけです。
まぁ今回の件は、物の考え方で変わるところだと思いますし、私と逆の意見の人がいても『それ、おかしいだろ!』とは思いません。
ただ、私はこう思いました。ということです。

なので、今回の25秒加算は10秒ストップペナルティと同等という判断であり、私はこの裁定は妥当だと思ってます。
イギリスメディアは例によって、私と逆の方向に向かっての「ざけんな、テメー!コノヤロー!」の大合唱ですが、昨年あれだけエコヒイキ裁定の恩恵を受けていたのは一体誰ですか?
自分に都合のいい裁定のときはシメシメとダンマリ。
自分に甘くするなら、せめて他人にも同等で思う私はエエ格好しいでしょうか?
とにかく、スチュワード&FIAは、間違っても裁定を覆さないことをお願いします。



さて、今回は美味しい思いだけをしたマッサさん。
3位が1位ですからね。
レース内容的にも、今回はハッキリ3番手でしたから。
キミがハミルトンをじりじり離し、ハミルトンはマッサをじりじり離す展開を結局雨が降るまで覆せませんでしたからね。

いや、ホント考えれば考えるほど美味しいだけだな。
しかし、ハンガリーで思いっきり泣いたんですから、こんなこともあっても良いんじゃないの? なんて、身内擁護してます(笑)。
2ポイント差。
個人的には次のモンツァと、雨降る可能性が比較的高い富士が問題だと思っています。
ここを乗り切れば、マジで見えてきますよ。
テンパるんじゃないぞ!(苦笑)



次はフェラーリのホーム、モンツァ。
マジでフェラーリにワンツーしてほしいですねぇ。
ライコネンが勝ってもいいんで。(笑)
この盛り上がってる状況で今週末もF1がある喜び。
楽しみましょう!

ベルギーGP決勝 悪い意味で何も無く・・・

2008年09月08日 19時12分52秒 | Honda Racing
ベルギーGP決勝についてです。
Honda勢は、バトン・15位完走。バリケロさんはギヤボックスのトラブルでリタイヤでした。

もう、最近のHondaのレース展開でしたね。
中団というか、下団で可もなく不可もなく(あんな位置でレースしていること自体が不可なんですが)な淡々と走行をこなしてるみたいな。
で、『オォ!?』ってなレースペースでもないので、ピットストップの際でも順位上げれず。ってな感じで。

まぁ、第1スティントはそこそこのペースで走れていたんですけどね。
予選での体たらくを考えれば、第1スティントに限ればそこそこやれていたと言ってよいでしょう。
でも、第2スティントは駄目でしたね。残念ながら。
で、気がついたら結果はスーティルより下だし。
最後の2周は、スイマセン。トップ争いに夢中で忘れてました(苦笑)。

まあ、ポジティブな面を探すなら、相変わらず路面温度が20℃を下回る中で、ミディアムタイヤをそこそこ使えてたという点でしょうか。
確か次のモンツァはソフト&ミディアムの組み合わせで、(決勝での)メインはミディアムタイヤだった記憶があるので、次へ向かいましょう。
路面温度も晴れれば30℃くらいはいくでしょうし。
去年はモンツァではガチでポイント獲っているので、今年も期待しますよ。
トロ・ロッソにポイント数抜かれましたが、まだ諦めません。しつこくいきますよ~。(苦笑)

でも、記事の方はまたこんな手抜きの感じになっちゃうんですね。
もっと私を釘付けにさせて、イッパイ記事を書かせてほしいです。
モンツァは頼むぞ!