Brawn GP & SAF1 & HRF1 - Fan

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2戦まとめて振り返る(スペイン&モナコ編)

2010年05月26日 00時02分43秒 | F1
時代遅れな振り返り、第2段です。
スペインGPとモナコGPについて。
遅い更新で本当に申し訳ない限りです。

では、まずはスペインGPについてですが、勝者はウェーバー。
完勝でしたね。
まったくの隙が無かったです。
もう絶対王者のような強さでした。

良くも悪くも中継では空気扱い。
それだけ強かったということです。
ウェバー確変続くと、チャンピオンあるますぜ?
それはそれでそうなった時の、マスコミからの扱われ方に興味があります。

2位はアロンソ。
まあ棚ボタの2位でしたが、それでもこの位置で安定して走る彼はさすがと言うべきでしょう。
それにしてもハミルトン&マクラーレンと、フェラーリ&アロンソがペース的に争っている中、レッドブル&ウェバーは本当に別次元でした。
アロンソも2位という結果は喜ばしいとは思いますが、上をことを考えると気が重いのではないでしょうか?

3位ベッテルは、またトラブル。
まあガチで争えてもウェバーには勝てなかったですが、それでも2位が実質4位でしたから。(ハミルトンのトラブルに助けられました)
エンジンブレーキであのタイムを出しているのは、逆に凄いインパクトでした。
まあ、このままだとレッドブルの独り勝ちになりそうなんで、それならせめてチームメイト同士で競った展開になってほしいものです。


他で気になったのは、ミハエルとザウバー勢です。
ヨーロッパラウンドに入り、両者とも復活と言って良いのではないかと思います。
特にミハエルは往年の上手さを存分に見せつけてくれたと思います。

バトンに対するあのブロックの巧みなこと。
やっぱ上手いですわ。
バトンは抜けなくてイライラしていたようですが、イラつけばイラつくほど本来は楽に抜けるはずなのに、ミハエルの上手さに翻弄されているという印象を受けてしまいます。
せめて今季中に表彰台には上がってほしいです。

そしてザウバー勢。
特に可夢偉君、入賞できていました。
8位には入れていたのではないでしょうか?

クビカが無理に踏んで、外に膨れて接触・押し出し。
クビカは「アンダーステアだった」って言ってるみたいですが、単に可夢偉に抜かれそうだったら抜かれたくなくて許容範囲以上に踏んで、外に膨れただけでしょ。
彼は雨のマレーシアだったかの予選Q3でのスタートで割り込み(どのドライバーも雨の影響を受けたくなく、先頭で走って良い状況で予選のタイムを出したいのでピットレーン出口に並んでいたところ、クビカが先頭に割り込みをしてそのまま先頭でスタートした)をしたりしており、ちょっと彼のことが嫌いになっています。
『競争しているんだから、引く奴なんて不要!』って意見もあるんですが、これはそういった点とは少し違う、姑息で潔くない印象を受けました。(特に予選での割り込み)
まあそれでも可夢偉君は今季初完走できただけでもヨシとしなければいけないんでしょうかね。



次にモナコGPについてです。
勝者はまたもやウェバー。
そしてモナコでも完勝でした。
全く隙がない。
彼もモナコウィナーですよ。
ゆくゆくはクルサード先生のように、まろやかなモナコマイスターの座を目指しほしいです。(笑)

そして2位にベッテルが入り、レッドブルのワンツーです。
こういった特殊なコースでも抜きん出ていました。
これでランキング争いがウェバーとベッテルが同ポイントで並んでしまいました。
スペイン・モナコはベッテル車のモノコックに不具合があったとのことで、これがここ2戦のベッテルの不振の直接的原因だとしたら、それが解消された次戦からが非常に楽しみです。

他ではアロンソがもったいなさすぎましたねぇ。
らしくない、フリー走行でのクラッシュ。
まさかの予選不参加でピットスタート。
そこから6位に来れたんですから、まともに戦えていたらレッドブル勢にどこまで迫れていたのか。
本当にもったいないと思います。

あとは可夢偉君。
せっかく前戦では完走を果たしたんですが、またもやトラブル。
走り切れていたら・・・

もう、彼は発狂したいくらじゃないでしょうか。
ここだけ(ザウバーだけ)大昔のF1マシンだって、自虐的に言ってたみたいですが、そら皮肉の一つも二つも三つも言いたくなるでしょう。
トルコでは再び上位での健闘に期待します。