ほんまちの家は高岡市の中心部本町にあります。
外観
座敷
昭和半ばに建てられたそうですが、3間間口の2階建て切妻平入、一列2段の間取りで庭の奥に立派な土蔵をもつ町家でした。典型的な町家に見られる土間のとおりにわではなく板敷の廊下で土蔵までつながっていたそうです。
小屋現しに改装
この町家をまちっこプロジェクトの中心人物の一人である女性経営者(高岡市内唯一の不動産鑑定士!)が買い取り、富山大芸術文化学部、東工大、銀行、行政、建築設計者、大工さん など多くの人たちの協力でゲストハウスに改装しました。
耐震補強も万全です。
格子の耐震要素
キッチンや炊飯器も完備、物干し台もあります。
物干し
管理人は東工大博士課程1年の加納さんです。
右の方です
ここで少し事業的な側面に触れます。計画を練ったり改装や運営には多様な組織が関わっていますが、
事業はまちっ子プロジェクトの発案者の一人が経営する会社が担っています。富山銀行の融資や市の補助もその会社に対してのものです。
この辺りに成功の秘訣がありそうです。やはり、最初は実績と志のある経営のプロが責任をもって進めることが現実的な選択ということでしょうか。市民的事業体の立ち上げと育成を目指す私たちとしては考えるべきテーマです。
LINEのお友だちにも、送らせていただきました。
また、お話をお聴かせ頂ける機会があればいいですね!