今回は奥多摩湖のアトリ
まだ雪があちらこちらに残っている。風も結構冷たいが、日当たりの道を歩いていると春の近さも感じる。
アトリを見つけた
アトリは冬鳥として日本全土に渡来する。個体数は年により変動が大きく数万羽の大群をなす年もあるそうだが、今年はまだ小さな群れや番にしか出会えてない。
渡って来たばかりの秋には警戒心もあって木の実を食べることが多いが、冬になると地上で草の種や穀類などを食べることが多い。
思わず近づきすぎたのか、警戒をしているようだ。
アトリ類は日本で8種が繁殖する。カワラヒワは市街地でも普通に見かける。イカルやシメも冬には市街地に降りて来て見かけることが多い鳥だ。
マヒワやベニマシコ、ウソもアトリの仲間で、色が鮮やかで探鳥で会えると嬉しい鳥たちだ。更にベニヒワ、イスカ、ハギマシコとなるとかなりの幸運と根性が必要となる。
夏になると頭は黒褐色になるのだが、日本ではこれを見ることはなかなか出来ない。
一度飛び立っていったが、今度は番で現れた。
奥多摩湖はまだまだ冬の装いだ。