野に撃沈2

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。(k10D→k7→k30→)k‐5Ⅱsを忍ばせ、人気のない野山や公園、路地裏を彷徨い歩く

森林公園の秋

2011-09-09 | 植物園

 久しぶりに埼玉の武蔵丘陵森林公園を訪ねた。公園の駐車場は一日600円だが、すぐ近くには民間の駐車場があって、入口に近いところから300円、200円、100円とだんだん安くなっているのが面白い。庶民の常に倣って下から二番目の200円の所に決めた。

 

 中央口を入ると早速お馴染みの木の人形が出迎えてくれた。

 

 南口方面の運動広場に向かうとオミナエシの大群落が見えてきた。

 

 オミナエシとワレモコウ。中にはセセリチョウも

 

 

背景のピンク色はミゾソバ

 

 嬉しいことにヒガンバナももう咲き出している。

 

 

 

 僅かだが白花もある

 

 これはピンク色

 

 運動広場のお花畑から野草園に向かう。この時期見られる野の花は少ない。

 

センニンソウ

 

 フシグロセンノウ

 

 ツリガネニンジン

 

 ミゾソバ

 

 ノハラアザミ

 

コバギボウシ

 

 林床のあちらこちらではタマゴタケが見られた。

 

 

 渓流広場の近くまでやってきた。この時期コリウスの大群落がみられるのだが、雨のせいだろうかいまひとつパッとしなかった。

 

 

  さらに奥の都市緑化植物園までやってきた。

 

 トウワタ(アスクレピアス)の黄花種

 

 

 ノゲイトウ

 

イヌナズナ

 

 クレオメ(セイヨウフウチョウソウ)

 

 月桃の実

 

 パイナップルリリー

 

繊細なツルパギアの花

 

 ヒガンバナの色変わりの仲間もたくさん見られた。

 

 

 

 

 カリガネソウ

 

トウテイラン

 

 北アメリカ原産のモミジアオイ

 

 トマチロ(パープル)

 

 

 キセワタ

 

 おしまいは小さな池で優雅に舞っていたチョウトンボ

 

 この辺で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


初秋の日光植物園2

2011-09-06 | 探鳥

 <前回からの続き>

 

 庭の芝生にはマツムシソウ

 

 園内でも断続的に強い雨に見舞われた。秋ということで花だけではなく、実や種も目に付く。

マタタビの実とサンショウバラの実

 

 

 これは何の実だろうか

 

 オオカメノキ

 

 ホオノキの棘のある真っ赤な実

 

 一個だけ残されたトチバニンジンの実

 

 マムシグサの仲間。上だけ欠けたのでマムシが口をあけたようにも見える

 

 

 

 木々の葉も秋の装いをし始めている。

 

 

 

 

 

 虫たちもたくさん見かけた。シシウドの花のちょうど中心にいるのはハナムグリだろうか

 

 

 ノダケにも小さな甲虫がたくさん集まってきていた。

 

 

 

 トンボも多い。ノシメトンボ

 

 

 アザミにも止まってくれた。

 

 

 アキアカネ

 

 

 

 

 

 まだ尻尾の取れないアマガエルも多く見かけた

 

 黒い班紋が見られないのでシュレーゲルアオガエルなのだろうか

 

 少しだけ目線をくれた

 

 対岸のお化け地蔵

 

園内を何とも優雅に飛んでいたミスジチョウ

 

 キチョウ

 

 

 セセリチョウ

 

 

 おまけはJr日光駅の写真を。

 

 

 

 なかなか趣のある建物だ。それではこの辺で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


初秋の日光植物園

2011-09-04 | 植物園

  久しぶりに18切符を使って日光まで行ってきた。台風が接近して天気が大荒れなので、山にはとても登れそうになく、泣く泣く植物園に切り替えたというのが実際のところだが…。

 

 JR日光駅からは歩いて小一時間ほど。あいにくの天気なので途中観光客の姿はほとんど見ることがない。

 

 入り口を入ったら出迎えてくれたのがシシウドの大きな花

 

 ヤマトリカブトも少しだが咲き始めている。

 

 野菊も少しずつ咲き出してはいるが、シラヤマギクとユウガギクだろうか

 

 

 ミズヒキやキンミズヒキもあちらこちらで見かける。

 

 

 悪天候のせいか、園内を歩く人の姿はほとんどない。 

 

 池のほとりに咲くミゾソバ

 

 アケボノソウはリンドウ科に属し、近縁種にセンブリがある。山地の沢筋に多く見られる、気品のある花だ。

 

 ハンゴンソウ

 

 オオマルバノホロシ

 

 ミゾソバはやや終りかけ

 

 触れればほろほろと散ってしまいそうな繊細なアキカラマツの花。

 

 これも秋の山地に咲く花、アキノタムラソウ

 

 白色のツルボ

 

 ヤマハギ

 

 奥多摩ではもう終わりかかっていたタマアジサイ

 

 時折、強い雨が降りかかる。見上げると鳴虫山はガスに覆われていた。

 

 キバナアキギリ

 

 アシタカジャコウソウ。ジャコウソウに比べて小さく、毛が多いとのこと。もちろん私には区別できない。

名は静岡の愛鷹山で発見されたので。

 

 ナンテンハギでいいのだろうか

 

 フシグロセンノウは秋の低山でよく見かける花

 

 ツリフネソウ

 

 ハッカ

 

 テンニンソウはしそ科のの花でシモバシラによく似るが、色はレモンイエーロー。

 

 日光植物園を代表する建物

 

 花が平開しているのでヤマジノホトトギス

 

 レンゲショウマもまだ咲き残っていた。

 

 雨で倒れていたサワギキョウ

 

 ノダケはたくさんの虫を集めていた

 

 モミジガサ

 

 今回はキレンゲショウマがお目当ての花だ。前回八月に訪ねたときはすべて蕾で悔しい思いをした。

 

 

 

 レモンイエーローの花色が雨に濡れて一層映える。

 

 エゾリンドウ

 

 オタカラコウ

 

 おしまいはギンリョウソウ

 

 実や虫もたくさん見られたので次回に。この辺で。