野に撃沈2

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。(k10D→k7→k30→)k‐5Ⅱsを忍ばせ、人気のない野山や公園、路地裏を彷徨い歩く

初秋の日光植物園

2011-09-04 | 植物園

  久しぶりに18切符を使って日光まで行ってきた。台風が接近して天気が大荒れなので、山にはとても登れそうになく、泣く泣く植物園に切り替えたというのが実際のところだが…。

 

 JR日光駅からは歩いて小一時間ほど。あいにくの天気なので途中観光客の姿はほとんど見ることがない。

 

 入り口を入ったら出迎えてくれたのがシシウドの大きな花

 

 ヤマトリカブトも少しだが咲き始めている。

 

 野菊も少しずつ咲き出してはいるが、シラヤマギクとユウガギクだろうか

 

 

 ミズヒキやキンミズヒキもあちらこちらで見かける。

 

 

 悪天候のせいか、園内を歩く人の姿はほとんどない。 

 

 池のほとりに咲くミゾソバ

 

 アケボノソウはリンドウ科に属し、近縁種にセンブリがある。山地の沢筋に多く見られる、気品のある花だ。

 

 ハンゴンソウ

 

 オオマルバノホロシ

 

 ミゾソバはやや終りかけ

 

 触れればほろほろと散ってしまいそうな繊細なアキカラマツの花。

 

 これも秋の山地に咲く花、アキノタムラソウ

 

 白色のツルボ

 

 ヤマハギ

 

 奥多摩ではもう終わりかかっていたタマアジサイ

 

 時折、強い雨が降りかかる。見上げると鳴虫山はガスに覆われていた。

 

 キバナアキギリ

 

 アシタカジャコウソウ。ジャコウソウに比べて小さく、毛が多いとのこと。もちろん私には区別できない。

名は静岡の愛鷹山で発見されたので。

 

 ナンテンハギでいいのだろうか

 

 フシグロセンノウは秋の低山でよく見かける花

 

 ツリフネソウ

 

 ハッカ

 

 テンニンソウはしそ科のの花でシモバシラによく似るが、色はレモンイエーロー。

 

 日光植物園を代表する建物

 

 花が平開しているのでヤマジノホトトギス

 

 レンゲショウマもまだ咲き残っていた。

 

 雨で倒れていたサワギキョウ

 

 ノダケはたくさんの虫を集めていた

 

 モミジガサ

 

 今回はキレンゲショウマがお目当ての花だ。前回八月に訪ねたときはすべて蕾で悔しい思いをした。

 

 

 

 レモンイエーローの花色が雨に濡れて一層映える。

 

 エゾリンドウ

 

 オタカラコウ

 

 おしまいはギンリョウソウ

 

 実や虫もたくさん見られたので次回に。この辺で。