今にも降り出しそうな雲行きの中、バス、電車を乗り継いで御岳山に出かけてきた。御岳の駅に着いた時にはもう雨が降り出して来たのだが、にもかかわらずたくさんの人がロープウェイ行きのバスに乗り込んできたのには驚いた。もの好きは僕だけではないらしい。
キンポウゲ科レンゲショウマ属の多年草
花茎は50cmを超え、葉は名の由来となったサラシナショウマに似る。
花は3~4cmほどでハスの花に似ているので、レンゲの名がついた。深山のランプとか森の妖精等の別名もある。
分布は福島県から奈良県までの太平洋側で、北限に関しては岩手や宮城の記録もあるという。
たくさんの人が悪天候にもめげず訪れていた。
後ろ姿も品がある。
これはタマアジサイの花
フラッシュをたいて見たら、花の表情がずいぶんと変わった
一緒に咲いていたのは、フジバカマやソバナの花
ひときわ目に着いたのはトチバニンジンの真っ赤な実
見頃というはずだったが結構蕾が多く、まだまだこれからといった所
雨に打たれてゆっくりと揺れている。
花期がお盆と重なることや花の色形そして咲く姿から、亡くなった人の霊魂が花になって咲いているように感じられる。
蓮華魔性
この後、大楢峠を経て鷹巣駅へと下ったのだが、二時間の下山中出会ったのは僅か一組、静かな山行を楽しむことができた。