野に撃沈2

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。(k10D→k7→k30→)k‐5Ⅱsを忍ばせ、人気のない野山や公園、路地裏を彷徨い歩く

昭和記念公園の秋

2009-11-09 | 公園
 休日、昭和記念公園に秋を探しに出かけてみた。相変わらずのたくさんの人出だが、148haもの広さがあるのであまり苦にはならない。

 立川口からすぐのカナール、銀杏並木の紅葉は3,4分といったところか。曇りがちの空模様が少し残念。



 木々の紅葉は始まったばかりだが、蔦紅葉は今が盛り






 カエデ類の紅葉はまだまだだが、気の早い木はいち早く見事に染め上がっている。



 ふれあい広場から水鳥の池へ


 ここのベンチは非常に雰囲気が良い



 



 ナンキンハゼの実






 イイギリの赤い実、まだ緑色の葉との対比が美しい






 花も全く見られないわけではない



 ボケの花やお茶の木の花も咲いている







 スイレンだって咲き残っていた


 
 今が盛りと咲いているのはサザンカ、この純白のサザンカの前にはずいぶん人だかりができていた。






 モミジバフウのあでやかな紅葉



 うんどう広場脇を通ってイチョウ並木通りへ。この日はちょうど中学生の駅伝大会が開かれていたので、周囲はトレーニングウェア姿の若者たちで溢れ返り、いつもより一層混雑していた。ここでは先月箱根駅伝の予選会が行われていた。






 春にはチュ-リップやムラサキハナナの群生地となる林間広場をぬけトンボの湿地へ。赤とんぼやイトトンボがまだ飛んでいたのには驚いた。






 日本庭園へ、今日はどういうわけか何時も閉じられている東の門が開放されていた。池に浮かべられていた菊の花。



 菊舟の趣向は初めて見た










 池の中の小島は亀甲を模している。


 竹林の中には蔦や烏瓜の朱の点と、カクレミノの黄葉が配されていた。



 こもれびの里へ。檜の葉なのだろうか、針葉樹もこんな紅葉をするとは知らなかった。







 クマシデの実



 ホウキグサ(コキア)の実はトンブリとなり、とても美味しい




 これはサトイモの茎。










 僅か3時間半足らずの散策だったが、珍しい秋の実や紅葉もみられ充実した楽しい時間を過ごすことができた。