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<大阪都構想>橋下市長 議会で「住民投票負けたら辞めて」

2015-02-27 06:59:28 | 行政

 大阪市を解体・再編する大阪都構想を巡り、大阪市議会で26日、代表質問が始まった。「協定書を白紙に戻して議論すべきだ」と迫る自民党に対し、橋下徹 市長(大阪維新の会代表)は「住民投票で負ければ政治家を辞める」と改めて表明。逆に「住民投票で負けたら辞めてください」と挑発し、激しく対立した。

 「一度否決された毒まんじゅう。市民に出すのは無念」。自民の北野妙子市議の訴えに、橋下市長は「今の大阪市こそ毒だらけだ」と切り返した。

 北野市議は「都構想による効果額はゼロに等しい。大ばくちだ。特別区の財源は保証されず、市町村より下になる」と批判。橋下市長は「前からこういう議論 をしたかった」と応じ、バブル期の市政の失政を例示して「二度と同じことを起こさせないよう、統治機構を変えなければいけない」と唱えた。

 一方、維新の丹野壮治市議の質問に対し、橋下市長は「市長は直接住民と会話しなければいけない課題が多いが、無理だ。5人の公選区長を置き住民の声をくむべきだ。住民サービスは上がることはあれ、下がることはない」と意義を語った。

 協定書の内容に反対の一方、住民投票容認の公明はこの日、市議会、大阪府議会のいずれの代表質問でも、都構想に触れなかった。ある公明市議は「問題点を 指摘しても答弁をすり替えられるだけだ」。府議団の清水義人幹事長は「否決した協定書と変わっていない。同じ質問をしても時間の無駄だ」と語った。【山下 貴史、林由紀子】


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