金榮山徳正寺住職のトラ・バスの香り

阿弥陀さまとクルマとSTARDUST REVUEをこよなく愛する住職がつぶやく日常

目覚め

2015年08月21日 20時16分54秒 | 日々あれこれ
あ~、ウチやった・・・


また、台風が来ています。
15号は西日本直撃か・・・

心配です。

先日の13号の後、大分涼しくなってきました。
まだ、日中は暑いものの夜から朝は寒い時もあるくらい。
涼しき風に力の入った肩も力が抜けます。

娘の話、

夕方、食事のお手伝いの合間にテーブルで読書をしながらウトウト、ウトウト・・・
夢と現実の境目ってところでしょうか、
ウツラウツラ思ったのだとか・・・

「あっ、ハヨ帰らんといけん」って。

願生る日常があるのでしょうか、
学校の図書館にいるような感覚だったとのこと。

「あ~、そうよ、ウチやったい・・・」って思ったとか。

その時の気持ちを尋ねた訳ではないのですが、
多分、大好きなお母さんのもとにいることの安心があったのではないでしょうか。
そう思うコイツはウルウルしているのです。

もうご飯の支度も出来上がっています。
大好きメニューの幸せな香り。

あ~・・・よかった。

ご飯、せんでいいんや・・・
一人じゃないんや・・・

日常のしんどさがあるが故に
ず~っと坊守のお手伝いをしてくれています。

もうちょっと一緒にいれそうです。
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汚れ

2015年08月20日 20時21分13秒 | 洗車日記
愛しくて・・・


数日間、息子が乗り回した愛車。
本人は、洗車する気満々だったようですが
生憎の雨続き・・・

ゴメン、汚したまんまで・・・って帰って行った。

自らは
激しき雨にも打たれ、
周りの車が跳ねた泥水にも打たれる。

そして、自らが駆け上がるために溜まり水をも跳ね越えていきます。

そうやってひと時を進んでくれる、コイツの為に。

止まり静かに休む姿は、
コイツをいつでもどこへでも運べるように力をためているよう・・・

愛しくて、コイツ。

こんなになりながらも一緒にいてくれる。
せめてきれいにしてやらなければ申し訳がない。

先ずは、足回りから。

ホイールもタイヤもハウスもドロドロ。
「ようこそ、運んでくれてありがとう」ってつぶやきながら
泡々いっぱいのスポンジで優しく優しく汚れを落す。

そっと手でタイヤの接地面一周を撫でてやる。
痛いものが刺さってないか・・・って。
大丈夫、溝も良し。

ボディーも泡々で優しく優しく。
きれいな水滴がコロコロ残ります。
青い空にピッカピッカに輝きます。

「いつでもどうぞ!」ってな感じでキラキラ輝きます。

このチッポケナなピクチャーウインドウから何が見えたんだろう・・・

少なくとも未来に向かって今を越えていくのでしょうね、
汚れようとも、ボロボロになろうとも、
右足に力入れながら・・・

「よっしゃー、イッケー!!!」って。

願生れ!!!
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もう少し・・・

2015年08月19日 20時10分00秒 | 日々あれこれ
生きていたい・・・


「火垂るの墓」を引きずっています。
大切にしなければならないものがある。
忘れず胸においておきたいものです。

幼くして両親に死に別れる。

どうしよう・・・
どうなるんだろう・・・

震えながら映画の中の幼き兄妹を観ていました。

もう少し・・・
もうちょっとだけ・・・
このいのちを・・・

果てしなくあるように思う自らのいのちの長さ。
儚きことは分かっているような気でいるのですが、
やっぱり他人事、
コイツのいのちは、まだまだ・・・

愚かなことです。


息子が短い帰省を終えて自らの生活に帰って行きました。

全員集合、
楽しかったです。

ここにいるということはいいですね、
息子を呼べば返事が帰って来ます。
愛しい声です。

コイツ、安心です。

「もう少しいろよ!」って言いたいところですが飲み込みました。
息子の道ですから・・・


娘とドライブに出掛けてきました。
ず~っと娘の運転。

「今日は、ず~っとエンジン音を聞いていたね!」ってカッコいいことを言う。

往復200キロの道のり。
ラジオのDJよろしく、止めどなく語ってくれます。
こんなに喋れたらいいよな~って思いつつ楽しいひと時が流れます。

こちらはもうちょっといてくれるようです。

コイツ、安心です。


なんにもしてやれることなんてないコイツ。
それでももうちょっと一緒にいたいよな~。

死しても尚一緒におれると聞かせていただきながらも
このここが愛おしくて・・・

また会おう!
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宝石のような骨の欠片

2015年08月18日 20時22分24秒 | 日々あれこれ
やっぱり戦争、ダメだよ・・・


先日、放送されていた「火垂るの墓」
一応、ハードディスクに録音していました。

悲しいけど・・・好きな映画です。

観よう!っていう気構えが必要です。
そうなれなかったので観てなかったのですが、
思い切って観ました、コイツ。

やっぱりいい映画です、「火垂るの墓」

兄妹で生き抜きます。
不安を抱えながら生き抜きます。

親戚の家もギクシャクして出てしまう。
池のほとりの横穴が二人の家に・・・

食べるものもなくなり
夜な夜な畑を荒らす・・・
十分、悪いことだと知っているのです。
そんなことはしたくないのです。

でも・・・

現行犯で捕まりボコボコにされる。
派出所に連れて行かれ解放されるお兄ちゃん・・・
身も心もボロボロになりながら派出所を出ると
身体の調子が悪い妹ちゃんが心配して来ていた。

心配なの半分、
寂しいの半分、
切ない妹ちゃんの姿。

殴られ腫れあがった顔に涙がつたう・・・

「お兄ちゃん、行かんといて・・・どこにも行かんといて・・・」

貯金を全部出し買い出しした品々、
その中のスイカを一口、口に含ませてやる、

「美味しい・・・お兄ちゃん、おおきに」ってやっと一言つぶやき亡くなっていく。

こんなことがあっていいのか・・・
こんなことを起こしていいのか・・・

一人、泣きました。

何が一番大切なのか・・・
観る度に教えてもらって頷けて日常を省みる。

でも、愚かなるコイツは煩悩の雲に覆われる。
ごめんね、セイタさん・せっちゃん。

きれいに生き抜いた命は
遺骨も宝石のように輝くのです。

各ありたいと思うのですが・・・
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遇う

2015年08月17日 20時55分39秒 | 日々あれこれ
よくよくのご縁で・・・


ちょっと一段落です。
坊守の大きな力を頂いてなんとか・・・
安心しました。

多くの方々とお会いしました。
この方も、この方も・・・

それぞれに悲しみに、辛さに、切なさに、
押しつぶされそうになりながら今日を重ねる。
「生きている」そう感じながら・・・

「ようこそ、また、お会い出来ましたね!」
そう言いながら優しいひと時を頂いたことです。

大切なお方のご縁を頂いて会わせていただきます。

引きずり出して下さる、真実の親さま(阿弥陀さま)の前に。
ず~っと立ち向かい、ギュッと抱きしめて下さるおはたらきの前に。

会えることじゃなかったのに
お陰で遇わせていただきました。

遇えてよかった、本当にそう思う。

迷いの世界にいのち頂いた。
不安いっぱい・・・
生きていけるのか・・・

狭いようで広いこの日常の中で
あなたに出遇う・・・

偶々、出遇う。

肩寄せ合うように支え合えば何とかなるのです。
一人ぼっちじゃないと気付けば・・・

大切にしよう、このひと時を・・・

最高のビール、いただきました。
美味しかったな~!
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