金榮山徳正寺住職のトラ・バスの香り

阿弥陀さまとクルマとSTARDUST REVUEをこよなく愛する住職がつぶやく日常

この空の下で・・・

2015年08月06日 19時51分25秒 | 日々あれこれ
暮れていきます・・・


今日も快晴でした。
少々暑いですけど爽やかな汗が流れます。
中途半端な田舎です、
過疎化で人がいない静けさなのか、
山に囲まれ静かに暮らします。

自然に暮れる空を見ています。
刻々と移り変わる空模様、
大体が乏しい言語ですから表現できませんが
きれいなもんやな~ってぼえ~っと・・・

この同じ空の下、
家族のものも門徒の皆さんも友だちも会ったこともない人も
それぞれに生きているんですね。

うれしいですか、
悲しいですか、
楽しいですか、
辛いですか、

それぞれにそのまんま大空のど真ん中に今日、いただきました。

「大空の真ん中!」坊守の言葉。

端っこにしてくれんのですね、どうしても。
コイツを真ん中、ど真ん中にしとってくださいます。

そう思い見上げると
わりあい、いいもんですね、このいのち。

遠い地でご門徒が御往生なされたと電話で聞きました。
法名を・・・ということでした。
今から行きましょうかって出かかっていました。
でも、多分チケットが取れなかったでしょう・・・
急ぎ法名を考え送らせていただきました。

考えながら懐かしいお姿を偲びます。

きれいな花を仏間中お飾りされるお方でした。
「きれいですね~」って
お浄土の薫りの中に座らせていただくようでした。
そんな想いを込めながら・・・

お嬢様からお礼の電話をいただきました。
涙声・・・
きれいな法名を・・・

丁度、お内仏様でお勤め中でした。
親さま見上げながら
「あなたのおはたらきのなんと優しいことか・・・」ってつぶやいたことです。

お浄土がある・・・
帰るところがある・・・

そう言える今、
なんとま~・・・有難いことか。

今日も暮れてしまいました。
明日も願生ろう!
コメント
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