金榮山徳正寺住職のトラ・バスの香り

阿弥陀さまとクルマとSTARDUST REVUEをこよなく愛する住職がつぶやく日常

もう少し・・・

2015年08月19日 20時10分00秒 | 日々あれこれ
生きていたい・・・


「火垂るの墓」を引きずっています。
大切にしなければならないものがある。
忘れず胸においておきたいものです。

幼くして両親に死に別れる。

どうしよう・・・
どうなるんだろう・・・

震えながら映画の中の幼き兄妹を観ていました。

もう少し・・・
もうちょっとだけ・・・
このいのちを・・・

果てしなくあるように思う自らのいのちの長さ。
儚きことは分かっているような気でいるのですが、
やっぱり他人事、
コイツのいのちは、まだまだ・・・

愚かなことです。


息子が短い帰省を終えて自らの生活に帰って行きました。

全員集合、
楽しかったです。

ここにいるということはいいですね、
息子を呼べば返事が帰って来ます。
愛しい声です。

コイツ、安心です。

「もう少しいろよ!」って言いたいところですが飲み込みました。
息子の道ですから・・・


娘とドライブに出掛けてきました。
ず~っと娘の運転。

「今日は、ず~っとエンジン音を聞いていたね!」ってカッコいいことを言う。

往復200キロの道のり。
ラジオのDJよろしく、止めどなく語ってくれます。
こんなに喋れたらいいよな~って思いつつ楽しいひと時が流れます。

こちらはもうちょっといてくれるようです。

コイツ、安心です。


なんにもしてやれることなんてないコイツ。
それでももうちょっと一緒にいたいよな~。

死しても尚一緒におれると聞かせていただきながらも
このここが愛おしくて・・・

また会おう!
コメント
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