バリバリバリ・・・
かたちあるもの
いつかは滅びる、
分かってはいるものの
なかなか慣れなくて・・・
過疎化高齢化の波、
亡くなる人あれば
その家もなくなる。
人の住まなくなった家は
朽ちるのも早く、
切なく感じます。
なんでもそうですけど
亡くなる時は音を発するのですね。
壁を落とす音、
柱を砕く音、
ミュージシャンの長渕剛さんがテレビで仰っていた。
偶々、インドのガンジス河で人を荼毘にされるご縁に合われたとか、
白布で巻かれた遺体が焼かれる。
遺体から油が火に落ちジュージューと音を立てる。
何時間経ったか、
バキバキバキバキと骨が音をたてて折れ砕かれ
遺体が動く。
骨の一部が辺りに飛び交う
その骨に当たり
アチチチチって生を感じる。
それでも
何ら変わらず時は流れて・・・
静かです・・・