金榮山徳正寺住職のトラ・バスの香り

阿弥陀さまとクルマとSTARDUST REVUEをこよなく愛する住職がつぶやく日常

慣れない音

2021年08月21日 19時30分44秒 | 日々あれこれ

バリバリバリ・・・


かたちあるもの
いつかは滅びる、

分かってはいるものの
なかなか慣れなくて・・・

過疎化高齢化の波、
亡くなる人あれば
その家もなくなる。

人の住まなくなった家は
朽ちるのも早く、

切なく感じます。


なんでもそうですけど
亡くなる時は音を発するのですね。

壁を落とす音、
柱を砕く音、

ミュージシャンの長渕剛さんがテレビで仰っていた。
偶々、インドのガンジス河で人を荼毘にされるご縁に合われたとか、

白布で巻かれた遺体が焼かれる。
遺体から油が火に落ちジュージューと音を立てる。
何時間経ったか、
バキバキバキバキと骨が音をたてて折れ砕かれ
遺体が動く。
骨の一部が辺りに飛び交う
その骨に当たり
アチチチチって生を感じる。


それでも
何ら変わらず時は流れて・・・



静かです・・・
コメント
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