金榮山徳正寺住職のトラ・バスの香り

阿弥陀さまとクルマとSTARDUST REVUEをこよなく愛する住職がつぶやく日常

徐々に

2017年05月11日 20時30分34秒 | 日々あれこれ
ようこそな~・・・


初めて伺うきれいなお家。
今風の可愛らしいお家です。

こんなの憧れるよな~って思うコイツ。

御入仏の法要に会わせていただきました。
「座敷もあるのですがみんなが集うリビングに・・・」って
予め相談を受けていました。

「そうですね、
 座敷に改まってってのもいいのですが
 みんなが集い参りやすいところがいいですよね」

優しいお姿の阿弥陀さま、
今日も特等席で拝ませていただきました。

崩れるコイツを知り抜いて
恐ろしきコイツも知り抜いて
ジッとしておることもできずにお立ち向かい。

そのこと知らせてくださいます、
どこに行っても、参っても。

申し訳ないことです、本当に。


愛する人がご縁となってくれて
この大切な空間を仕立て、
手を合わせる姿にして下さる。

手を握り、
背中を擦り、

この今を一緒に歩んで下さる。

お仏壇の横には
満面の笑みの写真が飾られてありました。

「優しいお顔で笑っておられていい写真ですね」

声が聞こえてきそうです、
「えらかったね」って。

今はこの写真しか見えないんでしょうね。
コイツがその立場になった時にはきっと同じ姿だと思います。

安心して泣いて
その時を生き抜いたらいいんです。

そして
手を合わしお念仏申させていただきながら
徐々に、徐々に
ず~と一緒におって下さる
阿弥陀さまのおはたらきに気付かせていただきましょう。


願生ろう!

コメント
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