金榮山徳正寺住職のトラ・バスの香り

阿弥陀さまとクルマとSTARDUST REVUEをこよなく愛する住職がつぶやく日常

霞む

2017年05月07日 20時39分17秒 | 日々あれこれ
鬱陶しい・・・


朝、窓から見る景色は何かに覆われている。
モヤ~ッとした感じで。

黄砂だそうです。

連休最後の日だったのですね。
ニュースの中では
思い出を語る子供や
明日からの仕事への
気持ちの切り替えを語る大人たち・・・

毎年の光景ですね。


子どもが幼い時には帰っていた故郷も
大きくなるにつけ
学校も私生活も忙しくなり自然と遠くなる。

そして、多くの人もご縁に会うよりも
どこかに行くことの忙しさを語られることも多くなる。

どこか物寂しい気持ちがします。


話好きのご門徒とひと時
本堂でのご縁をいただきました。

以前は遠方に居られるきょうだいの方々も帰省されていましたが
時が流れ
あの時感じたこころも何かに覆われるのでしょうか・・・

たとえ帰られなくとも
仏さまのおはたらきは背中を向けるそのまんまを抱きしめて
この時を共に歩んで下さる。

出来ることであれば
そんな真実の愛に気付ける人生でありたいですね。
否、あの時一緒に気付かせていただいたのですから
きっとその胸の奥底に残っているはず。

すれば、真っ暗な今ではなかったのですね。

こころを亡くし生き抜く愚かさを突き抜けて
ず~っと至り届いて下さっていました。

これからも大切に大切に・・・
コメント
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