はいほー通信 短歌編

主に「題詠100首」参加を中心に、管理人中村が詠んだ短歌を掲載していきます。

完走しました(中村成志)

2012年08月30日 18時18分33秒 | 題詠100首blog2012

『題詠100首blog 2012』、無事完走しました。

毎年、個人的に縛りというかルールを設定して参加してるんですが、今年の縛りは『です・ます』調。
意外に難しかった、というのが正直な感想です。
「です」「ます」を使っていない歌にも、ニュアンス的にそんな感じが出ていたら、嬉しいです。

もうひとつ、これは縛りではないんですが、『気楽につくろう』。
実は、この大会と平行して『一日一首』という個人的イベントをやってまして、これが地味に頭を使うんですね。
なので、古巣とも言えるこの会場では、(言葉が悪くて申し訳ないんですが)あまり考えず、肩の力を抜いて、楽しみながら歌いたいなあ、と。

推敲や技術といったことをあまり意識せずに作りました。
結果、拙い作品が並んでしまいましたが、初めて歌を作った頃の心持ちを、思い出すことが出来ました。

まだ走られている方々のご検討をお祈りするとともに、
来年の大会を楽しみにしています。

どうもありがとうございました。



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2 コメント

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祝・完走 (すぎな)
2012-10-16 19:22:52
とーーーっくに完走されていたのに、おそくなってごめんなさい
一日一首とも合わせて、こつこつペースにただただ感服です。
並べてみると、ずいぶん印象がちがいますね。題詠のほうは、いい感じに風通しがよくて、心地よいペースで読めました。でも、『です・ます』調が並ぶと妙な怖さもにじみ出るのはなんだろうたくさん作ることで見えてくることもあるようで、中村さんのまだまだ続く長距離走に期待しています。

評論、今年は最終選考に残った人がずらっと並ぶコーナーがなくて、「あれ、応募少なかったのかな?」と一瞬思ったのですが、よくよく読むとむしろ多かったみたいですね。でも、中村さんの切り口はオンリーワンだったんじゃないかな。あまのじゃくばんざい。初出と歌集とを比較したときの、視覚的な効果の違いに注目されているのがおもしろかったです。
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すぎなさんへ (中村成志)
2012-10-16 21:13:31
どうもありがとうございます。

「一日一首」と「題詠」。
併走してやっているときは、正直、「一日~」の方が主かな、と思っていたのですが、読み直して比べてみると「題詠」のほうが風通しが良いというか、良すぎるというか……
こっちの方が自分の本質に近いんじゃないか、とも思います。いろいろな意味で。
まあ、あれこれやってみて損は無いだろう、ということで。なんだかんだで、やってて面白いし。

評論も、読んでいただいてありがとうございます。
内容や質はさておいて、「どれくらいヘンテコな視点から見たか大賞」では、けっこういい線行ってるんじゃないかと。
荻原裕幸さんの歌を、初出雑誌を含めて、集中して読めたのも楽しかったです。

すぎなさんも、評論書きましょう、評論!
おもしろいですよー、しんどいけど。
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