腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



久しぶりの“ROLEXの秘密”シリーズ。

修理仕上がりの中にROLEXの“Air-King(エアキング)”がありましたので、今日はROLEXに付いている名前をご紹介。

まずそのエアキングがこちら↓


東大阪市在住のY様所有。Ref.14010のエアキング。ベゼルに“エンジンターンド”と呼ばれる刻みが入っています。ターンドですが、回転はしません。カレンダー無しのシンプルなデザイン。ON、OFFどちらにもバッチリ合います。
Y様、大事にお使い下さいませ。


ROLEXのモデルには色々名前が付いています。その名前の事を“ペットネーム”と言います。正式なモデル名以外の「愛称」のことです。一番最初に付いたのが、そう“エアキング”。
エアキングのように文字盤に表記しているタイプや全く書いていないモデルもあります。

あの“デイトナ”も実はペットネーム。知ってましたか?正式モデル名は“コスモグラフ”です。

デイトナにもペットネームというか愛称の付いたものがあります。Wペットネーム?
こちら↓


1960年代のRef.6239。インダイアル(文字盤の中の3つの黒い丸の部分のこと)の目盛りに四角のデザインが施されているものを“エキゾチック”とか“ポール・ニューマン”と呼びます。もちろん、あの名優ポール・ニューマン氏が着けていたからです。
エキゾチックってのは...見た目がエキゾチックだからでしょう(汗)

その他、デイトジャストでべセルが回転するモデル(ターン・オー・グラフ)のことを“サンダーバード”と呼んだりします。
何故サンダーバードなのかは不明。こちら↓


今日はこのへんで。


エキゾチックな生活がしてみたい腕時計修理専門店トゥールビヨン店主。
エロチックでもまぁ良しとしよう。うん。

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