フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

リゴベルタ

2007-05-29 20:06:35 | Weblog
バジルから聞いた話だけど、中南米のある国では、ストリートチルドレンが、爆発的にいて、経済的な格差がひどく、何時、自分が、その境遇に投げ込まれるか、分からない社会だって。6歳のときに両親がなくなって、襤褸のタオル1枚で、家を追い出された少女の話を聞かせてくれた。アメリカに越境して、不法入国で逮捕されることが、唯一の希望だと言う現実。アメリカは、懐が広いから、不法でも、未成年者は、受け入れ、教育して、アメリカ人となる方法が選択できるシステムがあるらしい。そこで、無事つかまって、アメリカ人となるために、何の教育もうけず、字すら書くことが出来ない子供が、たった1年で、英語をマスターしていくんだ。凄いと思わないかい。自分達は、国が、安定してるおかげで、きちんと教育も受け、10年以上英語教育を受けているのに話せないなんて、ミットもないよね。つくづくそう思った。確か、リゴベルタ メンチュウという女性革命家が、グァテマラで立ち上がったのも無知から解放されて、教育を受けることができたからだと聞いている。さすれば、平和ボケの日本人も教育は、たっぷり受けているんだから、1年で、英語をマスターしなければ、笑われるよね。英語と言っても、言葉だから、コミュニケーションの道具だから、馬鹿とはさみの関係だから、人付き合いの上手い人を見習って、話題を作っていけば案外簡単にいけるんじゃないかなと思っている。世界には、大変な人がたくさんいるんだから、少々のことで音を上げずがんばろう。
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