マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

初めに
カテゴリーの「基本ルール」をお読み下さい。

「007 カジノ・ロワイヤル」

2006-12-07 08:55:06 | 2000~2010年代 映画

007 Casino Royale (007 カジノ・ロワイヤル) 2006年 イギリス・チェコ・ドイツ・アメリカ作品



監督 マーティン・キャンベル
出演 ダニエル・クレイグ エヴァ・グリーン マッツ・ミケルセン ジュディ・デンチ

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
任務執行中は、自分の一存で人を殺しても良いという“殺しのライセンス=OO(ダブルオー)”を取得したジェームズ・ボンドは、初めての任務についた。それは、テロリストの資金源である“謎の男”の正体を突き止める事。その手がかりの一つとして、爆弾男のモロカを捕らえようとマダガスカルに飛んだボンドは、フランス大使館内までモロカを追い詰める。しかし、生きていても世間の迷惑だとして、その場でモロカを射殺してしまうボンド。国際ルールを破り、マスコミにも批判を受けたMI-6の責任者Mは、彼を007にした事を少し後悔するのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
10月に劇場で映画を見たときにこの映画の予告編を見たのだ。
007はもともと興味も何もなかったが、映画の雰囲気と、ダニエル・クレイグの容姿(金髪&ブルーアイに心惹かれる自分)につられて公開初日に車を飛ばして見に行った。

見始めてすぐに、これDVD買いだなと思ったくらい面白かった。
007に別段思い入れもないので、素直にダニエル・クレイグのボンドに入り込めた。
今までに2作品しかこのシリーズは見たことがなかったのだが、どうもボンドは好きになれなかった。こんな軽い男なのか~と苦手なタイプだった。(詳しくは、「ワールド・イズ・ノット・イナフ」の感想日記をどうぞ)
だが、今回の荒削りなボンドはむちゃくちゃ好感が持てた。
ラブシーンはともかくアクションは、かっこよかったのだ。
毒を盛られてのシーンはなかなかいい表情を見せていたのではないかと思う。
演技も立派だと思った。彼のボンドだったらこのまま何作も見たい気がした。
今回、体調が悪かったせいか(前日は遅くまでちょっと用事が立て込んでいたのだ)ストーリー的に分からなかった場面がちらほら。後で、友人に説明してもらったが、エンドロールが出てくるまで、頭の中で整理がつかなかったのだ。
彼女は、いったいどっちに味方だったんだ。(ボンドだと思うが)

で、どうも最初から彼女がうさんくさいと睨んでいたからダメだったのか、それともエヴァ・グリーンが苦手だったのか、二人が愛し合っているという印象がないのだ。
ボンドがそんなにショックを受けているようにも思えず、衝撃的な結末と騒がれているが、自分にはそうは思えなかったのだ。
ひねくれすぎなのだろうか?それともスパイものの見すぎ?

ともかく、
なんだかんだ言いながら、もう一度みたい作品なのだ。なんだか知らんけど。
そうそう、悪役のミケルセン。目つきが鋭く、怖かったけど、血の涙は痛そうだったなあ。
拷問は何故にあんな感じで?

さて、次回は2年後という事らしい。また、面白いといいなあ 。


コメント (9)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「ドクター・フー」 第14話 | トップ | 「24 シーズン5」 »

9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
衝撃と言うか・・・ (哀生龍)
2006-12-07 19:24:05
>ボンドがそんなにショックを受けているようにも思えず、衝撃的な結末と騒がれているが、自分にはそうは思えなかったのだ。

一応スパイ物だとは思うのですが、予告とか各種宣伝活動で、色んな情報が事前に流れすぎでしたよね?
知り過ぎていたせいか、衝撃もへったくれもなかったです(苦笑)
返信する
どれのことかと思ったら (まめ)
2006-12-07 20:31:58
こんばんは~

ダニエル007かっこよかったですよね!
ワイルドな007を、00になったばかりだから、
という理由づけをしてうまく交替できたことが、
一番の収穫♪

最後に衝撃が、って宣伝してるって聞きましたが
衝撃なんてないじゃ~んと思ってしまってました。
アレのことだったんですね( ̄▽ ̄メ)
あんまり過剰な宣伝は良くないっす。

今から次回作が楽しみです(^○^)
でも、次回は変な拷問しないでね(爆)


返信する
衝撃の結末? (takbout)
2006-12-07 20:57:54
哀生龍さん
>予告とか各種宣伝活動
最近は知らせすぎですよ、本当に。
予告だけでお腹いっぱいになっちゃいますもんね。
こういう作品ほど気をつけて欲しいです♪

それにしても新生007はかっこよかった。(笑)
返信する
例の拷問(爆) (takbout)
2006-12-07 21:01:05
まめさん
>次回は変な拷問しないでね(爆)
ボンドに裸は付き物と教えられましたが、まさか、まさかのあの場面で・・・。
あんな拷問もあるのねえと逆に関心しましたが。いささか女性には理解しにくいかな。(爆)

>今から次回作が楽しみです(^○^)
本当に、今からすっごく楽しみです♪

返信する
衝撃の・・・ (くりりん)
2006-12-29 22:33:58
私もなんのことか分かりません。
ダニエルさんは純粋に、見てくれが格好良かったです!
あと私はオープニングが気に入りました。
これだけのために、もう一回見たいなあ(こら)

たしかにあの二人のラブシーンは淡泊でしたね。
その点はショーン御大にはかないませんね。

今年一年ありがとうございました。
よい年をお迎えください。m(_ _)m
返信する
いつもありがとうございます。 (takbout)
2006-12-29 23:05:12
くりりんさん
>私もなんのことか分かりません。
そうですよね。あの宣伝文句おかしいですよね。

>その点はショーン御大にはかないませんね。
見てないんです。(T_T)
いつかは、往年のも見ないとなあとは思っているのですが。(^^ゞ

こちらこそ、今年1年ありがとうございました。
来年もどうかよろしくお願いいたします。
くりりんさんもよいお年をお迎え下さいませ。

返信する
お久しぶりです~ (alex)
2007-01-10 16:17:46
tabouさん、こんにちは!ご無沙汰してます、alexです。
「カジノ・ロワイヤル」、私もめちゃくちゃはまりました!!
結末は衝撃じゃなかったですけど(笑)先が読めすぎ?

でも、ボンドがMに対して「the bitch is dead」と言ったあたりはボンドの傷の深さを感じました。「時間が必要?」とMに言われて「なぜ?」と即答したあたりとか。

あのcrazy blueの瞳にやられて、思わずダニエル祭ブログを立ててしまったくらいめろめろです(^^; 
今年こそはサイトのメンテ(リンクページ)をメンテするので、出来上がったら是非リンクさせてくださいませ!
今年もどうぞよろしくお願いいたします!
返信する
あ、拷問ですが (alex)
2007-01-10 16:20:20
あの、オナゴにはよく分からない拷問、原作にあるんですね。原作はあんなロープじゃなくてカーペット叩きなので、あそこまで痛いかどうかナゾですが・・。
でも原作ではカーペット叩きでぴしぴしされて血溜まりができてたので、原作の方が痛いのかも。。。と思いました。(予断ですが、撮影の際にホントに当たってしまって悶絶したという噂も・汗)
返信する
こちらこそよろしくです。 (takbout)
2007-01-10 17:40:36
alexさん
昨年はありがとうございました。こちらこそ本年もよろしくです。

>是非リンクさせてくださいませ!
是非是非、こちらこそお願いいたします。<m(__)m>

例の拷問(爆)
自分も原作読みました!
読んでて出てきたときには、来たよ、来たよ!と何故かわくわくしながらその場面を読んでしまいました。原作の中のボンドは再起不能とまで言われてましたね。

早く次回のボンドみたいです♪(まだ上映されてるのですが・・・)
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

2000~2010年代 映画 」カテゴリの最新記事