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機関銃のような言葉遊びに抱腹 しかし

2013年08月10日 21時46分01秒 | 素人の劇評
8/10 14:30
「バカの瞳はもれなく綺麗」GORE GORE GIRLS
北池袋 新生館シアター

かつて勤めていた下板橋の隣の駅。池袋に近い町でありながら、くすんだ印象のあるところだ。
ちょうど国鉄が民営化する寸前。ここには、国鉄の家族寮があり、どこの家庭でも、民営化を受け入れる立場と、それを認めないで抗議を
続ける立場との選択で、苦渋の選択を強いられていたはずだ。

コリッチの「観てきた」欄に書いたものを転記。

「おもしろかったです。とりわけ言葉の選び方がいいですね。奇抜な比喩や定義づけが、機関銃のように発せられて、私もお客さんと一緒になって肩を震わせて笑っていました。 ただ、ただ、です。 私の好みとしては、このようなギャグやらコントに近いものだけでは、物足りなさも感じています。(「じゃ、コントってなんだ、ギャグってなんだ。演劇とどう違うのか」なんて言われても答えられませんが)後半になると、ちょっと「楽しいはず」の台詞が鼻についてきてしまいました。 ストーリーとか、表現・演技とか、そんなものを中心にした楽しみ方をしてきた私には、その「薄さ」が、物足りなさの理由だと思います。 こんなジャンルの劇もありだし、それで笑い転げているお客の存在も、まったく否定するものではありません。 笑わせることは、なかなか難しいものですから、それはそれで素晴らしい劇団です。 すみません。奥歯にものがはさまったような評し方で。 」
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