ゴールデンウィーク。
ただただ、疲れを癒すだけの最初の3日間となっている。
なにもしたくないので、それならと、私の「仕事部屋」、とくに本棚の整理をした。
壁にくくり付けの本棚には、収納をはるかに越えた数のために、棚毎に2列に押し詰めて収めているが、それでも足りずに、私の座る左右、そして背後にも本の山が築かれている。
あっという間にたまってしまう、この悪癖。
とにかく減らすことしかない。
1冊1冊、思い出に浸りながら、「まだこれは必要」「そのうち読むかも」「あっ、これはもういいか」などと、売り払うものと残しておくのを振り分ける。
時間はたっぷりある。
作業が終わったのが、休みに入った2日目。
収納能力を最優先させるので、「泣く泣く」別れたものもある。
約300冊。
車に積んで、いざブックオフへ。
そこからは、落胆(というよりも怒り)ひとつ、光明ひとつ。
まず落胆から。
店に到着して、レジにいた「責任者らしき」男性に、「買っていただきたい本を持ってきました。駐車場の車にあります」と言うと、
「あっ、台車、そこにありますから」と、すげない返事。
この店舗は、駐車場が、道路を隔てた反対側にあり、いつもは店員さんが、「はい、今から運びに参ります」と言ってくれてたのに・・・
もう10回以上も、ここで買い取りをお願いしているが、自分で取りに行くという設定は初めてのことだ。
「忙しいのかな」と、店内を眺めると、店員は4人、それなりに仕事はしているが、これは毎度の光景と変わるところはない。
むすっとして、台車を押して1回目の搬入。道路はけっこう交通量があって、なかなか横断ができない、道路と路側帯、店の入口との間には、軽い段差があって、積んだ本が落ちそうになる。ますますいらいらする状況だ。
店内に入って、今度は若い男性店員に、「まず、これからお願いします。まだ向こうにあるので・・・」と、手伝いを暗示するが、へらへら笑うだけで、「あっ、じゃ、お願いします。入口にまだ台車ありますから」と冷たい言葉。
ついに、「いつもは、運んでいただいたのですが。システムとか人が替わったのですか」と話しかけると、聞こえたのか聞こえてないのか、やはりへらへら。
返事くらいしてもいいのに・・・
結局、3回駐車場と店を往復。
なにもコメント、わびもなし・・・・
「見積もりをしてもらって、<あっ、やっぱりこれ売りません>なんて言ってやろうか」などと、意地悪な考えも浮かんでくる。
さて、どれくらいに値踏みをされるのか。
「全部で309冊、21265円となります。よろしいでしょうか」
「いやだめです」と言ったら、どうなるのかなと思いつつ、「はい結構です」という、毎度の返事。
そうだ、また店と駐車場を苦労しながら往復をしなければならない。言わなくてよかった。
70円平均か・・・・安いなあ。
ここ何回かは、全てバーコードの読み取りで計算されるようになっている。それに加えて、汚れとか書き込みの有無で段階があるのだろう。
今回は、ブックオフで買った、「108円」などというラベルも剥がさないできているので、ほとんど10円の価値もないものも多いに違いない。
写真にあるような、長い長いレシートをもらう。1m以上!
1冊ずつの買い取り単価が示されている。
文庫「清冽」 「蘭」 「ハッカの薫る丘で」 みんな20円か・・・
あっ、「千のプラトー」は150円。
小説「彼が通る不思議なコースを私も」 70円。
100円以上のものは・・・
「イエスという経験」100円。 「散歩が楽しくなる雑草手帳」300円。 「宇宙のはじまり、そして終わり」100円。
「へんな星たち」100円。 「大栗先生の超弦理論入門」100円。 「社会の真実の見つけかた」100円。
あっ、これはたくさんあるので面倒くさくなった。
もう少し「高額」を。
「大衆の反逆」250円。 「カウンセラーが語るモラルハラスメント」250円。 「歴史家の案内する京都」350円。
「アメリカの歴史教科書問題」350円。 「漫画家ママのうちの子はADHD」250円。
「話す技術・聞く技術 ハーバートネゴシエーションプロジェクト」300円。 「無知な教師」500円。
「道徳教育の取扱説明書」350円。 「草花たちの静かな誓い」300円。
「はたらかないで たらふく食べたい」300円。 「ユーモアとしての教育論」450円。
「花の構造」300円。 「みかづき」350円。 「親鸞ルネサンス」300円。
「策略 ブラック学級づくり」300円。 「21世紀社会とは何か」450円。
「凡庸という悪魔」300円。 「ここまで進んだ!格差と貧困」300円。
「マチネの終わりに」300円。 「芸能人寛容論」300円。
・・・・疲れ・・・
そしてちょっと嬉しいこと。
今回の最高値が500円。
「無知な教師」もそうだが、もうひとつは「2016年版 日本の民主教育」であったこと。
単純ながら、「教育」に関したものであったことに、変な職業意識。単純ながら。
少し腰が痛い。
店員さん、忙しいのはわかるけど、本くらい運んでほしい、返事くらいほしい。
ただただ、疲れを癒すだけの最初の3日間となっている。
なにもしたくないので、それならと、私の「仕事部屋」、とくに本棚の整理をした。
壁にくくり付けの本棚には、収納をはるかに越えた数のために、棚毎に2列に押し詰めて収めているが、それでも足りずに、私の座る左右、そして背後にも本の山が築かれている。
あっという間にたまってしまう、この悪癖。
とにかく減らすことしかない。
1冊1冊、思い出に浸りながら、「まだこれは必要」「そのうち読むかも」「あっ、これはもういいか」などと、売り払うものと残しておくのを振り分ける。
時間はたっぷりある。
作業が終わったのが、休みに入った2日目。
収納能力を最優先させるので、「泣く泣く」別れたものもある。
約300冊。
車に積んで、いざブックオフへ。
そこからは、落胆(というよりも怒り)ひとつ、光明ひとつ。
まず落胆から。
店に到着して、レジにいた「責任者らしき」男性に、「買っていただきたい本を持ってきました。駐車場の車にあります」と言うと、
「あっ、台車、そこにありますから」と、すげない返事。
この店舗は、駐車場が、道路を隔てた反対側にあり、いつもは店員さんが、「はい、今から運びに参ります」と言ってくれてたのに・・・
もう10回以上も、ここで買い取りをお願いしているが、自分で取りに行くという設定は初めてのことだ。
「忙しいのかな」と、店内を眺めると、店員は4人、それなりに仕事はしているが、これは毎度の光景と変わるところはない。
むすっとして、台車を押して1回目の搬入。道路はけっこう交通量があって、なかなか横断ができない、道路と路側帯、店の入口との間には、軽い段差があって、積んだ本が落ちそうになる。ますますいらいらする状況だ。
店内に入って、今度は若い男性店員に、「まず、これからお願いします。まだ向こうにあるので・・・」と、手伝いを暗示するが、へらへら笑うだけで、「あっ、じゃ、お願いします。入口にまだ台車ありますから」と冷たい言葉。
ついに、「いつもは、運んでいただいたのですが。システムとか人が替わったのですか」と話しかけると、聞こえたのか聞こえてないのか、やはりへらへら。
返事くらいしてもいいのに・・・
結局、3回駐車場と店を往復。
なにもコメント、わびもなし・・・・
「見積もりをしてもらって、<あっ、やっぱりこれ売りません>なんて言ってやろうか」などと、意地悪な考えも浮かんでくる。
さて、どれくらいに値踏みをされるのか。
「全部で309冊、21265円となります。よろしいでしょうか」
「いやだめです」と言ったら、どうなるのかなと思いつつ、「はい結構です」という、毎度の返事。
そうだ、また店と駐車場を苦労しながら往復をしなければならない。言わなくてよかった。
70円平均か・・・・安いなあ。
ここ何回かは、全てバーコードの読み取りで計算されるようになっている。それに加えて、汚れとか書き込みの有無で段階があるのだろう。
今回は、ブックオフで買った、「108円」などというラベルも剥がさないできているので、ほとんど10円の価値もないものも多いに違いない。
写真にあるような、長い長いレシートをもらう。1m以上!
1冊ずつの買い取り単価が示されている。
文庫「清冽」 「蘭」 「ハッカの薫る丘で」 みんな20円か・・・
あっ、「千のプラトー」は150円。
小説「彼が通る不思議なコースを私も」 70円。
100円以上のものは・・・
「イエスという経験」100円。 「散歩が楽しくなる雑草手帳」300円。 「宇宙のはじまり、そして終わり」100円。
「へんな星たち」100円。 「大栗先生の超弦理論入門」100円。 「社会の真実の見つけかた」100円。
あっ、これはたくさんあるので面倒くさくなった。
もう少し「高額」を。
「大衆の反逆」250円。 「カウンセラーが語るモラルハラスメント」250円。 「歴史家の案内する京都」350円。
「アメリカの歴史教科書問題」350円。 「漫画家ママのうちの子はADHD」250円。
「話す技術・聞く技術 ハーバートネゴシエーションプロジェクト」300円。 「無知な教師」500円。
「道徳教育の取扱説明書」350円。 「草花たちの静かな誓い」300円。
「はたらかないで たらふく食べたい」300円。 「ユーモアとしての教育論」450円。
「花の構造」300円。 「みかづき」350円。 「親鸞ルネサンス」300円。
「策略 ブラック学級づくり」300円。 「21世紀社会とは何か」450円。
「凡庸という悪魔」300円。 「ここまで進んだ!格差と貧困」300円。
「マチネの終わりに」300円。 「芸能人寛容論」300円。
・・・・疲れ・・・
そしてちょっと嬉しいこと。
今回の最高値が500円。
「無知な教師」もそうだが、もうひとつは「2016年版 日本の民主教育」であったこと。
単純ながら、「教育」に関したものであったことに、変な職業意識。単純ながら。
少し腰が痛い。
店員さん、忙しいのはわかるけど、本くらい運んでほしい、返事くらいほしい。