正さん日記

世の中思いにつれて

国道8号で、車が48時間以上立ち往生、北陸の大雪、混乱続く

2018-02-08 12:02:13 | 社会

 北陸地方は、強い寒気による大雪に見舞われ、福井県内の国道8号線では、6日から車両が一歩も進めないほどの立ち往生状態が続いたが、8日の今日になっても完全に解消されていないようだ。

 このような冬型の気圧配置は次第に緩み、降雪は8日夕までの見通しとなっており、国土交通省は8日中の立ち往生の解消を目指しているとのことだ。

 このような事態の中で、福井市内のガソリンスタンドでは入荷がなく、1台あたり最大20リットルまでの給油制限がかけられた。

 雪は小康状態となり、8日午前9時時点の積雪は福井市で138センチ、福井県越前市で104センチ、金沢市で84センチ。いずれも平年の6~7倍超となっている。

 福井県では2人が亡くなり、屋根の雪下ろし中の転落などによるけが人は計16人で、その内7人が重傷という。

 国交省は、国道8号線の立ち往生について、8日午前9時時点で石川県内はすでに解消したが、福井県内でトラックなど約310台がとどまっていると発表した。

 車両はあわら市から坂井市の約5・5キロの上下線で約290台、坂井市から福井市の約1・8キロに約20台で。約1100台が残っていた7日午後5時半時点から約800台減ったという。

 一方、JR西日本金沢支社によると、8日は、特急サンダーバードと特急しらさぎが運休、在来線も一部が運行を再開したものの、まだ多くが数を半分程度に減らして運行するか、運行を取りやめている。

 学校への影響も続き、8日は福井県内の小学校140校と中学校56校、県立高校23校が休校した。

 気象庁によると、9日の北陸地方は高気圧に覆われ、福井市などでは晴れ間も見込まれている。屋根からの落雪に注意が必要であるほか、気温は低いため、路面の凍結にも警戒を呼びかけている。

 

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