正さん日記

世の中思いにつれて

松井秀喜が日本人初のMVP、ヤンキースが9年ぶりにWシリーズ制す

2009-11-05 16:16:48 | スポーツ
 今日(日本時間)行われた米大リーグ、ワールドシリーズ第6戦で、ヤンキースが7-3とフィリーズを下し、対戦成績4勝2敗で9年ぶり27度目の世界一に輝いた。
 昨年の覇者フリーズは、連覇を達成できずマニエル監督は無念の涙を飲んだ。ヤンキースは今年完成した新球場で2000年以来9年振りに王者を奪還、新球場初の5万人を超えたファンは歓喜に燃えた。
 5番・指名打者で先発出場したヤンキース松井秀喜は、先制2ランを含む3安打6打点の活躍で、チームを勝利に導き、シリーズのMVPを獲得した。松井秀にとってはヤンキース在籍7年目で、入団以来の目標だったというWチャンピオンに最高の形で到達できた。
 
 それにしても、今日の松井秀はまるで相手投手のペトロ・マルチネスをカモにしていた。第1打席の2回はランナーを1塁において今シリーズ3本目の右翼席へ飛び込む特大の先制2ラン。3回の第2打席では、1-2と1点差に迫られた場面で二死満塁から2-0と追い込まれながらアウトコースのボール球を中前に弾き返す2点適時打、5回の第3打席は、5-1とリードを広げて、走者一死一、二塁、ここで3番手の左腕・ハップから、観客総立ちの中、5球目を叩くと打球はあわや本塁打かという右中間フェンス直撃の2点二塁打となり、これでこの日6打点、ここで観客席から松井秀に「MVP」コールが送られた。
 松井秀は2回戦でも勝ち越しのソロ、3回戦では8回代打で登場し相手を引き離す2号ソロ、そして今日の大活躍と、日本人選手初のMVP獲得は当然の結果だった。
 
 今季の松井秀は、両ひざの故障で守備につけず、DHで起用され続け、序中盤まで不振をかこったが、後半から立ち直り、HR28本、打点90とまずまずの成績を残すことができた。松井秀は、今季で4年契約の期限が切れるため、シーズン途中で出ていたトレード話が、WシリーズMVP獲得により、どのようになるのか帰趨が注目される。
 今シーズンのヤンキースは、投手でサバシア、バーネット、打者でテシェラ、フイツシャーらの強力補強をし、これらの選手がそれぞれ報酬並みの活躍をしたことが大きかった。「写真:松井秀喜、2回、マルティネスから右翼席に先制の2点本塁打・ロイター」「関連:10月14日
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