正さん日記

世の中思いにつれて

安倍強権政治を可能にしているもの

2017-06-18 11:39:15 | 政治

 それこそ前川前文科省事務次官の言ではないが、安倍晋三政権になってから国会審議が歪められている。

 特定秘密法、安全保障関連法、そうして今回の共謀罪法など、次々と将来、日本が不安になりそうな法案が強行採決された。

 右翼サイドからすると安倍首相は実行力があり素晴らしいと称賛されているだろう。

 一方で、強権的で戦後培った民主主義をないがしろにする恐ろしい右翼首相と忌み嫌う国民も多いに違いない。

 戦後レジュームを打破することを政治姿勢とする安倍首相の破天荒な制度が、将来の日本を良くするか悪くするかは、今後の歴史の進展に委ねるしかないが、悪くなってしまってからもうあと戻りできないことは敗戦の歴史が実証している。

 このような安倍政権の強権政治が何故まかり通っているのか。言うまでもなく安倍1強と言われるように国会で自民党、公明党の連立与党が衆参両院とも絶対多数を握っているからだ。

 何故安倍1強が形作られたか。テレビで政治評論家が述べていたのは、1つに小選挙区制度、2つに内閣人事局の掌握、3つにはメジィアの分断に成功したこと。の三種の神器を握ったことだという。

 この三種の神器についての詳細は別に語るとして、これ以外では、公明党が自民党の「下駄の雪」と揶揄されるように、国政選挙における自民党への選挙協力が、自民党に大きな力を貸しているからだろう。

 若し、公明党の支持母体の創価学会が自民党への選挙協力から手を引けば、安倍1強は成り立たないことは、衆参両院の選挙結果分析で明確になっている。

 安倍1強も元を正せば公明党のおかげであり、安倍氏は創価学会に足を向けて寝られないと思うし、反面、平和の党を自認する公明党は「天に唾」していないか自戒することが必要ではなかろうか。「関連:6月17日

 

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