正さん日記

世の中思いにつれて

ネゲセ(エチオピア)が初優勝、日本人トップの今井が、歴代6位のタイムで7位入賞=東京マラソン

2015-02-22 15:57:07 | スポーツ

 

 今日午前、第9回東京マラソンが、東京都庁から東京ビッグサイトまでの42・195キロのコースで、今夏の世界選手権北京大会の日本代表選考会を兼ね、アフリカ勢を中心に、4分台の選手5名を含めた海外の有望選手が参加して行われ、男子はエンデショー・ネゲセ(エチオピア)が2時間6分00秒で初優勝。2位は、ロンドン五輪金メダルのスティーブン・キプロティク(ウガンダ)が2時間6分33秒で、3位には昨年優勝のディクソン・チュンバ(ケニア)が2時間6分34秒で入った。

 日本勢では、初代箱根駅伝の山の神今井正人(トヨタ自動車九州)が、2時間7分39秒で日本人トップの7位に入った。日本人2位に、一般参加の佐野広明( Honda)が2時間9分12秒で総合9位、3位には、同じく一般参加の五ヶ谷宏司 (JR東日本)が2時間9分21秒の総合11位で入った。

 今大会も海外の強豪選手がそろい、序盤から1キロ3分を切るペースでレースが展開されたが、20キロ過ぎまでは30人近い選手が先頭集団を形成した。そこから徐々に遅れる選手が出始めると、日本人選手では今井のほか、佐野、五ヶ谷、佐藤悠基(日清食品グループ)らが外国人選手に混じり、粘りの走りを見せた。

 しかし、30キロを過ぎペースメーカーが外れると、ケベデ、キプロティチらが前に出てペースを作り、日本人選手は今井のみがその集団についていく。最後は1キロ2分台で走るネゲセが独走状態となりトップでゴール。今井は最後まで粘りの走りを見せ、12年の藤原新(ミキハウス)以来となる2時間7分台(2時間7分39秒)の日本歴代6位の記録でゴールした。

 今井は、なんとか先頭グループにいたが、終盤は力の差でついていけず、それでも何人か脱落してきた外国人を捉えて7位に入ったことは相当自信に繋がったのではなかろうか。

 しかし、一般参加の佐野、五ヶ谷が健闘したが、日本人招待選手の松村康平(三菱重工長崎)、藤原新(ミキハウス)、山本亮(SGHグループ)らは早々と脱落、日本長距離界をけん引する佐藤悠基(日清食品グループ)も中盤まで持つのがやっとだった。

 女子は昨年2位のベルハネ・ディババ(エチオピア)が2時間23分15秒で初優勝。扇まどか(十八銀行)が2時間30分25秒で日本勢最高の7位だった。車いす女子では土田和歌子(八千代工業)が8連覇を達成した。

 今年の東京マラソンには30万人が応募、外国人5千人を含め3万6千人がエントリーした。(写真:男子日本選手トップの7位でゴールする今井=毎日)「関連:2014年2月23日

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする