正さん日記

世の中思いにつれて

滋賀県知事選、反政府・反自公の三日月氏が初当選

2014-07-14 14:11:39 | 政治

 

 任期満了に伴う滋賀県知事選挙が昨日行われ、現嘉田由紀子知事の後継で無所属新人の前民主党衆院議員三日月大造氏(43)が、自民、公明推薦の元経済産業省官僚の小鑓隆史氏(47)、共産推薦の共産党県常任委員の坪田五久男氏(55)の無所属新人2人を破り、初当選した。

 安倍晋三内閣が、集団的自衛権行使容認を閣議決定した後、間もない、初の大型選挙で注目され、自民、公明、民主各党の大物議員も応援に駆け付け、投票日まで激戦となった。そんな中で、与党推薦候補が敗北したことは、今後の政権運営に少なからず影響をもたらすことは間違いない。

 集団的自衛権もそうだが、特に、原子力発電について、三日月氏は最終的には稼働停止を唱えている。隣県福井には、敦賀、大飯原発など4原発があるだけに、原発に否定的な知事誕生は、原発温存と海外輸出を狙う安倍政権にとっても、ゆるがせにできない事態だ。

 また、今後、原発が最大論点になる福島県、基地問題が最大の争点になる沖縄県知事選挙を今年中に控え、安倍政権にとっては、今回の敗北は痛いことは間違いない。

 その上、今回の敗因には、石原伸晃環境相の金目発言や、国会、東京都議会における自民党議員の女性に対するセクハラヤジ問題など、石破茂幹事長も言っているように、政府自民党のおごりが、選挙結果に影響したことは否めず、今まで順調満帆だった安倍・自公政権のほころびが切れてきた証かもしれない。

 今日は衆議院、明日は参議院で、集団的自衛権行使容認の閣議決定に対する集中審議が行われているが、議論を聞いていても、政府の答弁に相当無理がある。しかし、安倍内閣の支持率はやや減少したが、それでも自民党支持率と併せ、まだまだ高水準に高止まりしている。

 ただ、今度の滋賀県知事の敗北が、政府・自民党の後退の前ぶれになる可能性も否定できない。

 

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ドイツ、延長後半得点、アルゼンチンに勝ち4度目の優勝

2014-07-14 11:23:20 | スポーツ

  

 6月12日(日本時間13日)から、ブラジルで行われていた2014年FIFA・W杯は、13日午後4時(日本時間14日午前4時))リオデジャネイロのマラカナン競技場で決勝戦が行われ、ドイツが延長戦後半8分、途中出場のゲッツエが見事にゴールを決め、1-0でアルゼンチンを下し、1990年のイタリア大会以来24年ぶりに4回目の優勝を果たした。南米で行われたW杯で、南米勢以外の国の優勝は初めてだ。

 W杯決勝で、ドイツ対アルゼンチンの対戦は、西ドイツ時代を含め、1886年、1990年に続き、今回が3回目だが、1986年はアルゼンチンが、西ドイツを3-2で破り2回目の優勝、1990年は、逆に西ドイツが1-0でアルゼンチンに勝って3回目の優勝を成し遂げた。

 今回のドイツの優勝は、統一ドイツになって初めてで、その点でも、ドイツ国民にとってはひときわ感慨深いものがあったろう。

  また、昨日行われた3位決定戦は、オランダが3-0でブラジルを下した。ブラジルは、準決勝のドイツ戦惨敗の後遺症が残っていたのか、この試合も無残な結果となり、開催国として、長い歴史にも残る屈辱的な終焉となった。

  日本は、第一次予選、2敗1引き分けで、C組最下位で、早々と敗退した。各国とも、4年後の2018年ロシア大会までに、体制を整えて、再度挑むことになる。

 (写真:左は 優勝を決めて喜ぶドイツの選手たち、右は優勝を決め、喜ぶクロース(背番号18)ら選手たち:毎日新聞)「関連:7月11日

 

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